マクタン・セブ国際空港(Mactan-Cebu International Airport, IATA: CEB)は、フィリピンの中部ヴィサヤ地方セブ都市圏にあるマクタン島ラプラプ市に位置しています。フィリピン国内では、首都マニラにあるニノイ・アキノ国際空港に次いで二番目の規模をもつ空港です。2009年の統計によれば、年間旅客数は4,394,825人、航空機の離着陸回数は46,206回、航空貨物取扱高は45,403トンとなっています。空港は、マクタン・セブ国際空港公社(Mactan-Cebu International Airport Authority = MCIAA)によって運営されています。マクタン・セブ国際空港では、毎週600便のフライトがあり、毎日1万人の乗客に利用されています。フィリピン中部の中心都市セブ・シティへはマクタン・マンダウエ大橋(Mactan-Mandaue bridge)を使って簡単にアクセスできます。アジア・太平洋地域の主要都市へ3時間から4時間で行くことが出来るため将来的には重要なハブ空港になりうる可能性を持った空港です。
このセブにあるマクタン・セブ国際空港には、3300メートルの滑走路が一本と大きなエプロンや誘導路があり、空港の敷地面積は797ヘクタールとなっています。空港ターミナルビルは、国内線ウィングと国際線ウィングがあり、年間450万人の旅客に対応する能力があります。主に国内線で使用される小型ジェット旅客機(A319, A320, A321, B737など)から国際線で使用される大型ジェット旅客機(A300, A330, A340, B777, B747など)の離着陸が可能です。マクタン・セブ国際空港のレポートによれば、一日当たり161回の離着陸があり、その割合は民間商用航空機が54%を占め、その他46%が軍用およびプライベートでのフライトとなっています。
直近15年間のデータでマクタン・セブ国際空港は、国際線で旅客数が年間21%増加し、国内線では年間5%増加となっています。現在この空港には、14の旅客向け航空会社と3つの貨物航空会社が就航しています。
名前:マクタン・セブ国際空港 / フィリピン語(タガログ語):Paliparang Pandaigdig ng Mactan-Cebu / セブ語:Tugpahanang Pangkalibutanon sa Mactan-Sugbo / 英語:Mactan-Cebu International Airport