ダバオ・シティ(ダバオ市、英語:Davao City, Philippines)、正式にはシティ・オブ・ダバオ(英語:City of Davao、セブアノ語:Dakbayan sa Dabaw; ヒリガイノン:Dakbanwa sing Davao; タガログ語:Lungsod ng Dabaw)は、フィリピン南部のミンダナオ島ダバオ地方にある高度に都市化された都市です。市の総面積は 2,443.61平方キロメートル(943.48平方マイル)で、土地面積の点ではフィリピン最大の都市です。ケソン・シティとマニラ・シティに次いでフィリピンで 3番目に人口の多い都市であり、ミンダナオ島、ダバオ地域、マニラ首都圏以外では最も人口の多い都市です。2020年の国勢調査によると、人口は 1,776,949人、ダバオ都市圏人口 1,991,457人(2020年統計)です。
ダバオ・デル・スル州最大の都市で、人口と面積の両面で同州最大の都市です。地理的にはフィリピン統計局によって同州の下に分類されていますが、同市は州とは独立して統治・管理されています。同市は 3つの選挙区に分かれており、さらに 11の行政区に細分化され、合計 182のバランガイがあります。20世紀初頭にマニラ麻(アバカ)プランテーションで日本人が入植し、1938年にはダバオに 1万8千人もの日本人が居住し、日本人街ミンタルがありました。