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ミャンマー地図


 ミャンマー(英語:Myanmar)は、正式にはミャンマー連邦共和国(英語:Republic of the Union of Myanmar、ビルマ語:ပြည်ထောင်စု သမ္မတ မြန်မာနိုင်ငံတော်)、 なお 1989年までの英語での正式名称は「Burma(ビルマ)」と呼ばれていました。東南アジアのインドシナ半島西部に位置する共和制国家(1948年1月4日にイギリスから独立)です。面積 676,579平方キロメートル(261,229平方マイル)、面積では東南アジア大陸部で最大の国(世界では 39番目)で、人口は 55,770,232人(2022年推計、世界 26位)です。最高峰はカカボラジ山 (Hkakabo Razi、標高 5,881メートル、ミャンマーのみならず東南アジアの最高峰)です。北西はインドバングラデシュ、北から北東は中国、東の一部でラオス、南東にタイ、南と南西はアンダマン海とベンガル湾に接しています。首都はネピドー(Naypyidaw)、最大都市はヤンゴン(Yangon、2006年まで首都、旧名:ラングーン)です。他の主要都市や観光地としてはマンダレー(Mandalay)、シットウェ(旧アキャブ)、ダウェイ(旧タヴォイ)、タンリン郡区(旧シリアム、ティラワ港)、バガンバゴーパテインミェイク(旧メルギー)、メイッティーラモーラミャインモンユワなどがあります。
 この地域の初期の文明には、上ミャンマーのチベット・ビルマ語を話すピュー都市国家と下ミャンマーのモン王国がありました。9世紀にはビルマ人がイラワジ川上流域に入り、1050年代にパガン王国(1044年~1314年)が建国されると、ビルマ語とビルマ文化、上座部仏教が徐々に支配的となりました。パガン王国はモンゴルの侵略により滅亡し、ビルマは分裂し、国々が競い合う時代が続きました。16世紀にはタウングー王朝によって再統一され、この国は短期間ではあるが東南アジア史上最大の帝国となりました。19世紀初頭のコンバウン王朝は現在のミャンマーを含む地域を支配し、短期間ではありますがインドのアッサム、ルシャイ丘陵、マニプールも支配しました。19世紀の 3度の英緬戦争の後、イギリス東インド会社がミャンマーの行政を掌握し、この国はイギリスの植民地となりました。第2次世界大戦(太平洋戦争)での短期間の日本軍占領の後、ミャンマーは連合国によって再征服されました。1948年1月4日、ミャンマーは 1947年のビルマ独立法(Burma Independence Act 1947)の条項に基づいて独立を宣言しました。
 ミャンマーの独立後の歴史は、今日に至るまで続く不安定な状況と国内紛争によって波乱が続いています。1962年ビルマクーデター(ビルマ国軍の最高司令官ネウィンが文民政権のウー・ヌ政権を転覆、その後 26年間ネウィンによる独裁政権が続く)により、ビルマ社会主義計画党による軍事独裁政権が誕生しました。1988年8月8日の 8888民主化運動(国民的な民主化要求運動、ネウィン退陣)により、2年後には名目上は複数政党制に移行しましたが、民主化運動後の軍事評議会は権力の譲渡を拒否し、現在まで国を統治し続けています。同国は、無数の民族グループ間の民族紛争によって引き裂かれており、世界で最も長く続いている内戦の一つです。国連および他のいくつかの組織は、同国における継続的かつ組織的な人権侵害を報告しています。2010年の総選挙後、2011年に軍事政権は正式に解散され、名目上は文民政府が樹立されました。アウンサンスーチー氏と政治犯が釈放され、2015年のミャンマー総選挙が実施されたことで外交関係は改善し、経済制裁は緩和されましたが、特にロヒンギャ紛争に関連した同国の少数民族に対する扱いは、国際的な緊張と動揺の源であり続けています。2020年のミャンマー総選挙では、アウンサンスーチー氏の政党が両院で過半数を獲得しましたが、その後、ミャンマー軍(タマドー)が再びクーデターで権力を掌握しました。国際社会から広く非難されたこのクーデターは、ミャンマー国内で継続的な大規模な抗議活動を引き起こし、軍による暴力的な政治弾圧と、より大規模な内戦の勃発を招いています。軍はまた、アウンサンスーチー氏を政治活動から排除するために逮捕し、汚職からCOVID-19対策違反に至るまでの罪で起訴しました。独立した報告者によると、スーチー氏に対する告発はすべて「政治的動機によるもの」だとされています。
 ミャンマーは東アジアサミット、非同盟運動、ASEAN、BIMSTECのメンバーでありますが、かつてイギリス帝国の一部であったにもかかわらず、英連邦のメンバーではありません。ミャンマーは上海協力機構の対話パートナーです。同国はヒスイ、宝石、石油、天然ガス、チーク材、その他の鉱物などの天然資源が非常に豊富で、再生可能エネルギーにも恵まれており、大メコン圏の他の国と比較して太陽光発電の潜在能力が最も高い国です。しかし、ミャンマーは長い間、不安定さ、派閥間(民族間)の暴力、汚職、インフラの貧弱さ、そして人間の開発をほとんど考慮しない植民地搾取の長い歴史に苦しんでいます。2013年のGDP(名目)は 567億米ドル、GDP(購買力平価)は 2215億米ドルです。ミャンマーの所得格差は世界でも最も大きい部類に入り、経済の大部分は軍事政権の関係者によって支配されています。ミャンマーは最も発展が遅れている国の一つです。2021年以降、クーデター後の内戦によりミャンマー全土で 60万人以上が避難を余儀なくされ、300万人以上が人道支援を切実に必要としています。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、2024年12月時点で 130万人以上が難民および亡命希望者であり、350万人が国内避難民となっています。
 
