旅行のとも、ZenTech
旅行のとも、ZenTech > 海外旅行 地図 > 東南アジア地図 > インドネシア > インドネシアにある島々の地図

バタム島地図


 バタム(英語:Batam)、正式名称はシティ・オブ・バタム(バタム市、英語:City of Batam、インドネシア語:Kota Batam(コタ・バタム)、なお市内の地区名である「バタム・コタ(Batam Kota)」と混同しないように注意が必要)は、インドネシアのリアウ諸島州最大の都市です。シンガポールとインドネシア・スマトラ島の間にあるシンガポール海峡に位置し、インドネシアのスマトラ島よりシンガポールの方が距離的に近く、シンガポールとの近さから自由貿易地域 FTZ(Free Trade Zone)に指定されています。市の行政区域は、バタム島、レンパン島(Rempang)、ガラン島(Galang)の 3つの主要島(総称してバレラン島(Barelang))と、西側のブラン島(Bulang)、そしていくつかの小島を包含しています。バタム島は都市・工業地帯の中心であり、レンパン島とガラン島はどちらも田園地帯のような特徴と低人口密度を維持しています。両島はバタム島と短い橋で結ばれています。ブラン島とその北に位置するベラカン・パダン地区の島々はバタム島の西側に位置していますが、行政上はバタム市に含まれています。バタム市は工業が急成長を遂げ、交通の要衝として発展を遂げており、シンガポール南岸沖20キロメートル(12マイル)に位置するインドネシア・マレーシア・シンガポール成長三角地帯の自由貿易地域の一部となっています。
 インドネシア統計局の 2020年国勢調査によると、バタム島の市町村人口は 1,196,396人で、メダンパレンバンに次いでスマトラ島と周辺の島々で 3番目に大きな都市となっています。シンガポール海峡を挟んで最短 5.8キロメートルで、インドネシアでシンガポールに最も近い場所です。バタム島は 2010年までの 10年間、年間人口増加率11%でインドネシアで最も急速に成長した市町村であったが、その後の 10年間で逆境に見舞われました。2017年には深刻な雇用喪失に見舞われ、約 30万人の労働者が解雇されました。2023年半ば時点の公式推定人口は 1,256,610人(男性636,280人、女性620,340人)です。バタム島の面積は 715平方キロメートル、北緯 1度05分秒 東経 104度02分です。
 
バタム イメージ(バレラン橋(Barelang Bridge))
バタム
 

バタム 観光

 2015年には 150万人以上の観光客が同市を訪れました。バタムは、バリ、ジャカルタに次ぐ、インドネシアで 3番目に利用者の多い玄関口(入国港)となっています。2014年の外国人観光客の内訳は、シンガポールからが約 58.8%、マレーシアからが 12.8%、韓国からが 4.2%です。バタムの主な観光スポットには、マハ・ヴィハラ・ドゥタ・マイトレヤ寺院、ショッピングモール(グランド・バタム・モール、メガ・モール・バタム・センター、ナゴヤ・ヒル・ショッピング・センターなど)、ジャバル・アラファ・モスク、バレラン橋などがあります。なお、かつて営業していたハーバー・ベイ・モールは、2020年3月初旬に営業を終了しました。
 
 バタム島の観光名所としては、アン・ヌル大モスク(An-Nur Great Mosque(Masjid Agung An Nur Riau Province))、スマン・ハシブアン図書館(リアウ州立図書館(スマトラ島最大の図書館)、Soeman HS Library、スマン・ハシブアン(スマン Hs)は1904年4月4日生~1999年5月8日没の文学者(作家))、アートセンター(Anjungan Seni Idrus Tintin)、バレラン橋(Barelang Bridge)などがあります。
 
 バタム島のホテルは、ハリス・リゾート・ウォーターフロント・バタム、キングス ホテル ナゴヤ バタム、KTM リゾート バタム、I ホテル バロイ バタム、アストン バタム ホテル&レジデンス、トゥリ ビーチ リゾート、ナゴヤ ヒル ホテル バタム、ベスト ウェスタン プレミア パンビル、ホリデーイン リゾート バタム、モンティゴ リゾート ノンガサ、ハリス リゾート バレラン バタム、ハリス・リゾート・ウォーターフロント・バタム、バタム ビュー ビーチ リゾート、アリウム バタム ホテル、ラディソン ゴルフ & コンベンションセンター バタム、トラベロッジ バタム、ノンサ ポイント マリーナ、ラグーンウォーターフロントピック、ナゴヤ プラザ ホテル、ザ BCC ホテル & レジデンス、バタム マリオット ホテル ハーバー ベイなどがあります。
 
インドネシアにおけるバタム島の位置が判る地図(Map of Batam Island, Riau Islands, Indonesia)
バタム島地図
地図サイズ:640ピクセル X 340ピクセル
 

