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台北

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概要

台北市は、中華民国の直轄市あり中央政府の所在地で首都となっています。台北は台湾北部の台北盆地に位置し、周囲は台北県となっています。台湾で最も人口の多い都市で、台湾の政治・文化・経済の中心都市となっています。

台北の歴史

清朝以前
清朝
日本統治時代(1895年から1945年)
中華民国時代(1945年から現在)

台北観光

 台北市は、台湾の最重要都市です。台湾のほかの県や都市と較べると面積的には大きくありませんが、沢山の名所旧跡があります。旧跡と博物館の数では、台湾の首位に位置しています。外国人観光客を魅了してやまないのが台湾名物の「夜市」で、有名な夜市としては士林夜市、饒河街夜市、臨江街夜市、華西街夜市、寧夏路伝統夜市などがあり、東区新興商圏のPUB街も人気の場所となっています。台北101から眺める台北の夜景もお薦めです。また、自然豊な陽明山や北投温泉も知られています。  
台北の主な見所

台北の気候

 台北市は北緯25度付近に位置しています。中国大陸と太平洋の間に位置する台湾島の地理的理由により、冬場は乾燥したシベリア高気圧に覆われ、夏場は湿気を含んだ太平洋高気圧に覆われる亜熱帯性モンスーン気候に分類されます。季節は日本同様に四季が明瞭であり、通常は3月から5月が春、6月から8月が夏、9月から11月が秋、11月から翌年の2月までが冬となります。近年では地球温暖化の影響もあり例年にない暖かな冬が度々あります。なお春の訪れが遅い年もあり、2005年などは比較的寒く台北市内では摂氏5.6度、台北市北部の淡水では摂氏3.9度の最低気温を記録しました。冬場の雨は他の季節と較べると少なくなりますが、中国大陸から吹く湿った季節風により多少の雨が降り水不足になることはありません。
 季節風の影響の以外に、台北の気候を左右する要因が他にもあります。それは台北盆地です。市街地が盆地の中に位置するため盆地特有の気候を示します。夏季には、盆地の周囲にある山のため熱気がこもりやすく、周囲の年に対して気温が1度から2度程度高くなります。冬季には、山に湿った空気がぶつかるため比較的降水量が多くなります。毎年5月前後に梅雨に入り、降水量が増加します。その後台風シーズンとなり、少なくとも9月までは雨の多い季節となります。夏季になると、上昇気流が盛んになり、午後には雷を伴ったにわか雨(スコール)となる日が多くあります。
台北の気温と降水量の詳しいデータについては「台北の気温」を御覧下さい。

交通機関

 台北市は、台湾最大都市であり、周辺には板橋、三重、新荘、新店、蘆洲、汐止などの大きな衛星都市が位置するため、膨大な交通量があり、一般道や高速道路が整備されていますが平日・休日を問わず道路はかなり渋滞しています。市内公共交通機関も整備も進んでおり、路線バスは421路線(1日当り161万人が利用)、地下鉄は総延長距離(74.4キロメートル)となっています。公共交通機関では、非接触式ICカード(悠遊卡)が導入されています。
 台北市外へは、国道や高速道路が整備され、多くの長距離バスが運行されています。台北駅を起点とした台湾鉄路管理局の鉄道網は台湾島を一周する形で整備されています。また2007年には、日本とヨーロッパの高速鉄道技術を導入した台湾高速鉄道(台湾新幹線、台北 - 高雄)が開業しています。
 空港は、国内線のハブ空港「台北松山空港」が市内にあります。国際線空港は、台北市内にはなく、車で約1時間の場所にある「台湾桃園国際空港」を利用することになります。
 

 
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