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オセアニア地図
ツバル地図
ツバル（英語：Tuvalu）は、太平洋のオセアニアのポリネシア地域にある島国で、ハワイとオーストラリアのほぼ中間に位置しています。ソロモン諸島に属するサンタクルス諸島の東北東、バヌアツの北東、ナウルの南東、キリバスの南、ニュージーランド領トケラウの西、サモアとフランス領ウォリス・フツナの北西、フィジーの北に位置しています。
ツバルは、南緯 5度から 10度、経度 176度から 180度の間に広がる3つのサンゴ礁島と6つの環礁で構成されています。国際日付変更線の西側に位置しています。2017年の国勢調査では、ツバルの人口は 10,645人と判明しており、バチカン市国に次いで世界で 2番目に人口の少ない国となっています。ツバルの総面積は 26平方キロメートル（10平方マイル）です。
ツバルの最初の住民は、約 3000年前に始まったポリネシア人の太平洋への移住の一環として到着したポリネシア人です。ヨーロッパ人が太平洋諸島と接触するずっと前から、ポリネシア人は島々の間をカヌーで頻繁に航海していました。ポリネシア人の航海技術により、彼らは二重船殻の帆船カヌーまたはアウトリガーカヌーで綿密に計画された旅をすることができました。学者たちは、ポリネシア人がサモアとトンガからツバルの環礁に広がり、それがメラネシアとミクロネシアのポリネシア人辺境地へのさらなる移住の足がかりとなったと考えています。
1568年、スペインの探検家で地図製作者のアルバロ・デ・メンダーニャ・デ・ネイラ（Álvaro de Mendaña de Neira、1542年10月1日生～1595年10月18日没、ヨーロッパ人として初めて南太平洋のソロモン諸島とエリス諸島などに到達）は、南半球を探す遠征中にヌイ島を目撃し、この群島を航海した最初のヨーロッパ人として知られています。現在のフナフティ島は 1819年にエリス島と名付けられました。後に、イギリスの水路測量士アレクサンダー・ジョージ・フィンドレーによって、この島全体がエリス諸島と名付けられました。19世紀後半、イギリスはエリス諸島の支配権を主張し、自国の勢力圏内としました。1892年10月9日から 16日にかけて、HMS キュラコア（コーマス級コルベット、機帆船）のハーバート・ギブソン艦長は、エリス諸島のそれぞれをイギリスの保護領と宣言しました。イギリスは、エリス諸島をイギリス西太平洋地域（BWPT）の一部として管理するために駐在委員を任命しました。1916年から 1975年まで、これらの島々はギルバート諸島およびエリス諸島植民地の一部として管理されていました。
1974年に、ギルバート諸島とエリス諸島にそれぞれ独自の行政機関を設けるかどうかを決定する国民投票が行われました。その結果、ギルバート諸島およびエリス諸島植民地は 1975年10月1日に法的に廃止され、1976年1月1日に旧行政機関は正式に分離され、 キリバスとツバルという2つの別々のイギリス植民地が形成されました。1978年10月1日、ツバルは英連邦（Commonwealth of Nations）内の主権国家として完全に独立し、イギリス国王 チャールズ3世をツバル国王とする立憲君主制となっています。2000年9月5日、ツバルは国際連合（UN = United Nations）の 189番目の加盟国となりました。
これらの島々にはそれほど多くの土地がないため、国は食料を輸入と漁業に大きく依存しています。国際企業への漁業許可の認可、助成金や援助プロジェクト、貨物船で働くツバルの船員から家族への送金は、経済の重要な部分を占めています。ツバルは海抜の低い島国であるため、気候変動による海面上昇に対して非常に脆弱です。小島嶼国同盟（AOSIS = Alliance of Small Island States）の一員として、国際的な気候変動交渉に積極的に取り組んでいます。
主要都市の場所が判るツバル地図（日本語表記）
ツバルの主要集落
・フナフティ（Funafuti）：ツバルの首都、人口 4,492人
ツバルと周辺国の地図（Map of Tuvalu and neighboring countries）
ツバル隣接国（海を隔てて）：北から時計回りに、キリバス、ニュージランド領トケラウ諸島、フランス領ウォリス諸島、フランス領ホーン諸島、フィジー、ソロモン諸島
ツバル 地図（Map of Tuvalu）、Google Map
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