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メルボルン空港


概要

 メルボルン空港(Melbourne Airport,IATA: MEL )は、オーストラリア南東部ビクトリア州の州都メルボルンにある国際空港で、メルボルン中心部から北西へ22kmの場所(タラマリン = Tullamarine)に位置する、オーストラリア国内ではシドニー国際空港に次いで2番目に旅客数の多い空港です。2009年の統計によれば、年間旅客数は26,287,000人、航空機の離着陸回数は195,018回となっています。所在地の地名からメルボルン空港には「タラマリン空港(Tullamarine Airport)」の別名があります。かつては、エッセドン空港(Essendon Airport)がメルボルンの空の玄関口としして使用されていましたが手狭となり拡張が困難なことから、エッセドン空港から北西へ8kmの現在地に、1970年 このメルボルン空港が開港しました。この空港はメルボルン都市圏にある4つの空港の中で国際線のある唯一の空港です。
 メルボルンとシドニーの間を結ぶ航空路線は、世界で4番目に旅客数が多く、アジア太平洋地域では最も旅客数の多い路線です。メルボルン空港からの就航先としては、オーストラリア国内の全ての州と準州の7つの州都を含めた33都市への直行便があり、オセアニア、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカへの国際線があります。メルボルン空港は、カンタス航空(Qantas)とバージン・ブルー航空(Virgin Blue)が主要ハブ空港として利用しており、オーストラリアの格安航空会社であるジェットスター航空(Jetstar Airways)とタイガー・エアウェイズ・オーストラリア航空(Tiger Airways Australia)が拠点空港としています。2010年9月時点でこのメルボルン空港は、オーストラリアで最多の輸出航空貨物を扱う空港であり、輸入航空貨物ではオーストラリア第二位となっています。国内航空貨物の面では、航空貨物会社であるオーストラリアン・エアー・エクスプレス航空(Australian air Express)とトール・プライオリティー航空(Toll Priority)がこの空港に本部機能を置いており、オーストラリア国内にある他の空港よりも多くの国内貨物を取り扱っています。
 メルボルン空港は2003年に、国際線を運航する航空会社や旅行代理店などの国際的な業界団体であるIATA(International Air Transport Association = 国際航空運送協会)のイーグル賞、2つの政府観光局賞を受賞しています。またイギリスに拠点を置く航空サービスリサーチ会社のスカイトラックス(Skytrax)は、メルボルン空港を5つ星の空港にランキングしています。空港には、1つの国際線ターミナル、2つの国内線ターミナル、1つの格安航空会社用ターミナルの合計4つの旅客ターミナルがあります。
 
名前:メルボルン空港(タラマリン空港) / Melbourne Airport(Tullamarine Airport)
 
所在地:ビクトリア州メルボルン市(Melbourne)タラマリン地区
エリア:メルボルン中心部から北西に22キロメートル
 
メルボルン空港 地図(Map of Melbourne Airport, Melbourne, Victoria, Australia)
メルボルン地図

空港ターミナル

国際線ターミナルと国内線ターミナルと南ターミナルおよび格安航空会社用ターミナルの4つの旅客ターミナルがあります。

空港 交通アクセス

メルボルン空港に就航する航空会社と就航都市

その他

 

 
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