沼平駅の隅に蒸気機関車展示場があります。阿里山臨時駅にも蒸気機関車が置かれています。車庫があって、機関車なども間近で見られます。また、嘉義駅のとなり駅の北門駅には操車場があります。蒸気機関車・ディーゼル機関車・客車が見られます。ホントはいけないのですが、車庫・操車場に入っても怒られません。
嘉義駅にあった看板から、阿里山森林鉄道は何が凄いのか読み解いてみましょう。中国語(漢字)だから何となく判る。漢字文化圏って良いですね。特に台湾は繁字体だから判読しやすいです。これが大陸中国の簡体字だった、略されすぎて判らないんですよ。
阿里山森林鐵路特色
一.世界聞名之三條登山鐵路之一。
二.由海抜30公尺之嘉義運轉至2216公尺之阿里山,最大坡度6.26%,最小曲線半径40公尺。
三.火車以推進方式運轉方式。
四.火車以螺旋型環繞獨立山三週約五公里,升高200公尺。
五.由第一分道起以俗稱「阿里山●壁」之「Z」字形運轉方式上山。(●は石へんに並)
六.鐵路興森林,雲海,日出,晩霞並稱為阿里山五奇。
行政院農委會林務局
と書かれています。う〜ん、判ったようで判らない? ZenTech テキトウ翻訳。
1,世界三大登山鉄道。
2,海抜30m:嘉義駅〜海抜2216m阿里山駅まで運転。最大斜度6.26%、最小曲線半径40mで運転。
ZenTech 注:中国語で公尺=メートル(m)、公里=キロメートル(km)です。
3,登りでは、機動車(ディーゼル機関車)を最後尾に配置して運転。推し上げる形。
4,独立山では、螺旋(スパイラル)状になった線路:三周(約5km、標高差200m)を運転。
5,俗称「阿里山●壁」と呼ばれる所では、Z字転換(スイッチバック)方式で運転。(●は石へんに並)
ZenTech 注:このスイッチバックは三カ所で行われています。第一分道/第二分道/第三分道。
6,阿里山の5大奇景:鐵路,森林,雲海,日出,晩霞。
阿里山森林鉄道は、静岡県の大井川鐵道と姉妹鉄道です。