旅行のとも、ZenTech > 台湾旅行 > 写真 > 台北 > 近代建築物

国立台湾博物館


正面
国立台湾博物館
ギリシャ神殿のような正面入口
ギリシャ神殿
ライトアップされた国立台湾博物館
ライトアップ
 
 国立台湾博物館は、二二八和平公園にあります(公園の北側=台北城内の天后宮の跡地)。ギリシャ様式の建物で、日本統治時代の1915年に建築されました。第4代(1898年2月〜1906年4月)台湾総督 児玉源太郎(1852年生〜1906年:明治39年没、陸軍軍人)とその民生長官であった後藤新平(1857年生〜1929年:昭和4年没、卓越した植民地行政官)を記念した台湾で最初に出来た博物館(児玉総督・後藤民政長官記念館)です。
 日本よる台湾統治開始から第3代総督の時代(樺山資紀、桂太郎、乃木希典)までは強権的な支配で反乱などが多かったのですが、後藤民政長官の進言(恩威並施)により、土地改革、衛生環境の改善、アヘンの根絶対策、学校教育の普及、製糖業・水力発電事業などの産業の育成が行われ、台湾発展の基礎が築かれました。ただし反乱などには徹底した弾圧が加えられました。
 博物館の落成後から、台湾の動植物、先住民族の民俗品、中国・華南地方や南洋の文物を収集・展示してきました。戦後は、国立台湾博物館と改名され現在に至っています。屋外には、蒸気機関車、台湾の民間石製器具、黄氏節孝坊(三級古蹟、石門)などが展示されています。明石元二郎総督墓地鳥居も博物館の前にあります。
 台北市襄陽路2号(二二八和平公園の北側)にあります。台北地下鉄MRT淡水線「台大医院」駅下車。もしくは「台北車站」駅下車し、南へ徒歩10分。
 
台北ホテル予約(HotelClub)
台北ホテル予約
 
ページ先頭 (台北写真:国立台湾博物館) へ戻る。

Copyright © 1997-2021 ZenTech. All Rights Reserved.