グアダラハラ国際空港(Aeropuerto Internacional de Guadalajara, IATA: GDL)は、メキシコ中部のハリスコ州グアダラハラにある空港(1966年開港)で、グアダラハラ市街中心部から南南東へ約17kmの場所に位置しています。なお空港には「ドン・ミゲル・イダルゴ・イ・コスティージャ国際空港(Aeropuerto Internacional Miguel Hidalgo y Costilla)」の別名があり、初期メキシコ独立運動の指導者であり「メキシコ独立の父」として現在も尊敬されている「ミゲル・イダルゴ(Miguel Gregorio Antonio Ignacio Hidalgo y Costilla Gallaga Mandarte Villaseñor)」に因んだ名称です。この空港は、メキシコではメキシコ・シティ国際空港とカンクン国際空港に次いで3番目に旅客数の多い空港です。2010年の統計によれば、年間旅客数は対前年比7.8%増の6,953,900人となっています。航空貨物ではメキシコ第二の空港です。
このグアダラハラ国際空港は、2本の滑走路と2つの旅客ターミナルで構成されています。この空港は、メキシコにある主要空港との間にフライトがあり、アエロメヒコ・コネクト航空(Aeroméxico Connect)のハブ空港、アエロメヒコ航空(Aeroméxico)の第2ハブ空港、ビバアエロバス航空(VivaAerobus)とインタージェット航空(Interjet)およびボラリス航空(Volaris)の焦点都市となっています。また、ボラリス航空はアメリカ合衆国への第一のゲートウェイ空港として利用しています。この空港からの就航先としては、メキシコ国内と中米およびアメリカ合衆国の主要都市があります。
グアダラハラ国際空港は、2007年までに空港能力を2倍にする拡張工事が行われ、新しい旅客ターミナル 1のコンコースや4つの誘導路が建設されました。最近完成した旅客ターミナル 2は、対応能力が限界となっているターミナル 1を補完する目的で造られ、主に国内線で使用されています。
名前:ドン・ミゲル・イダルゴ・イ・コスティージャ国際空港(グアダラハラ国際空港) / スペイン語:Aeropuerto Internacional Miguel Hidalgo y Costilla (Aeropuerto Internacional de Guadalajara) / 英語:Don Miguel Hidalgo y Costilla International Airport (Guadalajara International Airport)
所在地:ハリスコ州グアダラハラ
エリア:グアダラハラ中心部から南南東へ約17キロメートル
グアダラハラ国際空港 地図(Map of Don Miguel Hidalgo y Costilla International Airport, Guadalajara, Jalisco state, Mexico)