ミャンマー地図(日本語表記)
ミャンマー地図
地図サイズ:560ピクセル X 1024ピクセル
 
上記以外のミャンマー地図: ミャンマー白地図ミャンマー地方行政区分地図(州と管区)、 ミャンマー10大都市地図ミャンマー河川地図ミャンマーと周辺国の地図ミャンマー気候区分地図ミャンマー空港地図ミャンマー地図(PDF版)
 
ミャンマーの主要都市と観光名所の地図: ヤンゴン(Yangon:ミャンマーの最大都市(人口 4,572,948人))、 マンダレー(Mandalay:ミャンマー第二の都市(人口 1,237,028人))、 ネピドー(Naypyidaw:ミャンマーの首都(人口 924,608人))、 バガン(Bagan:世界三大仏教遺跡)、 カレー(Kalay)、 コータウン(Kawthaung)、 サガイン(Sagaing)、 サンドウェ(Thandwe)、 シットウェ(Sittwe)、 タイチー(Taikkyi)、 ダウェイ(Dawei、旧タヴォイ)、 タウンジー(Taunggyi)、 タウングー(Taungoo)、 タチレク(Tachileik)、 タンリン(Thanlyin)、 チャイントン(Kyaingtong)、 パアン(Hpa-An)、 バゴー(Bago)、 パコック(Pakokku)、 ハッカ(Hakha)、 パテイン(Pathein)、 バモー(Bhamo)、 ピイ(Pyay)、 ピン・ウー・ルウィン(Pyin Oo Lwin)、 ヒンタダ(ヘンザダ、Hinthada)、 ピンマナ(Pyinmana)、 プータオ(Putao)、 マグウェ(Magway)、 ミェイク(Myeik、旧メルギー(Mergui))、 ミッチーナー(Myitkyina)、 ミャウウー(Mrauk U)、 ミャワディ(Myawaddy)、 ミンジャン(Myingyan)、 ミンブ(Minbu)、 ムセ(Muse)、 メイッティーラ(Meiktila)、 モゴック(Mogok)、 モーラミャイン(Mawlamyaing)、 モンユワ(Monywa)、 ラーショー(Lashio)、 ロイコー(Loikaw)
 
ミャンマーの主要都市が記されたミャンマー地図(日本語表記)
主要都市が記されたミャンマー地図、日本語表記
地図サイズ:294ピクセル X 639ピクセル
 
ミャンマー世界遺産地図
ミャンマー世界遺産地図
ミャンマー白地図
ミャンマー白地図
ミャンマー10大都市地図
ミャンマー10大都市地図
ミャンマー主要都市地図(地点のみ)
ミャンマー都市地図(地点のみ)
ミャンマー主要都市地図(英語都市名入り)
ミャンマー主要都市地図(英語)
ミャンマー主要都市地図(日本語都市名入り)
ミャンマー都市地図(日本語名)
ミャンマー地方行政区分地図
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ミャンマー河川地図
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ミャンマー道路地図
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ミャンマーと周辺国の地図
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ミャンマー気候区分地図
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ミャンマー空港地図
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ミャンマー地図
ミャンマー地図
地図サイズ:360ピクセル X 560ピクセル
 
東南アジアにおけるミャンマーの位置が判る地図
東南アジアにおけるミャンマーの位置
 
ミャンマー地図(Google Map)
 