バタム 歴史

 バタム島における最初の居住者として記録されているのは、西暦 231年当時の「オラン・ラウト(Orang Laut)」と呼ばれるマレー系の人々です。その後、バタム島やレンパン島の先住マレー系以前の住民の末裔である「オラン・ダラット(Orang Darat)」が居住しました。この諸島はかつて、16世紀にポルトガル人の侵略者と戦ったハング・ナディム提督の活動の舞台となりました。また 1960年代には、インドネシア政府によって利用され、バタム諸島を構成する小島の一つであるサンブ島に石油物流拠点が置かれました。
 1970年代に入ると、1973年大統領令第41号に基づき、バタム島は工業地域として開発されることになりました。その開発の推進役として「バタム島産業開発局(通称:バタム局/BOB、現在のバタム開発局:BP Batam)」が設立され、当初はバタムを「インドネシア版シンガポール」にすることを目指しました。島の急速な発展に伴い、1983年政府令第34号に基づき、それまでリアウ諸島県の一部であったバタム地区は「市(ムニシパリティー)」へと昇格しました。この市は、行政および地域社会の運営を担うとともに、BP Batamによる開発を支援する役割を負うこととなりました。
 1990年代後半のインドネシアにおける「改革(レフォルマシ)」の時代には、1999年法律第53号により、バタム行政市は自治体である「バタム市政府」へと地位を変更しました。これにより、BP Batamと連携しつつ、行政および開発の機能を担う体制が整えられました。
 

バタム 地理と気候

 バタム島は、ビンタン島の西、シンガポールの南、レンパン島およびガラン島の北、ブラン島の東に位置する、数多くの湾や小島、半島を擁する概ね楕円形の島です。シンガポールとバタム島の間はシンガポール海峡で、バタム島とビンタン島の間はリアウ海峡で隔てられています。バタム市の総面積は 3,869平方キロメートルですが、そのうち陸地面積は 1,020.28平方キロメートル(埋め立て地を含む)です。この陸地面積のうち、バレラン諸島(実際には単一の島ではなく3つの島から成ります。前述参照)が約 715平方キロメートルを占める一方、バタム島自体の面積は約 410平方キロメートルに過ぎません。しかし、同市の人口の大半はバタム島に居住しています。
 バタム島は熱帯雨林気候(Af)に属し、年間を通じて降水量が多いのが特徴です。
 

バタム 交通機関

 バタム島とシンガポール、ビンタン島、ジョホールバル(マレーシア)の間はフェリーで結ばれています。島内には、バタム・ハーバー・ベイ、ノンガプラ、セクパン、ウォーターフロント・シティ、バタム・センターという5つのフェリーターミナルがあります。シンガポールへの便は、シンガポール・クルーズ・センター(SCC)が運営するハーバーフロント・センターおよびタナ・メラ・フェリー・ターミナルを利用します。
 直近の事故は 2015年11月29日に発生しました。バタム島からシンガポールへ向かっていたフェリー「シー・プリンス号」が漂流物に衝突し、浸水が始まったのです。乗客計 97名が救命いかだで救助されました。
 2014年8月、バタム・センター国際フェリーターミナルに、唇の前に指を立てた(「お静かに」を意味する)図案の掲示板が設置されました。これは、入国審査の列に並んでいる際、名前が呼ばれるのを聞き逃さないように、また入国審査官の指示をはっきりと聞けるように静粛を求めるためのものです。この規則を無視した一部の旅行者は、直近の便ですぐに送還されました。同様の掲示は他のターミナルにもありますが、そこでは厳格には運用されていません。
 「トランス・バタム(Trans Batam)」は、バタム島で最も信頼性が高く、かつ安価な公共交通機関です。2005年に運行が開始されました。トランス・バタムは、ジャカルタの「トランス・ジャカルタ」に次ぐ、インドネシアで 2番目のBRT(バス高速輸送システム)です。運賃は 1回につき、学生が 2,000ルピア、一般が 4,000ルピアとなっています。運行時間は 5時30分から 19時00分までです。
 
 バタム島への交通アクセスは、飛行機ではハン・ナディム国際空港(Hang Nadim International Airport)、船舶ではシンガポールとビンタン島およびカリムン島からフェリーがあります。
 日本からの直行便はありません。東南アジア域内では、マレーシアのクアラルンプールからバタム島まで飛行機(直行便、2便/日)で 55分、シンガポールから飛行機(直行便、3便/週)で 55分です。
 インドネシアの首都ジャカルタからバタム島まで飛行機(直行便、11~13便/日)で 1時間35分、スラバヤから飛行機(直行便、3便/日)で 2時間10分、スマトラ島の最大都市メダンから飛行機(直行便、7便/日)で 1時間20分、プカンバルから飛行機(直行便、4~7便/日)で 40分、パレンバンから飛行機(直行便、2便/日)で 1時間です。
 
バタム島地図(Google Map)
 

 
サイト内の関連コンテンツ
バタム島地図バタム島気温
ページ先頭(インドネシア:バタム島地図)へもどる
旅行のとも、ZenTech トップページへ移動する。  Copyright © 1997-2026 ZenTech. All Rights Reserved