サルヴァドール(サルバドール、ポルトガル語:Salvador、正式都市名「サルヴァドール・ダ・バイーア(São Salvador da Bahia)」)は、ブラジル連邦共和国北東部地域のバイーア州にある都市で、バイーア州の州都となっている街です。ブラジル有数の港湾都市で、トードス・オス・サントス湾(Baía de Todos os Santos)と大西洋に面する街です。サルヴァドールの人口は 2,886,698人(2020年推計、2018年推計では人口 2,857,329人)、サルヴァドール都市圏人口 3,919,864人(2020年推計)、バイーア州の最大都市、ブラジル国内ではサンパウロとリオデジャネイロおよびブラジリアに次いで 4番目に人口の多い都市です。面積 693平方キロメートル(268平方マイル)、海抜 8メートル(26フィート)、南緯 12度58分29秒 西経 38度28分36秒です。「サルヴァドール・デ・バイーア歴史地区(Historic Center of Salvador de Bahia)」の名称でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録(1982年)されています。
サルヴァドールの観光名所としては、サルヴァドール大聖堂(1552年より建築開始、ブラジルにおけるルネサンス建築の代表的建築物)、サン・フランシスコ教会と修道院(1587年建築開始、1686年再建開始され完成は18世紀)、ノッソ・セニョール・ド・ボンフィム教会(Basílica do Senhor do Bonfim、18世紀にサルヴァドールの下町に建設された教会、ブラジルでの新古典主義建築の代表作)、ノッサ・セニョーラ・ダ・コンセイソン・ダ・プライア大聖堂(Basílica Santuário Nossa Senhora da Conceição da Praia)、メルカド・モデーロ(Mercado Modelo、1861年築、サルヴァドールのコミュニティ中心地)、ラセルダ・エレベーター(Elevador Lacerda、1873年建設)、ペスタナ・コンベント・ド・カルモ(Convento do Carmo Bahia、かつて修道院で現在は博物館として公開)、ラセルダ エレベーター(Elevador Lacerda)、プライア・ダ・ボア・ヴィアージェン(ビーチ、Praia da Boa Viagem)、プライア・デ・ステーラ・マリス(ビーチ、Praia de Stella Maris)、サルバドール・ビーチ・クラブ(Salvador Beach Club)、プライア・デ・イピタンガ(Praia de Ipitanga)などがあります。