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阿里山地図
阿里山(日本語読み:ありさん、阿里山国家風景区、中国語読み:アリサン(Ālǐshān)、英語:Alishan National Scenic Area)は、台湾の嘉義県にある15の山々から成る国家風景区です。最高峰は大塔山の 2,663メートル、面積は 32,700ヘクタール(多くの観光客が訪れる阿里山国家森林遊楽区は 1400ヘクタール)です。日本統治時代の1934年に隣接する玉山とともに「新高阿里山国立公園」に指定されました。戦前は阿里山一帯に自生するタイワンヒノキ(台湾檜)の伐採で森林開発が行われました。森林開発のために敷設された阿里山森林鉄路(嘉義〜阿里山)は現在では観光用の登山鉄道として台湾のみならず世界的に有名な登山鉄道です。標高 2,200メートル以上の高地にあるため、南国の台湾と言えども充分な寒さ対策(平地よりも15℃程度は気温が低いです)が必要です。
阿里山の観光名所として、日の出・夕霞・雲海・鉄道・神木の「五大奇観」が有名です。「日の出」は阿里山から祝山までの祝山線にのり、祝山の展望台から眺めるご来光を指し、台湾の最高峰である玉山(標高 3,952メートル)山系から登る日の出を眺められます。「神木」は神木駅近くにあった樹齢 3000年以上とされた「阿里山神木」の事です。木が枯れて腐敗が進んだため、1998年6月29日に伐採され、2006年に二代目神木の選考が行われ、慈雲寺の近くに立つ「阿里山香林神木」が選ばれました。「鉄道」は阿里山森林鉄路、路線としては阿里山線(嘉義〜沼平(元の阿里山駅))、祝山線(阿里山〜祝山、御来光に合わせて早朝のみ1往復)などがありますが、近年は台風被害や機材の老朽化により全線運転は殆ど行わていません。観光は阿里山国家森林遊楽区が中心となり、見所は慈雲寺(日本統治時代に曹洞宗阿里山寺として創建された寺院)、樹霊塔、阿里山博物館、順宝福徳廟、阿里山香林神木、タイワンヒノキの巨木たち、姐妹潭(大小ふたつの高山湖)、阿里山受鎮宮、舟之船(船の形をした橋)、櫻王(桜の木が植えられた公園)、貴賓館(昭和天皇が皇太子時代に台湾を訪問た時に滞在した建物)などがあります。
阿里山森林遊楽区 地図
阿里山への交通アクセスは、嘉義駅から阿里山森林鉄路(所要時間 3時間半)がベストですが運休中の事が多いです。次点として、嘉義駅や高鉄嘉義駅から嘉義県公車処が運行するバス「台湾好行 阿里山ライン(所要時間 2時間半)」を利用します。
阿里山森林鉄道 路線図
(この阿里山森林遊楽区と阿里山森林鉄道地図は、データ改変および再配布を行わないことを条件に無料かつ自由に利用可能です。著作権は当サイトに帰属します。)
阿里山国家風景区
阿里山国家風景区の公式日本語サイトです。
阿里山について、観光と旅行案内、食事、ホテル、出版物などのコンテンツがあります。
台湾における阿里山の場所が判る地図
地図サイズ:360ピクセル X 480ピクセル
阿里山国家森林遊楽区地図(Google Map)
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