サンボアンガ(英語:City of Zamboanga、チャバカノ語/スペイン語:Ciudad de Zamboanga、セブアノ語:Dakbayan sa Zamboanga、タガログ語:Lungsod ng Zamboanga)は、フィリピン南部のミンダナオ島西部のサンボアンガ半島南端にある都市です。サンボアンガの人口は 861,799人(2015年現在)、ミンダナオ島ではダバオ・シティに次いで 2番目、フィリピン国内では 6番目に人口の多い都市です。サンボアンガの南から南西へスールー諸島が連なり、スールー諸島の先はにボルネオ島があります。サンボアンガはフィリピンでも古いスペイン植民都市で、現在でもスペイン・コロニアル様式の建築物が残されています。
サンボアンガの観光名所としては、ピラール要塞(ピラール砦、Fort Pilar)、サンボアンガ国立博物館、サンボアンガ市役所(City Hall、元総督府、アメリカ植民地時代の1907年築)、パソナンカ公園(Pasonanca Park)、無原罪のお宿りのメトロポリタン大聖堂(Metropolitan Cathedral of the Immaculate Conception、2000年完成)、ペティット・バラックス(Pettit Barracks、1899年11月15日にアメリカ軍がサンボアンガを占領後、アメリカ軍の兵舎)、ホアキン・F・エンリケス上院議員記念コンプレックス(Assemblyman Joaquin F. Enriquez Memorial Complex、57,500平方メートルのスポーツ施設)、タルクサンガイ・ビレッジ(Taluksangay Village、ムスリム地区、色彩豊かなモスクがあります)、ヤカン・ウェービング・ビレッジ(Yakan Weaving Village、ヤカン族の集落)などがあります。