ハイデラバード国際空港(Hyderabad International Airport、IATA: HYD, ICAO: VOHS)は、インド南東部のアーンドラ・プラデーシュ州の州都ハイデラバードにある空港で、ハイデラバード市街中心部から南南西へ約18kmの場所(シャムシャバード = Shamshabad)にある空港です。なおハイデラバード国際空港という名前は通称で、正式名称は「ラジーヴ・ガンディー国際空港(Rajiv Gandhi International Airport)」となっており、インド第9代首相(在任期間:1984年10月31日 – 1989年12月2日)のラジーヴ・ラトナ・ガンディー(Rajiv Ratna Gandhi、インドの初代首相ネールの孫であり、インド第8代首相インディラ・ガンディーの長男)に因んだ名称です。
かつてハイデラバードの玄関口となっていたのは、市街中心部に比較的近い場所にあったベーガムペート空港でしたが周辺に市街地が広がっており拡張が困難なため、シャムシャバードにこの新しいハイデラバード国際空港が2008年3月23日に開港しました。この空港は、コーチン国際空港に次いでインドでは2例目の官民共同出資による空港です。2010年4月から11月までの統計によれば、インド国内で6番目に旅客数の多い空港となっています。
このハイデラバード国際空港は、Airport Service Quality (ASQ) によるランク付けで、ソウルの仁川国際空港、シンガポールのチャンギ国際空港、香港の香港国際空港、北京の北京首都国際空港と並ぶ世界トップ5の空港となっています。空港には、ジェット・エアウェイズ航空(Jet Airways)とキングフィッシャー航空(Kingfisher Airlines)が焦点都市として乗り入れています。
名前:ハイデラバード国際空港 / Hyderabad International Airport (Rajiv Gandhi International Airport) / テルグ語:రాజీవ్ గాంధీ అంతర్జాతీయ విమానాశ్రయము / ウルドゥー語:راجیو گاندھی بین الاقوامی ہوائی اڈےاڈے / ヒンドゥー語:हैदराबाद अंतर्राष्ट्रीय विमानक्षेत्र