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トロント


 トロント(英語:Toronto)はカナダで最も人口の多い都市であり、カナダ中東部にあるオンタリオ州の州都です。2021年の人口は 2,794,356人で、カナダの最大都市、北アメリカで 4番目に人口の多い都市です。この都市は、オンタリオ湖の西端を取り囲む 9,765,188人(2021年現在)の都市圏であるゴールデン・ホースシュー(Golden Horseshoe)の中心地であり、グレーター・トロント・エリア(Greater Toronto Area)の人口は 2021年に 6,712,341人です。2024年現在、CMA(Census metropolitan areas、大都市統計地域)の推定人口は 7,106,379人です。トロントは、ビジネス、金融、芸術、スポーツ、文化の国際的な中心地であり、世界で最も多文化で国際的な都市の 1つです。世界各国からの移民も多く、たびたび「人種のモザイク」と言われます。五大湖の一つであるオンタリオ湖北西岸に面し、カナダ国内では最も南に位置する都市の一つです。標高 77メートル(251フィート)、北緯 43度40分 西経 79度25分(日本だと北海道旭川市と同程度の緯度)です。
 先住民族は、川、深い渓谷、森が点在する広い傾斜した台地にあるトロント地域を 1万年以上もの間旅し、居住してきました。広く論争を呼んだ「トロント買収(Toronto Purchase、1787年契約、1805年再契約)」の後、ミシサガ族がイギリス王室にこの地域を明け渡し、イギリスは 1793年にヨークの町を設立し、後にアッパー・カナダの州都に指定しました。1812年の米英戦争(War of 1812、独立後のアメリカ合衆国とイギリスが北米植民地の領土を奪い合った戦争)中、この町はヨークの戦いの現場となり、アメリカ軍によって大きな被害を受けました。ヨークは 1834年にトロント市として改名され、法人化されました。1867年、カナダ連邦成立時にオンタリオ州の州都に指定されました。市域はその後、併合と合併によって当初の境界を越えて拡大し、現在の面積630.2平方キロメートル(243.3平方マイル)となっています。
 トロントの多様な人口は、カナダへの移民にとって重要な目的地としての現在および歴史的役割を反映しています。住民の約半数はカナダ国外で生まれ、住民の中には 200を超える民族的起源が存在します。トロント市民の大半は英語を第一言語としていますが、市内では 160を超える言語が話されています。トロント市長は、市の最高責任者として直接住民投票で選出されます。トロント市議会は一院制の立法機関であり、2018年の市議会選挙以降、市内の地理的な区を代表する25人の議員で構成されています。
 トロントは、音楽、演劇、映画制作、テレビ番組制作の著名な中心地であり、カナダの主要な全国放送ネットワークとメディアの本社が置かれています。数多くの博物館や美術館、フェスティバルや公共イベント、娯楽地区、国定史跡、スポーツ活動など、多様な文化施設があり、毎年4,300万人以上の観光客が訪れます。トロントは、多くの高層ビルや高層建築物で知られており、特にCNタワーはアジア以外の地域では最も高い自立式建築物です。
 トロントには、トロント証券取引所、カナダの 5大銀行の本社、多くの大手カナダ企業や多国籍企業の本社があります。その経済は多様化しており、テクノロジー、デザイン、金融サービス、ライフサイエンス、教育、芸術、ファッション、航空宇宙、環境イノベーション、食品サービス、観光に強みがあります。トロントは、アメリカ合衆国のシリコンバレー、ニューヨーク・シティに次ぐ北米で 3番目に大きなテクノロジーハブであり、最も急速に成長しているハブです。
 
