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ミャンマー地図
バガン地図
バガン(英語:Bagan)は、ミャンマー中央部(行政的にはマンダレー管区)にある古代都市の遺跡です。カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥールと並ぶ、世界三大仏教遺跡のひとつです。数多くのパゴダや寺院が林立し、その多くは11世紀から13世紀に造られたものです。
このバガン遺跡は、現在のミャンマーの領域とほぼ重なる地域を最初に統一したビルマ族の王朝であるパガン王朝の王都が置かれた都市遺跡です。9世紀から13世紀までこの場所に都があったとされており、バガン王朝が最盛期であった11世紀から13世紀の時代には、バガン平原だけで仏教寺院とパゴダ(仏塔)および僧院が 1万以上あったとされています。栄華を極めたパガン王朝も、1287年のモンゴル襲来で王都バガンまで制圧される事態となり、衰退が始まり、1314年に名実ともに王朝は終焉を迎えました。その後、都市は政治的な地位を失ったものの、仏教センターとしての機能は持ち続けたようです。現在のバガン遺跡には、2200以上とされる寺院やパゴダが残されています。1975年の地震以降の修復で「バガン王朝時代の建築を無視して再建された」とか展望台が出来たなどの理由で世界遺産登録は却下されたようですが、素人の目にはとても素晴らしい遺跡です。林立するバゴダが堪らなかったです・・・。
バガン地図(Map of Bagan, Mandalay Region, Myanmar)
地図サイズ:640ピクセル X 640ピクセル
バガン詳細地図(Map of Bagan, Mandalay Region, Myanmar)
バガンの交通機関と遺跡群
- バガンの交通機関
- ニャウンウー空港(バガン空港)
- バガン遺跡の主要な寺院
- オールド・バガン(バガン旧市街、Old Bagan)
- アーナンダー寺院 / Ananda Temple:チャンズィッター王(Kyanzittha)によって1090年建築、写真
- ゴードーパリィン寺院 / Gawdawpalin Temple:ナラパティシードゥー王によって建築が開始されナンダウンミャー(ティーローミンロー王?)の時代に完成、1975年の地震で崩壊し、その後再建、写真
- タビィニュ寺院 / Thatbyinnyu Temple:バガン遺跡で最も高い寺院跡(高さ61メートル)、アラウンシードゥー王(Alaungsithu)によって12世紀に建築、写真
- ダマヤンヂー寺院 / Dhammayangyi Temple:バガンで最も大きな寺院跡、ナラトゥ王(Narathu)によって1165年に建築が開始(未完成)、写真
- シュエグーヂー寺院 / Shwegugyi Temple (Shwegu Gyi Phaya):アラウンシードゥー王によって1131年に建築が開始され、彼の死後に完成
- シュエサンドー・パゴダ / Shwesandaw Pagoda:アノーヤター王によって1070年建築
- ナッフラウン寺院 / Nathlaung Kyaung Temple:11世紀中頃に建立されたヒンドゥー教寺院
- ブーパヤー・パゴダ / Bupaya Pagoda (Bu Paya):ピュー様式の仏塔、850年に建造、1975年の地震で崩壊し、その後再建(金メッキ)
- マハーボーディー寺院 / Mahabodhi Temple:インドのブッダガヤにある大菩提寺(マハーボーディー寺)を模して1218年に建築
- タラバー門 / Tharabha Gate:ピンビャー王(Pyinbya)が850年に建造させた城壁の門
- ニャウンウー村とウェキイン村(Nyaung-U Village (Nyaung Oo) & Wetkyi-In Village)
- ウパーリ戒壇(ウパリ・ティン、Upali Thein):13世紀中頃に高僧ウパーリによって建築、写真
- シュエジゴン・パゴダ / Shwezigon Pagoda:アノーヤター王(Anawrahta)によって建築が開始され、チャンズィッター王の時代の1102年に完成、写真
- ティーローミンロー寺院 / Htilominlo Temple:ティーローミンロー王によって1218年建築
- ミンカバー村(Myinkaba Village)
- ナンパヤー寺院 / Nanpaya Temple:1060年から1070年頃に建築されたモン様式の寺院、捕虜となってバガンに暮らしたモン族のマヌーハ王の住居跡に建てられたと伝えられています。写真
- マヌーハ寺院 / Manuha Temple:モン族のマヌーハ王によりバガン近郊のミンカバ(Myinkaba)に建築、写真
- ミンガラーゼディ・パゴダ / Mingalazedi Pagoda:ナラティーハパテ王(タヨウピイェー王、Narathihapate)によって1268年から1274年に建築、写真
- ミャゼディ・パゴダとミャゼディ碑文 / Myazedi Pagoda & Myazedi inscription:1113年、別名「ビルマのロゼッタストーン」とも呼ばれ、ピュー語・モン語・古ビルマ語・パーリー語でチャンズィッター王の息子であるラジクマール王子(Rajakumar)が建立したグービャウジ寺院(Gubyaukgyi Temple)について記載されています。
- ニュー・バガン(バガン・ミョーチット村)とティリピセヤ村と(Bagan Myothit & Thiripyitsayar Village)
- セィンニェ・アマ寺院 / Seinnyet Ama Temple:13世紀、写真
- セィンニェ・ニィーマ・パゴダ / Seinnyet Nyima Pagoda
- ローカナンダ・パゴダ / Lawkananda Pagoda (Loka Nanda):アノーヤター王によって創建
- ミンナントゥ村(Minnanthu Village)
- スラマニ寺院 / Sulamani Temple:ナラパティシードゥー王によって1183年に建築
- パヤトンズ寺院 / Payathonzu Temple (Paya Thone Zu):1200年頃に建築
- アナウップワーソー村(Anauk Pwa-saw (West Pwazaw Village))
- ダマヤッズィカ・パゴダ / Dhammayazika Pagoda:ナラパティシードゥー王(チャニャスー2世、Narapatisithu)によって1196年から1198年に建築
- その他地域
- タンチーダウン・パヤ / Tan-chi-daung Paya:アノーヤター王の時代にエーヤワディー川(イラワジ川)西岸に建築
- トゥィウィンダウン・パヤ / Tu-ywin-daung Paya:アノーヤター王の時代にバガンの東端に建築
ミャンマーにおけるバガンの場所が判る地図
地図サイズ:360ピクセル X 560ピクセル
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