カティクラン空港(Caticlan Airport, IATA: MPH)は、フィリピン中部のパナイ島アクラン州マレイにある空港で、マレイの街から北東へ約6km、ビーチリーゾート地として世界的に有名なボラカイ島から南東へ約6kmの場所に位置しています。なおこの空港の正式名称は「ゴドフレッド P. ラモス空港」で、2002年11月8日にマレイ出身で元フィリピン国会議員のゴドフレッド P. ラモス(Godofredo P. Ramos)に因んで改称されました。この空港は、フィリピンで最高のリゾート地といわれるボラカイ島へのゲートウェイとなる二つの空港の一つ(あとのひとつはカリボ国際空港)です。フィリピンの空港基準では国内線空港の「第2種空港」という扱いになっています。
このカティクラン空港は、パナイ島ではイロイロ国際空港とカリボ国際空港に次いで3番目、フィリピン国内では11番目に旅客数(約53万人 = 2009年)の多い空港です。2009年の統計によれば、年間旅客数は538,832人、航空機の離着陸回数は23,868回、航空貨物取扱高は5,275トンとなっています。空港は、サウス・イースト・アジア航空(South East Asian Airlines)のハブ空港となっています。
名前:ゴドフレッド P. ラモス空港(カティクラン空港) / フィリピン語(タガログ語):Paliparang Godofredo P. Ramos / アクラン語(アクラン州で使用されている言語):Paeuparan it Godofredo P. Ramos / 英語:Godofredo P. Ramos Airport (Caticlan Airport)