トロント イメージ(スネーク・アイランドから眺めたトロント・スカイライン)
トロント
 

トロント 観光

 2018年には 2,750万人の観光客がトロントを訪れ、103億カナダドル(2024年時点の価値で約 126億カナダドル)の経済効果をもたらしました。トロント・イートン・センターには年間 4,700万人以上の来訪者があります。観光客に人気のその他の商業エリアには、世界最大級の地下ショッピング・コンプレックスである「PATH(パス)」ネットワークや、ケンジントン・マーケット、セント・ローレンス・マーケットなどがあります​​。トロント・アイランズはトロント・ダウンタウンに近く、空港より先への自家用車の乗り入れは禁止されています。その他の観光名所には、CNタワー、カサ・ロマ、トロントの劇場やミュージカル、サンコファ・スクエア、リプリーズ・アクアリウム・オブ・カナダなどがあります。
 ロイヤル・オンタリオ博物館は、世界文化と自然史を扱う博物館です。トロント動物園では、460種以上、5,000頭を超える動物が飼育されています。オンタリオ美術館は、カナダ、ヨーロッパ、アフリカ、そして現代の芸術作品を幅広く収蔵しています。また、世界各地の美術館やギャラリーからの展覧会も開催しています。陶芸専門のガーディナー美術館は、カナダで唯一、陶磁器に特化した美術館であり、アジア、南北アメリカ、ヨーロッパの陶磁器作品を 2,900点以上収蔵しています。市内には他にも、バタ靴博物館やカナダ・テキスタイル博物館があります。オンタリオ・サイエンス・センターは、トロント市内の当初の所在地であるドン・ミルズ地区から、オンタリオ・プレイスの敷地内へと移転が進められています。
 その他の著名な美術館や博物館には、デザイン・エクスチェンジ、TIFFライトボックス、トロント現代美術館(MOCA)、現代文化研究所(Institute for Contemporary Culture)、トロント彫刻庭園、CBC博物館、レッドパス・シュガー博物館、トロント大学アート・センター、ハート・ハウス、TDイヌイット・アート・ギャラリー、ポケット・プラネット・カナダ、アガ・カーン博物館などがあります。市が運営する博物館もあり、その一つにスパダイナ・ハウスがあります。ドン・バレー・ブリック・ワークスは 1889年に操業を開始したかつての工業用地であり、1996年に公園および歴史的遺産として一部が整備・公開され、その後も段階的に改修が進められてきました。「ザ・エックス(The Ex)」の愛称で親しまれるカナダ・ナショナル・エキシビションは、エキシビション・プレイスで毎年開催される世界最古の年次フェアであり、平均して125万人の来場者を集めています。
 市内の主なショッピングエリアには、ヨークビル、クイーン・ウェスト、ハーバーフロント、エンターテインメント・ディストリクト、ファイナンシャル・ディストリクト、セント・ローレンス・マーケット周辺などがあります。中でもイートン・センターは、年間 5,200万人以上の来場者を誇るトロントで最も人気の高い観光スポットです。
 トロントには、著名な金融家・実業家・軍人であったヘンリー・ペラット卿の旧邸宅「カサ・ロマ」もあります。その他、トロントの注目すべき地区や観光スポットとして、ザ・ビーチズ、トロント・アイランズ、ケンジントン・マーケット、フォート・ヨーク、ホッケーの殿堂(ホッケー・ホール・オブ・フェーム)などが挙げられます。
 トロントの建築物は、その設計や年代が多岐にわたります。19世紀初頭に建てられたものから、21世紀に入ってから建設された著名な建物まで、様々な時代の建造物が混在しています。トロント大学建築学部のローレンス・リチャーズ氏は、トロントについて「新しく、大胆で、雑多な場所であり、様々な時代や様式が入り混じっている」と評しています。特に「オールド・トロント(旧市街)」地区に見られる「ベイ・アンド・ゲーブル(bay-and-gable)」様式の住宅は、この都市を象徴する建築的特徴の一つです。
 トロントは数多くの超高層ビルや高層ビルを擁する都市です。高さ 150メートル(492フィート)を超える超高層ビルを 106棟有しており、これは世界で 16番目、カナダ国内では圧倒的に最多の数です。現在、市内では高さ 300メートル(984フィート)を超える「スーパー・トール(超々高層)」ビルが 3棟建設中であり、さらに複数の計画が承認されています。トロントのスカイラインを象徴する存在なのが、通信および観光の拠点であるCNタワーです。1976年に高さ 553.33メートル(1,815フィート5インチ)で完成した同タワーは、2007年にドバイのブルジュ・ハリファに抜かれるまで、世界で最も高い自立式建造物です。
 1960年代から 1970年代にかけては、再開発や駐車場建設のために、トロントの重要な建築遺産が数多く取り壊されました。対照的に、2000年以降はカナダの不動産ブームを背景に、コンドミニアム(分譲マンション)の建設ラッシュや建築の復興が進み、世界的に著名な建築家による建物が次々とオープンしています。ダニエル・リベスキンドによるロイヤル・オンタリオ博物館の増築棟、フランク・ゲーリーによるオンタリオ美術館の改修、ウィル・アルソップによるOCAD大学の独創的な増築棟などは、同市の新たな建築的ハイライトとなっています。ダウンタウンの東端に位置する、19世紀半ばに形成された「ディスティラリー・ディストリクト」は、歩行者中心の芸術・文化・エンターテインメント地区へと再開発されました。この建設ラッシュを受け、一部の観察者は、高層建築が密集するニューヨーク市のマンハッタンになぞらえて、この現象をトロントの「マンハッタン化」と呼んでいます。
 トロントの演劇・舞台芸術シーンは活気に満ちており、50以上のバレエ・ダンス団、6つのオペラ団、2つの交響楽団、数多くの音楽会場や劇場が存在します。同市を拠点とする主な団体には、カナダ国立バレエ団、カナダ・オペラ・カンパニー、トロント交響楽団、カナディアン・エレクトロニック・アンサンブル、カナディアン・ステージ・カンパニーなどがあります。著名な公演会場としては、フォー・シーズンズ・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ロイ・トムソン・ホール、プリンセス・オブ・ウェールズ・シアター、ロイヤル・アレクサンドラ・シアター、マッセイ・ホール、メリディアン・アーツ・センター(旧トロント・センター・フォー・ザ・アーツ)、エルギン・アンド・ウィンター・ガーデン・シアターズ、そしてメリディアン・ホール(当初は「オキーフ・センター」、その後「ハミングバード・センター」や「ソニー・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ」と改称)などが挙げられます。
 オンタリオ・プレイスには、世界初の常設IMAX映画館であるシネスフィアや、音楽コンサート用の野外会場であるRBCアンフィシアター(旧モルソン・アンフィシアター、後にバドワイザー・ステージ)があります。オンタリオ・プレイスは来場者数の減少に伴い、2012年春に閉鎖されました。RBCアンフィシアターや港湾施設は現在も稼働していますが、公園やシネスフィアは使用されていません。現在、オンタリオ・プレイスの再活性化に向けた計画が進められています。
 ロジャース・スタジアムは、ダウンズビュー・パーク内にある主要なコンサート会場です。
 「カナダ・ウォーク・オブ・フェーム(カナダの栄光の歩道)」は、キング・ストリートとシムコー・ストリート沿いの歩道の一角に星形のプレートを設置し、成功を収めたカナダ人の功績を称えるものです。
 国内外の映画やテレビ番組の制作は、同市の主要産業の一つです。2011年時点で、トロントはロサンゼルス、ニューヨークに次ぐ北米第3位の映画・テレビ制作拠点となっており、バンクーバーと同様に「ハリウッド・ノース」という愛称で呼ばれています。トロント国際映画祭は、世界の映画産業を称える毎年恒例のイベントです。トロントの「カリバナ」(旧称:スコシアバンク・カリビアン・カーニバル)は、毎年7月中旬から 8月初旬にかけて開催されます。トリニダード・トバゴのカーニバルを主なモデルとするこの祭典は、カナダ建国100周年を記念して市内のカリブ海系コミュニティが開催した 1967年のイベントが始まりです。それから 40年以上を経て、現在では毎年100万人もの人々をトロントのレイク・ショア・ブールバードに集める一大イベントへと成長しました。この祭典には数十万人規模の観光客が訪れ、オンタリオ州の経済に年間 4億ドル以上の収益をもたらしています。
 同市における最も重要なイベントの一つである「プライド・ウィーク」は 6月下旬に開催され、世界最大級のLGBTQ+フェスティバルとして知られています。
 
