パリ8区(フランス語:8e arrondissement de Paris(L'Élysée(レリゼ))、英語:8th, Paris、VIII)は、フランス共和国の首都パリにある行政区で、パリ市中北部(セーヌ川右岸)に位置しています。8区の人口は 35,655人(2019年1月現在)、パリでは 16番目に人口の多い区です。面積 3.88平方キロメートルです。北緯 48度52分27秒 西経 2度18分40秒です。8区は、シャンゼリゼ地区(29 - Quartier des Champs-Élysées)、フォブール=デュ=ルール地区(30 - Quartier du Faubourg-du-Roule)、マドレーヌ地区(31 - Quartier de la Madeleine)、ウロップ地区(32 - Quartier de l'Europe)の4つの地区(カルチェ)から構成されています。
パリ8区の観光名所としては、グランパレ・ナショナル・ギャラリー(Galeries Nationales du Grand Palais、グラン・パレ内)、ジャックマール=アンドレ美術館(Musée Jacquemart-André)、ニシム・ド・カモンド美術館(Musée Nissim de Camondo)、パリ市立美術館(Musée des Beaux-Arts de la Ville de Paris、グラン・パレ内)、シャンゼリゼ劇場(Théâtre des Champs-Élysées)、マドレーヌ劇場(Théâtre de la Madeleine)、マリニー劇場(Théâtre Marigny)、ロン=ポワン劇場(Théâtre du Rond-Point)、サル・ガヴォー(Salle Gaveau、内務省の北西にあるコンサートホール) 、サル・プレイエル(Salle Pleyel、パリ管弦楽団が本拠地とするコンサートホール)、オテル・サロモン・ド・ロチルド(Hôtel Salomon de Rothschild、イベント会場、18世紀風の新古典主義様式建築物)、サン=トーギュスタン教会(サン=オーギュスタン教会, Église Saint-Augustin、1860年築、サン=トーギュスタン広場(Place Saint-Augustin))、サン=フィリップ=デュ=ルール教会(Église Saint-Philippe-du-Roule)、贖罪礼拝堂(シャペル・エクスピヤトワール、Chapelle Expiatoire、フランス革命で処刑された王侯貴族などを埋葬したマドレーヌ墓地跡に建てられた教会)、マドレーヌ寺院(マドレーヌ教会、Église de la Madeleine)、エリゼ宮(Palais de l'Élysée、フランス大統領官邸)、シャンゼリゼ通り(Av. des Champs-Élysées)、エトワール凱旋門(Arc de triomphe de l'Étoile)、シャルル・ド・ゴール広場(エトワール広場、Pl. Charles de Gaulle)、グラン・パレ(Grand Palais、パリ万国博覧会(1900年) の主要会場として建設された宮殿、現在はグラン・パレ国立ギャラリーなどがある)、プティ・パレ(Petit Palais、パリ万国博覧会の会場として建設された宮殿、現在はパリ市立美術館)、モンソー公園(Parc Monceau)、クレイジー・ホース (Crazy Horse、ジョルジュ=サンク大通り12番地にある芸術的スタイルのヌードショーがあるキャバレー)、コンコルド広場のオベリスク(Obélisque)などがあります。