パリ3区(フランス語:3e arrondissement de Paris(Le Temple(ル・タンプル))、英語:3rd, Paris、III)は、フランス共和国の首都パリにある行政区で、パリ市街中心部(セーヌ川右岸)に位置しています。3区の人口は 34,025人(2019年1月現在)、パリでは1区と2区および4区に次いで 4番目に人口の少ない区です。面積 1.17平方キロメートル、パリでは2区に次いで 2番目に面積の小さな区です。北緯 48度51分50秒 西経 2度21分42秒です。3区は、アール=ゼ=メティエ地区(09 - Quartier des Arts-et-Métiers)、アンファン=ルージュ地区(10 - Quartier des Enfants-Rouges)、アルシーヴ地区(11 - Quartier des Archives)、サンタヴォワ地区(12 - Quartier Sainte-Avoye)の4つの地区(カルチェ)から構成されています。
パリ3区の観光名所としては、カルナヴァレ博物館(パリ歴史博物館、Musée Carnavalet(Musée de l'Histoire de Paris))、工芸博物館(Musée des Arts et Métiers、 旧称「国立技術博物館(Musée National des Techniques)」)、国立古文書館(Archives nationales、スービーズ館(Hôtel de Soubise)内)、コニャック=ジェイ美術館(Musée Cognacq-Jay、ドノン館(Hôtel Donon)を利用した美術館)、狩猟自然博物館(Musée de la chasse et de la nature、ゲネゴー館(Hôtel de Guénégaud)を利用した博物館)、錠前博物館(Musée de la serrure、リベラル・ブリュアン館を利用した博物館)、人形博物館(Musée de la Poupée)、フランス歴史博物館(Musée de l'Histoire de France、スービーズ館内)、ピカソ美術館(Musée Picasso、サレ館(塩の館、17世紀の塩税徴税官の邸宅)を利用した美術館)、ユダヤ芸術歴史博物館(Musée d'Art et d'Histoire du Judaïsme、サン=テニャン館(Hôtel de Saint-Aignan)を修復・改装して1998年に開館した博物館)、デジャゼ劇場(Théâtre Déjazet、1770年開館、パリ最古の劇場、レピュブリック広場沿いタンプル大通り(Boulevard du Temple)41番地)、マレ座(Théâtre du Marais)、サンテリザベート教会(Église Sainte-Élisabeth)、サン=ドニ=デュ=サン=サクルマン教会(Église Saint-Denys-du-Saint-Sacrement)、サン・ニコラ・デ・シャン教会(Église Saint Nicolas des Champs)、ナザレ・シナゴーグ(Synagogue Nazareth、ユダヤ教の礼拝所)、エルーエ館(Maison de J. Hérouet)、クリソン館(Hôtel de Clisson、現在はスービーズ館の一部)、ニコラ・フラメルの家(Maison de Nicolas Flamel、14~15世紀の錬金術師ニコラ・フラメルの邸宅、パリ最古の民家(1407年築)、ポンピドゥー・センター(4区)の北側界隈、モンモランシー通り(Rue de Montmorency)51番地)、パヴィヨン・ド・ラ・レーヌ(王妃の館、Pavillon de la Reine、17世紀前半、ブルボン朝創始者アンリ4世が王妃マリー・ド・メディシスのために建築した館、現在はホテル、隣接する4区側には王の館(Pavillon du Roi)があります)、リベラル・ブリュアン館(Hôtel Libéral Bruant、錠前博物館)、ロアン館(Hôtel de Rohan)、エミール=ショータン公園(Square Émile-Chautemps)、サンテニャン庭園(Jardin Saint-Aignan、サンテニャン館の庭園)、タンプル公園(Square du Temple)などがあります。