 トロントの観光名所としては、アートギャラリー・オブ・オンタリオ、オンタリオ・サイエンス・センター、バータ靴博物館、アガ・カーン・ミュージアム(Aga Khan Museum)、フォーシーズンズセンター(舞台芸術センター)、ホッケーの殿堂、ロイヤル・オンタリオ博物館(Royal Ontario Museum)、トロント現代美術館(Museum of Contemporary Art Toronto Canada)、オンタリオ美術館(Art Gallery of Ontario)、ガーディナー博物館(Gardiner Museum、美術館)、フォート・ヨーク・ナショナル・ヒストリック・サイト(ヨーク砦、Fort York National Historic Site)、バークジー・パーク(Berczy Park)、セント・ローレンス・マーケット(St. Lawrence Market)、ディスティラリー歴史地区(ザ・ディスティラリー・ヒストリック・ディストリクト、The Distillery Historic District)、アラン・ガーデンズ(アラン庭園、Allan Gardens)、クイーンズ公園(クイーンズ・パーク、Queen’s Park)、オンタリオ州議会(Legislative Assembly of Ontario)、ハイパーク(High Park)、リュージュ公園、キャベッジタウン、クイーン通り(クイーン・ストリート・ウエスト)、グリークタウン(ザ・ダンフォース)、コリアタウン、チャイナタウン、チャーチ通り、エキシビション・プレイス、オンタリオ・プレイス、カナダ・ワンダーランド、トロントアイランズ、トロント動物園、ハーバーフロントセンター、CNタワー(CN Tower、最頂部は高さ 553.33メートル、2007年までの32年間 自立式建築物としては世界で最も高い建物でした。高さ 447メートルの場所に展望台)、リプリーズ水族館カナダ(リプリーズ・アクアリウム・オブ・カナダ、Ripley's Aquarium of Canada)、ブルの像(雄牛の像、Bull Statue)、ネイサン・フィリップス・スクエア(ネイサン・フィリップス広場、Nathan Phillips Square)、トロント旧市庁舎(Toronto Old City Hall)、トロント市庁舎(Toronto City Hall)、サンコファ・スクエア(Sankofa Square)、CF トロント・イートン・センター(CF Toronto Eaton Centre、ショッピングセンター)、エド・マービッシュ劇場(CAA Ed Mirvish Theatre)、カサ・ロマ邸(Casa Loma、1911年築)、ブラッククリーク開拓村、モンゴメリー・イン(1830年に建てられた歴史ある宿屋)、ローン・ホール(Lorne Hall)、クローザーズ・ウッズ(Crothers Woods)、サニーブルック・パーク(Sunnybrook Park)、アレクサンダー・ミュアー・メモリアル・ガーデンズ(Alexander Muir Memorial Garden)、セダーベール・パーク(Cedarvale Park)、アールスコート・パーク(Earlscourt Park)、トミー・トンプソン・パーク(Tommy Thompson Park)、バルミー・ビーチ・パーク(Balmy Beach Park)、グレン・スチュワート・ラヴィーン(Glen Stewart Ravine)、テイラー・クリーク・パーク(Taylor Creek Park)、スタン・ワドロウ・パーク(Stan Wadlow Park)、エバーグリーン・ブリック・ワークス(Evergreen Brick Works)、ハンバー・ベイ・パーク(Humber Bay Park)、ウッドバイン・ビーチ(Woodbine Beach)、ダファリンモール(Dufferin Mall、ショッピングモール)、ダンフォース・ミュージック・ホール(Danforth Music Hall、ライブ会場)、HISTORY(ライブ会場)、コストコ・ホールセール(Costco Wholesale、倉庫型スーパー)、パンダ・マート(Panda Mart、スーパーマーケット)、トロント・アイランド・パーク - オリンピック・アイランド(Toronto Island Park - Olympic Island)、トロント・スカイビュー・ポイント(Toronto Skyline Viewpoint)、ユニオン駅、ビリー・ビショップ・トロント・シティー空港(Billy Bishop Toronto City Airport)などがあります。
 
