レオナルド・ダ・ビンチ国際空港(イタリア語:Aeroporto Leonardo da Vinci di Fiumicino, IATA: FCO)は、「フィウミチーノ空港(Fiumicino Airport)」とも呼ばれ、2008年には年間間旅客数が3522万人に達しました。2009年の統計では、世界で27番目の空港となっています。空港は、ミラノのミラノ・マルペンサ国際空港と並び、イタリア最大級の空港に一つであり、アリタリア航空のハブ空港になっています。この空港は、イタリアの首都ローマの中心部にある歴史地区から南西へ約35kmの場所(フィウミチーノ市)に位置しています。空港名は、15世紀にイタリアの生んだ世界的な芸術家であり科学者であったレオナルド・ダ・ビンチ(Leonardo da Vinci)に由来しています。ダ・ビンチは、ヘリコプターの原型を考案したり、オーニソプターと呼ばれる羽ばたき式飛行機の設計図を描くなど飛行技術に興味を持っていたことでも知られています。
このレオナルド・ダ・ビンチ国際空港は、手狭となったチャンピーノ空港に代わる新空港として1961年1月15日に開港しました。開港当初は2本の滑走路でしたが、拡張工事により現在では4本の滑走路(3,309m、3,900m、3,900m、3,600m)があります。
名前:レオナルド・ダ・ビンチ国際空港(フィウミチーノ空港) / イタリア語:Aeroporto Leonardo da Vinci di Fiumicino / 英語:Rome Leonardo da Vinci Fiumicino Airport
所在地:イタリア ラツィオ州フィウミチーノ市 / Via dell'Aeroporto di Fiumicino, 320, 00054 Fiumicino, RM (Lazio), Italy エリア:ローマ市街中心部から南西へ35キロメートル、フィウミチーノまで4キロメートル、モンテロトンド(Monterotondo)まで41キロメートル、チヴィタヴェッキア(Civitavecchia)まで50キロメートル、ラティーナ(Latina)まで65キロメートル
フィウミチーノ空港 地図(Map of Rome Leonardo da Vinci Fiumicino International Airport, Rome, Italy)、レオナルド・ダ・ビンチ空港 詳細地図