インドの首都ニューデリー(New Delhi)郊外に位置するインディラ・ガンジー国際空港(Indira Gandhi International Airport, IATA: DEL)は、インド国内へのゲートウェイとなる空港で、ニューデリー市街中心部から南西へ約16kmの場所(ウェスト・デリー = West Delhi)に位置しています。国内線の空港(パーラム空港)は、国際線ターミナルから6キロメートル離れた場所にあります。空港名は、インディラ・ガンジー元首相に因んで名付けられたものです。インディラ・ガンジー国際空港は、一日当たりの航空機の発着回数がインド最大、旅客数はインド最大の経済都市ムンバイにあるチャトラパティ・シヴァジー国際空港に次いで南アジアで2番目に利用客の多い空港です。2010年7月14日に新しいターミナル3が開業し、インディラガンジー国際空港は約4600万人の旅客を取り扱うことが出来るようになり、インドを含めた南アジア地域の最大かつ最重要のハブ空港となっており、このニューデリーにある空港とムンバイのチャトラパティ・シヴァジー国際空港を合わせた旅客数は南アジア全体の半分以上となっています。2030年には、1億人以上の旅客能力となる予定です。2009年は、年間旅客数が26,120,000人、航空機の離着陸回数が240,000回、航空貨物取扱高が490,000トンとなっています。2010年4月から11月までの統計によれば、チャトラパティ・シヴァジー国際空港を抜きインドで最も多くの旅客に利用されました。
インディラ・ガンジー国際空港は、インドの首都圏にある主要な空港で、民間航空機のハブ空港として機能しています。かつては空港管制をインド空軍が運営していましたが、インド空港局(Airport Authority of India)に移管され、さらに2006年5月にはインドのインフラ会社であるGMRグループの「デリー国際空港株式会社(Delhi International Airport Limited =DIAL)」に移管されています。
2007年には旅客数が年間2300万人となり、今後の拡張により2030年には旅客対応能力が1億人以上になる計画です。ニューデリーで2010年に開催された第19回コモンウェルスゲームズ(2010 Commonwealth Games、英連邦に所属する国と地域が参加する総合競技大会)にあわせて開業した第3ターミナルビルによって約3400万人の旅客対応が可能となりました。インディラ・ガンジー国際空港の第3ターミナル全世界で8番目に巨大な旅客ターミナルです。2008年9月には長さ4430メートルの長距離滑走路の運用が始まりました。インディラ・ガンジー国際空港は、「世界で四番目に良い空港(旅客数1500万~2500万人クラスの空港として)」「アジア太平洋地域で最も改善された空港」として空港国際協議会(Airport Council International)から表彰されています。
名前:インディラ・ガンジー国際空港 / 英語:Indira Gandhi International Airport / ヒドゥー語:इन्दिरा गाँधी अंतर्राष्ट्रीय हवाई अड्डा
アショカ・カントリー・リゾート / Ashok Country Resort New Delhi:インディラガンジー国際空港から4kmの場所に位置する、このホテルはショッピングエリアと商業地区から16kmの距離にあります。客室は衛星テレビ・冷蔵庫・電話・紅茶やコーヒーメーカーなどの多数のアメニティーを備えています。
グランドホテル / Grand Hotel New Delhi:ニューデリーに位置し、ホテルは商業地から20分です。空港から8km、市街地中心部5kmです。ホテルは静穏な環境の中で各種の料理を出すレストランがあります。