 トロントのホテルは、ノボテル トロント ノース ヨーク、ザ リッツカールトン トロント、シャングリラ ホテル トロント、フォーシーズンズホテルトロント(Four Seasons Hotel Toronto)、キャノピー・バイ・ヒルトン・トロント・ヨークビル(Canopy by Hilton Toronto Yorkville)、ザ セント レギス トロント、インターコンチネンタル トロント ヨークビル、ヒルトン トロント、ザ ウェスティン プリンス トロント、ウィンザー アームズ ホテル、ホテル X トロント バイ ライブラリー ホテル コレクション、ル ジェルマン ホテル トロント、ラディソン アドミナル トロント ハーバーフロント、ダブルツリー バイ ヒルトン トロント ダウンタウン、ヒルトン ガーデン イン トロント ダウンタウン、ザ アイビー@ヴェリティー - ブティック ホテル トロント、ル ジェルマン ホテル メープル リーフ スクエア、マリオット ダウンタウン アット CF トロント イートン センター、ビシャ ホテル トロント、キンプトン サン ジョージ ホテル、アルト ホテル トロント エアポート、ザ ウェスティン ハーバー キャッスル トロントなどがあります。
 
トロント地図
トロント地図
地図サイズ:640ピクセル X 480ピクセル
 

トロント 地理と気候および緑地公園

 トロントの面積は 631平方キロメートル(244平方マイル)で、南北の最大距離は 21キロメートル(13マイル)です。東西の最大距離は 43キロメートル(27マイル)あり、オンタリオ湖北西岸に沿って46キロメートル(29マイル)の湖岸線を有しています。トロント諸島やポート・ランズが湖に向かって突き出しており、それによってダウンタウン中心部の南側に、ある程度波風から守られたトロント港が形成されています。1950年代から 1960年代にかけてダウンタウンの南東に「アウター・ハーバー(外港)」が建設され、現在はレクリエーションの場として利用されています。トロントの市域は、南はオンタリオ湖、西はマリー・カーティス・パークの西端・エトビコ・クリーク・エグリントン・アベニュー・ハイウェイ427号線、北はスティールズ・アベニュー、東はルージュ川およびスカボロー・ピカリング・タウンラインによって画定されています。
 市内の地形は概ね平坦か緩やかな丘陵地帯で、湖から離れるにつれて土地は緩やかに高くなっています。この平坦な地形はトロントの「ラビーン(峡谷・渓谷)」網によって分断されています。これらはトロントの水系を成す数多くの小川や河川によって刻まれたもので、特に西端のハンバー川、ダウンタウン東側のドン川(これら 2つの川はトロント港を挟み込むように位置し、同港の境界を形成しています)、そして市東端のルージュ川が代表的です。現在、トロントにある峡谷や渓谷の大部分は公園地帯となっており、それらに沿ってレクリエーション用の遊歩道が整備されています。当初の市街地は港の北側の平野にグリッド状(格子状)の区画で整備され、都市の拡大とともにその計画も外側へと拡張されていきました。峡谷や渓谷の中には幅や深さが大きいものもあり、フィンチ・アベニュー、レスリー・ストリート、ローレンス・アベニュー、セント・クレア・アベニューといったグリッド状の道路が、峡谷や渓谷の一方で途切れ、反対側で再び続いている箇所がいくつもあります。トロントには峡谷を跨ぐ橋が数多く架けられており、プリンス・エドワード・バイアダクトのような大型の橋は、川幅の広い渓谷を跨ぐために建設されました。トロントには深い渓谷がいくつも存在しますが、全体として起伏が激しいわけではありません。ただし、湖から離れるにつれて標高は徐々に高くなっていきます。標高差は、オンタリオ湖畔の海抜 76.5メートル(251フィート)から、市の北端にあるヨーク大学敷地付近(キール・ストリートとスティールズ・アベニューの交差点)の海抜 209メートル(686フィート)にまで及びます。所々に丘陵地帯も見られ、特にミッドタウン・トロントやシルバーソーン、フェアバンクといった地区には、急勾配の坂がいくつか存在します。こうした丘の頂上からは、湖岸から内陸へ7~8キロメートル(4.3~5.0マイル)ほど離れたエグリントン・アベニュー付近まで北上しても、時折オンタリオ湖の姿を望むことができます。
 トロントのもう一つの主要な地理的特徴は、断崖(エスカープメント)の存在です。最後の氷河期には、トロントの低地部分は氷河湖であるイロコイ湖の湖底に沈んでいました。今日、一連の断崖がかつての湖岸線、すなわち「イロコイ湖岸線(Iroquois Shoreline)」の境界を示しています。これらの断崖は、ビクトリア・パーク・アベニューからハイランド・クリークの河口にかけて最も顕著に見られ、そこでは「スカボロー・ブラフス(Scarborough Bluffs)」を形成しています。その他に確認できる場所としては、バサースト・ストリートとドン川の間のセント・クレア・アベニュー・ウェスト付近や、カレドニアからスパダイナ・ロードにかけてのダベンポート・ロードの北側などがあり、カサ・ロマの敷地はこの断崖の上に位置しています。
 トロントに最初の入植が行われて以来、湖岸の地形は劇的に変化しました。港の北岸にある土地の多くは、19世紀後半に埋め立てられたものです。それ以前は、湖畔の埠頭(当時は「ワーフ」と呼ばれていました)は現在よりも内陸寄りに位置していました。港の東側に隣接する「ポート・ランズ(Port Lands)」の大部分はかつて湿地帯でしたが、20世紀初頭に埋め立てられました。港から西のハンバー川に至るまでの湖岸線は、湖側へと拡張されています。さらに西側でも、ハンバー・ベイ・パークのような土地の拡張に埋め立てが利用されています。
 トロント諸島はかつて自然の半島でしたが、1858年の嵐によって本土との接続が断たれ、港へと続く水路が形成されました。この半島は、沿岸流によってスカボロー・ブラフスの岸辺から堆積物が運ばれ、諸島のある地域に蓄積されることで形成されたものです。
 ポート・ランズの湿地帯や半島を形成する堆積物のもう一つの供給源はドン川です。ドン川はトロントの堆積層の土地を削って広い谷を形成し、その土砂を浅い港へと運んで堆積させました。港やドン川の水路は、船舶の航行のために幾度も浚渫(しゅんせつ)が行われてきました。ドン川の下流部は 19世紀に直線化・水路化されました。かつての河口は湿地帯に注いでいましましたが、現在、ドン川は「キーティング・チャネル(Keating Channel)」というコンクリート製の水路を通って港に注いでいます。同地域の洪水を緩和し、かつ公園用地を創出するため、2020年代前半には南側に、より自然に近い形態の 2つ目の河口が整備され、それによって「オークウェミン・ミニシング(Ookwemin Minising)」という新たな島が誕生しました。