ミャンマーの地図を掲載しているWebサイトのリンク集です。このクラスの国にしては、ネット上に多く有用な地図があります。
画像またはテキストをクリックすると、新しいWindow が開き、該当するWebサイトへジャンプします。
ミャンマー詳細地図
アジアとミャンマー 日本とミャンマーの位置関係
 
「日本とヨーロッパ」「アジア大陸におけるミャンマーの位置」「ミャンマー拡大図」の3つの地図があります。
ミャンマー地図 ミャンマー地図(Myanmar)
 
World Atlas の英語ページです。
ミャンマーについての詳細な説明もあり便利です。
「Myanmar Republic Outline Map」をクリックするとミャンマーの白地図も見られます。
ミャンマー地図 ミャンマー地図
 
英語ページです。
ミャンマーの観光エリアの役立つ地図があります。
マンダレー(Mandalay)、バガン(Bagan)、インレー湖(Inle)、バゴー(Bago)、ミャウー(Mrauk-U)、チャイティーヨ(Kyaikhtiyo)、ミングン(Mingun)、サガイン(Sagaing)、アマラプラ(Amarapura)の地図があります。
ヤンゴン地図 ヤンゴン地図(Yangon)
 
在ミャンマー日本国大使館附属 ヤンゴン日本人学校のサイトです。
ヤンゴン全体地図(簡易)とヤンゴン大学周辺・チャウダッジーパゴタ周辺、日本大使館周辺、日本人学校周辺、ダウンタウン周辺の詳細地図があります。
マンダレー地図 マンダレー地図(Mandalay)
 
英語ページです。
詳細なマンダレー地図です。マンダレーの概要も書かれています。
Myanmar Map(ミャンマー地図)、Yangon Map(ヤンゴン地図)、Mandalay Map、Bagan Map(バガン地図)、Mrauk-U Map、Amarapura Map(アマラプラ)、Taunggyi Map(タウンジー)、Pyin-Oo-Lwin Map(ピン・ウー・ルウィン)、Inlay Map(インレー湖)、Sittwe Map(シットウェ)の地図や写真・旅行ガイドもあります。
バガン地図 バガン地図(Bagan)
 
英語ページです。
バガン遺跡に点在するパゴタの位置がわかります。GIFデータの地図のため綺麗です。
ヤンゴン(Yangon Map)、マンダレー(Mandalay Map)、インレー湖(Inle Lake Map)、ガパリ(Ngapali Map)、ミャウー(Mrauk U Map)の地図もあります。
チャイティーヨ地図 チャイティーヨ地図(Kyaikhtiyo)
 
英語ページです。
ページ上部の日の丸をクリックすると日本語ページへ移動できます。ミャンマー観光情報が豊富です。ただし、機械翻訳のため、チョットいけてないです。
在日ミャンマー大使館地図 在日本 ミャンマー大使館
 
住所は、東京都品川区北品川 4丁目 8-26 です。
ミャンマー大使館の最寄駅は、JR大崎駅/京急本線北品川駅です。
地図はこちらをご覧ください。
ホテル地図
ミャンマー ホテル予約 ミャンマー ホテル予約(HotelClub)
シャン州、チャイティ、バガン、パテイン、プロム、マンダレー、モワラミャイン、ラカイン州、ヤンゴン のホテルがあります。
 
ホテル地図はありませんが、高級/中級ホテルを中心としたラインナップが充実しています。
掲載都市の数が多いです。マイナーと思われる地域のホテルも大丈夫です。
HotelClubは優れたサービスと割引ホテル料金を提供し、122カ国40,000軒以上に及ぶホテルのオンライン予約を扱っています。
交通機関
ヤンゴン空港地図 ヤンゴン空港地図(Yangon Airport)
 
英語ページです。
国際線ルート ミャンマー国際航空 国際線ルートマップ
 
ミャンマー国際航空の公式日本語サイトです。タイムテーブルもあります。
2005年現在、ヤンゴン<->バンコク、シンガポール、クアラルンプール、香港、デリー(インド)線を運行しています。機体はすべて、MD82型機
 
引用「航空機は5年以内の機体であり経験豊かな外国人コックピットクルーによりフライトされ、又、全ての技術者及び専門スタッフも熟練した外国人業務員で、飛行運行業務及びメンテナンス支援は経営パートナーである、リージョン・エアー(本社、シンガポール)により行われています。」と安全を強調しています。
ヤンゴン環状線 ヤンゴン環状線 路線図(Yangon Loop Line)
 
ミャンマー現地情報のヤンゴンナウのサイトです。
 

 
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