 トロント市の気候は、温暖湿潤大陸性気候(ケッペン気候区分:Dfa)に属しています。かつては都市のヒートアイランド現象の影響を受ける前、あるいは現在でも都市圏の一部においては、冷涼湿潤大陸性気候(Dfb)との境界線上に位置していました。気候の特徴としては、夏は暖かく湿気が多く、冬は寒いことが挙げられます。カナダ天然資源省の区分によれば、トロント市は植物耐寒性ゾーン7aに分類されますが、一部の郊外や近隣の町では、より低いゾーンに分類される地域もあります。
 トロントには四季があり、それぞれの季節の長さにはかなりの差があります。高気圧や低気圧などの気象システムが急速に移動するため、どの季節であっても日によって天気が変わりやすいのが特徴です。都市化が進んでいることや水域に近いことから、トロントの日較差(一日の最高気温と最低気温の差)は比較的小さくなっています。建物が密集する都市部では一年を通して夜間の気温が高くなり、どの月においても、郊外に比べて夜間の平均気温が約 3.0℃(5.4°F)高くなっています。しかし、春から初夏にかけての午後には、オンタリオ湖の水温が気温に比べて低いため、湖風の影響を受けて気温が著しく低くなることがあります。こうした湖風は主に夏に発生し、暑い日に涼しさをもたらします。その他、湖が気候に及ぼす小規模な影響としては、湖水効果雪や霧の発生、そして季節の進行が遅れる現象(季節の遅れ)などが挙げられます。
 冬は寒く、頻繁に雪が降ります。冬の間、気温は通常0℃(32°F)を下回ります。時には寒波が到来し、最高気温がマイナス10℃(14°F)に届かない日もありますが、風による体感温度の低下(ウィンドチル)によって、実際よりもさらに寒く感じられることがよくあります。気温がマイナス25℃(-13°F)を下回ることもあります。吹雪(時には雨や氷が混じることもあります)は仕事や移動の予定に支障をきたすことがあり、積雪をもたらす降雪は 11月から 4月中旬にかけていつでも起こり得ます。しかし、多くの冬には温暖な期間もあり、積雪が解けることもあります。夏は気温が非常に高くなるのが特徴です。日中の気温は通常20℃(68°F)を超え、30℃(86°F)を超えることも珍しくありません。ただし、高い湿度を伴い、気温が 35℃(95°F)を超えることもあります。春と秋は季節の変わり目であり、気温は概して温暖か涼しく、乾燥した時期と湿潤な時期が交互に訪れます。これらの季節の日中の平均気温は 10~12℃(50~54°F)です。
 降水量は年間を通じて比較的均等に分布していますが、通常、夏が最も降水量の多い季節であり、その大部分は雷雨によるものです。年平均降水量は 822.7ミリメートル(32.4インチ)、年平均降雪量は 121.5センチメートル(48インチ)です。トロントの年間日照時間は平均2,066時間(日中の時間の 45%)で、月別では 12月の 28%から 7月の 60%まで変動します。
 気候変動はトロントにも影響を及ぼしており、その結果、トロント市議会は気候非常事態を宣言し、気候行動計画「TransformTO」を通じて2040年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする目標を掲げました。
 トロントで観測された過去最高気温は 40.6℃(105°F)で、1936年の北米熱波の最中である同年7月8日、9日、10日に記録されました。過去最低気温は -32.8℃(-27°F)で、1859年1月10日に記録されました。
 トロントには、都市の広場から渓谷を見下ろす公共公園に至るまで、多様な公共空間が存在します。「ネイサン・フィリップス・スクエア」はダウンタウンにある市の主要な広場で、「トロント・サイン」が設置されており、市庁舎への入り口の役割も果たしています。市庁舎近くの「サンコファ・スクエア」も、近年、市内有数の賑わいを見せる交流の場として注目を集めています。その他の広場としては、スコシアバンク・アリーナに隣接する「メープル・リーフ・スクエア」や、かつての「メトロポリタン・トロント(広域トロント)」時代の旧市庁舎に付随する広場(特にノース・ヨークにある「メル・ラストマン・スクエア」)などが挙げられます。
 ダウンタウンには、「アラン・ガーデンズ」、「クリスティ・ピッツ」、「グランジ・パーク」、「リトル・ノルウェー・パーク」、「モス・パーク」、「クイーンズ・パーク」、「リバーデール・パーク」、「トリニティ・ベルウッズ・パーク」など、多くの大きな公園があります。クイーン・ストリートとヤング・ストリートの近くには、あまり知られていないこぢんまりとした「クラウド・ガーデンズ」があり、そこには開放的なエリアとガラス張りの温室の両方が設けられています。ダウンタウンの南、ウォーターフロントには 2つの大きな公園があります。1つは自然保護区を擁し週末に開放される「トミー・トンプソン・パーク」(レスリー・ストリート・スピット上)で、もう1つはダウンタウンからフェリーでアクセスできる「トロント・アイランズ」です。
 市が管理する郊外の大きな公園には、「ハイ・パーク」、「ハンバー・ベイ・パーク」、「センテニアル・パーク」(エトビコ地区)、「ダウンズビュー・パーク」、「ギルド・パーク・アンド・ガーデンズ」、「サニーブルック・パーク」、「モーニングサイド・パーク」(スカボロー地区)などがあります。また、トロント市はいくつかの公共ゴルフ場も運営しています。トロント市内の渓谷地や河川敷の氾濫原の大部分は、公共の公園用地となっています。1954年のハリケーン「ヘイゼル」の発生後、氾濫原での建築が禁止され、保全のために私有地が買い上げられました。1999年には、ノース・ヨークにある旧軍事基地跡地の「ダウンズビュー・パーク」において、カナダ初の都市型公園を創出するという構想を実現するため、国際的な設計コンペティションが開始されました。トロントの総面積の 12.5%にあたる約 8,000ヘクタール(20,000エーカー)が、公園用地として維持・管理されています。スカボローにあるモーニングサイド・パークは、市が管理する公園の中で最大規模を誇り、その面積は 241.46ヘクタール(596.7エーカー)に及びます。
 市が管理する公園に加え、北米最大の都市公園であるルージュ国立都市公園の一部もトロント東部に位置しています。カナダ国立公園局(パークス・カナダ)が管理するこの国立公園は、ルージュ川を中心としており、トロント大都市圏の複数の自治体にまたがっています。
 

トロント 交通機関

 トロントは、オンタリオ州南部における道路・鉄道・航空網の主要な交通拠点です。市内には高速道路や公共交通機関など、多様な交通手段が整備されています。トロント交通局(TTC)が市内の公共交通機関の主要な運営主体となっています。また、トロントには自転車専用レーンや、歩行者・自転車などが共用できる多目的遊歩道・小道の広範なネットワークも整備されています。
 トロントには、路面電車(ストリートカー)、ライトレール、ヘビーレール(都市高速鉄道)、地域鉄道、都市間旅客・貨物鉄道など、様々な形態の鉄道が走っています。公共交通網の主軸となるのはTTCが運営するトロント地下鉄で、これは地下および地上を走行する都市高速鉄道システムです。トロント地下鉄は、市内を網羅する3つのヘビーレール路線(U字型の 1号線、東西に走る2号線、および東西に走る短距離の 4号線)と、同じく東西に走る2つのライトレール路線(5号線および6号線)で構成されています。
 TTCは路面電車のネットワークも運営しており、主に地下鉄が通っていないダウンタウンの通りをカバーしています。
 ダウンタウンに位置するユニオン駅は、同市における主要な鉄道駅であり、地域鉄道や都市間鉄道の拠点となっています。同駅には地下鉄や路面電車も乗り入れており、隣接する同名の駅で接続しています。州政府が所有するGOトランジット(GO Transit)は、ユニオン駅を拠点として、トロントのダウンタウンと「グレーター・ゴールデン・ホースシュー」地域を結ぶ地域鉄道網を運営しています。GOトランジットの利用者は平日で 32万人以上(2025年時点)、年間で 7,900万人に上り、その大半がユニオン駅を発着点として利用しています。メトロリンクス(Metrolinx)は現在、GOトランジットのネットワークに「リージョナル・エクスプレス・レール(RER)」を導入しており、2030年までに多くの鉄道路線を電化する計画を進めています。カナダ連邦政府が所有する都市間鉄道網であるVIA鉄道(Via Rail)は、「ケベック・シティ・ウィンザー・コリドー(回廊)」を通じてトロントとカナダ中部主要都市を結んでいるほか、大陸横断鉄道サービスである「カナディアン号」を通じて、オンタリオ州北部やカナダ西部とも接続しています。VIA鉄道とアムトラックが共同運行する「メープル・リーフ」号は、トロントとニューヨーク市を結ぶ路線であり、トロントに乗り入れる唯一の国際鉄道サービスです。
 地下鉄の延伸やライトレール(LRT)路線の導入に関する計画は数多く存在しますが、予算上の懸念からその多くが頓挫してきました。2011年11月には、東西を結ぶライトレール路線である「ライン5エグリントン(Line 5Eglinton)」の建設が開始されました。ライン5は当初2020年の完成が予定されていましましたが、数度の延期を経て2026年の完成予定となりました。ライトレール路線である「ライン6フィンチ・ウェスト(Line 6Finch West)」は 2025年に開業しました。2019年、オンタリオ州政府はグレーター・トロント・エリア(GTA)の交通計画を発表しました。これには、全長16キロメートル(9.9マイル)の新しい「オンタリオ・ライン(Ontario Line)」、ライン1の「リッチモンド・ヒル・センター(Richmond Hill Centre)」への延伸、ライン3に代わる路線としてのライン2の「シェパード・アベニュー/マッコーワン・ロード(Sheppard Avenue / McCowan Road)」への延伸、そしてライン5エグリントンの「トロント・ピアソン国際空港」への延伸が含まれています。
 開設から 1世紀を経たトロントのユニオン駅でも大規模な改修・改良工事が進められており、これによりGOトランジット、VIA鉄道、UPエクスプレス、アムトラックからの鉄道利用者の増加に対応できるようになります。新しいユニオン駅バスターミナルの建設は 2017年に始まり、2020年に完成しました。さらに、2028年には「イースト・ハーバー・トランジット・ハブ(East Harbour Transit Hub)」が開業する予定です。トロントの公共交通網は、ヨーク・リージョン・トランジット(York Region Transit)、ビバ(Viva)、ダーラム・リージョン・トランジット(Durham Region Transit)、ブランプトン・トランジット(Brampton Transit)、マイウェイ(MiWay)といった他の自治体の交通網とも接続しています。
 TTC(トロント交通局)は広範なバス路線網を運営しており、地下鉄網だけではカバーしきれない市内各地への交通を担っています。TTCのバスシステムの年間利用者数は、2025年時点で 3億8,900万回を超えました。
 GOトランジットは、ユニオン駅バスターミナルや市内のその他のバスターミナルから、「ゴールデン・ホースシュー(Golden Horseshoe)」地域内の各目的地へ向かう都市間バスサービスを提供しています。ユニオン駅バスターミナルからは、複数の会社による長距離都市間バスも運行されており、オンタリオ州内の遠方都市や近隣の州、さらには米国各地を結ぶネットワークを形成しています。かつてはトロント・コーチ・ターミナルが 1931年から 2021年まで同市の都市間バスの拠点として機能していましましたが、同ターミナルは 2021年に閉鎖されました。
 カナダで最も利用者の多い空港であるトロント・ピアソン国際空港(IATA:YYZ)は、トロント市と西隣のミシサガ市との境界をまたぐように位置しています。ユニオン・ピアソン・エクスプレス(UPエクスプレス)という鉄道路線が、ピアソン国際空港とユニオン駅を直結しており、2015年6月に運行を開始しました。
 ダウンタウンの南西、トロント諸島にあるビリー・ビショップ・トロント・シティ空港(IATA:YTZ)からは、カナダ国内や米国の近隣都市への限定的な商業便や旅客便が運航されています。市の北端近くにはダウンズビュー空港(IATA:YZD)がありましましたが、同空港はデ・ハビランド・カナダが所有し、ボンバルディア・アビエーションの航空機製造工場として機能していました。同空港は 2024年4月に恒久的に閉鎖されました。
 車で数時間の範囲内には、ハミルトンのジョン・C・マンロ国際空港(IATA:YHM)やバッファローのバッファロー・ナイアガラ国際空港(IATA:BUF)があり、これらはそれぞれの都市へのサービスに加え、トロント地域の代替空港としても機能しています。カナダ政府はトロントの北東に位置するピッカリングに第二の国際空港を建設する計画を立てていましましたが、高速鉄道プロジェクト(アルト・プロジェクト)の実施により空港の必要性がなくなったため、計画は完全に中止されました。
 市内には多数の民間ヘリポートも設置されていますが、そのほとんどは地元の病院に併設されており、主に医療搬送(メデバック)専用として使用されています。また、2025年にはポルソン・ピア・ヘリポートが開設されました。
 主要な市街地道路の格子状の配置は「コンセッション・ロード・システム(区画道路網)」に基づいており、主要幹線道路は 100チェーン(6,600フィート、約 2.0キロメートル)間隔で整備されています(ただし、スカボローやエトビコなど一部の地域では異なる測量方式が採用されたため、例外もあります)。東西の主要幹線道路は概ねオンタリオ湖岸と平行に、南北の主要幹線道路は湖岸とほぼ直角に走っていますが、エグリントン・アベニューより北側ではわずかに角度が変わります。こうした配置は、地形的な障害物、特にドン川沿いの渓谷によって分断されることがあります。トロントにおける「グリッド・ノース(格子状道路網上の北)」は、真北から西へ約 17度ずれています。多くの幹線道路、特に南北に走る道路は、市域がかつてのヨーク郡の一部であった名残もあり、市境を越えて「905」地域(トロント郊外)やさらにその先の地方へと続いています。
 トロントおよびトロント大都市圏には、市営の高速道路や州営の幹線道路がいくつか通っています。中でもハイウェイ401号線は、都心部を迂回しつつ市域を東西に横断しています。同路線は北米で最も交通量が多く、世界的に見ても屈指の交通量を誇る高速道路です。その他の州営幹線道路としては、トロントとオンタリオ州北部やその以遠を結ぶハイウェイ400号線や、ドン・バレー・パークウェイを北郊外へと延伸させたハイウェイ404号線などが挙げられます。北米初の都市間分離帯付き高速道路であるクイーン・エリザベス・ウェイ(QEW)は、トロントの西端を終点とし、トロントとナイアガラ・フォールズやバッファローを結んでいます。トロント市内の主要な市営高速道路には、ガーディナー・エクスプレスウェイ、ドン・バレー・パークウェイ、そしてある程度まではアレン・ロードが含まれます。トロントの交通渋滞は北米でも最悪の部類に入り、カナダ国内ではバンクーバーに次いで 2番目に深刻な状況にあります。
 
 トロントへの交通アクセスは、飛行機ではトロント・ピアソン国際空港(Toronto Pearson International Airport、カナダ最大の空港)、鉄道では VIA鉄道とアムトラックおよびGOトランジットのトロント・ユニオン駅があります。トロント市内の公共交通機関としては、トロント地下鉄、路線バス、トロント市電(トロント・ストリートカー、路面電車)があります。
 日本の東京(成田空港)からトロントまで飛行機(直行便、1便/日)で 12時間5分、韓国のソウル(仁川空港)から飛行機(直行便、2便/日)で 13時間10分、台湾の台北(台湾桃園国際空港)から飛行機(直行便、1便/日)で 14時間15分、中国の香港から飛行機(直行便、2~3便/日)で 15時間5分です。
 アメリカ合衆国のロサンゼルスからトロントまで飛行機(直行便、7便/日)で 4時間30分、シカゴから飛行機(直行便、22~25便/日)で 1 時間 30 分、ニューヨーク・シティから飛行機(直行便、40~56便/日)で 1時間25分です。
 カナダ国内では、首都オタワからトロントまで飛行機(直行便、30~50便/日)で 55分、モントリオールから飛行機(直行便、41~63便/日)で 1時間10分、ケベック・シティから飛行機(直行便、9便/日)で 1時間30分です。バンクーバーからトロントまで飛行機(直行便、25~29便/日)で 4時間20分、カルガリーから飛行機(直行便、19~23便/日)で 3時間20分、ウィニペグから飛行機(直行便、13~15便/日)で 2時間15分です。
 
カナダにおけるトロントの位置が判る地図(Map of Toronto, Ontario, Canada)
トロント地図
地図サイズ:560ピクセル X 400ピクセル
 
オンタリオ州におけるトロントの位置が判る地図
オンタリオ州トロント地図
地図サイズ:480ピクセル X 400ピクセル
 
五大湖地域におけるトロントの位置が判る地図
五大湖地域 トロント地図
地図サイズ:560ピクセル X 360ピクセル
 
トロント地図(Google Map)
 
トロントの交通機関と主要な地区
トロントの交通機関
   1. トロント・ピアソン国際空港 / Toronto Pearson International Airport:トロント市街中心部から車で25分(西へ道なりで26km)、地図外左
2. メトロ・トロント・コーチ・ターミナル(バスディーポ) / Metro Toronto Coach Terminal
3. トロント・ユニオン駅 / Toronto Union Station
トロントの主要地区
   4. トロント・ダウンタウン / Toronto Downtown
5. ハーバーフロント / Harbour Front
6. トロント大学と周辺 / University of Toronto
7. ブロア通りとウオークヴィル通り / Bllor and Yorkville St.:トロント有数のショッピングエリア
8. ミッドタウン / Midtown
 
オンタリオ州におけるトロントの位置が判る地図
オンタリオ州トロント地図
地図サイズ:480ピクセル X 360ピクセル
 
トロントの地図を掲載しているWebサイトのリンク集です。 画像またはテキストをクリックすると、新しいWindow が開き、該当するWebサイトへジャンプします。
交通機関
トロント地下鉄 路線図 トロント地下鉄 路線図
TTC(Toronto Transit Commission)の公式Webページです。英語です。
全交通機関地図、地下鉄地図、ダウンタウンルートマップなどがあります。
地下鉄地図 トロント 地下鉄 路線図(UrbanRail.Net)
英語地図です。
トロントの地下鉄・トラム・近郊電車の路線図を見ることが出来ます。
各交通機関の写真・解説が掲載されています。
VIA鉄道 VIA鉄道コリドー号 路線図
VIA鉄道の公式日本語サイトです。
東部近距離特急コリドー号(ウィンザー~トロント~オタワ~モントリオール~ケベックシティ)の路線図です。
トロント・ピアソン国際空港 トロント・ピアソン国際空港 (Toronto Pearson International Airport)
公式サイトです。英語ページ。
左下の「Terminals」と書かれたリンクをクリックすると、空港ターミナルのページに飛びます。PDFデータのターミナル地図があります。
トロント北西、郊外のミシソガ(Misssissauga)にあり、アメリカ合衆国及びヨーロッパ主要都市と結んでいます。3つのターミナルからなる巨大空港で、24時間開港しています。運営はトロント大都市圏空港公社(Greater Toronto Airport Authority)。
トロント・シティー・センター空港 トロント・シティー・センター空港 (Toronto City Centre Airport)
公式サイトです。英語ページ。
トロント市内、オンタリオ湖岸に浮かぶトロント島(Toronto Islands)にある小規模空港で、かつてはトロント島空港(Toronto island Airport)と呼ばれていました。アメリカ及びカナダ国内の近距離にある都市と結んでいます。
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トロント詳細地図
トロント観光地図 トロント観光地図
トロント観光局公式日本語サイトです。
地図と観光案内があります。
トロント地図 トロント地図
トロント市の公式サイトです。英語です
様々な地図があります。 駐車場、交通アクセス、サイクリング、公園、観光地図など。
トロント地図 カナダ トロント地図
トロント中心部の地図です。
オンタリオ州。 カナダで最も大きな都市とされている。 五大湖によってアメリカの大都市と結ばれ, セントローレンス川によって東部カナダにつながる。 金融・商工業の中心地であり, 各種イベントも多い。
 

 
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