旅行のとも、ZenTech
旅行のとも、ZenTech > 海外旅行 地図 > 南アジア地図

ブータン地図


 ブータン(英語:Bhutan)、正式名称をブータン王国(ゾンカ語:འབྲུག་ཡུལ་、英語:Kingdom of Bhutan)は、南アジアの内陸国であり、立憲君主制国家(1907年12月17日に現王朝のワンチュク家によるブータン王国が成立)です。首都であり最大の都市はティンプー(Thimphu)で、人口の約 15%が居住しています。他の主要都市や観光地としてはパロ(Paro)、プンツォリン(Phuentsholing)などがあります。人口 727,145人(2022年統計、世界 159位)を超え、領土は 38,394平方キロメートル(14,824平方マイル)で、国土面積は世界第133位、人口は世界第160位です。ブータンは民主的な立憲君主制国家であり、国王が国家元首、首相が政府の長です。国教である仏教(ロ・ドゥク派、金剛乗仏教)の指導者はジェ・ケンポです。公用語はゾンカ語(チベット語の南部方言)です。民族はチベット系が80%、ネパール系が20%です。
 北と北西は中国(中華人民共和国)、南と南東はインドに挟まれた東ヒマラヤ山脈に位置しています。北部のヒマラヤ山脈は、南部の緑豊かな亜熱帯平野からそびえ立っています。ブータンのヒマラヤ山脈には、海抜 7,000メートル(23,000フィート)を超える山々があります。ガンカル・プンスム(Gangkhar Puensum、標高 7,570メートル)はブータンの最高峰であり、世界最高峰の未踏峰です。ブータンの野生生物は、ヒマラヤターキンやゴールデンラングールなど、その多様性で知られています。
 ブータンと隣国チベットは、釈迦牟尼の生存中にインド亜大陸で生まれた仏教の伝播を経験しました。紀元1千年紀には、南ベンガルのパーラ王国から密教がブータンに伝わりました。16世紀には、ンガワン・ナムゲルがブータンの渓谷を統一しました。ナムゲルは 3度のチベット侵攻を撃退し、対立する宗派を征服し、ツァ・イグ法体系を成文化し、神政と行政を統べる政府を樹立しました。ナムギャルは初代シャブドゥン・リンポチェとなり、その後継者たちはチベットのダライ・ラマのようにブータンの精神的指導者として活躍しました。17世紀、ブータンはインド北東部、シッキム、ネパールの大部分を支配し、クーチ・ビハール州にも大きな影響力を持ちました。
 ブータンは植民地化されることはありませんでしたが、イギリス帝国の保護領となりました。19世紀のドゥアール戦争で、ブータンはベンガル・ドゥアールをイギリス領インドに割譲しました。ワンチュク王朝が王朝として台頭し、インド亜大陸においてイギリスとの緊密な関係を築きました。1910年のプナカ条約では、ブータンの自治権と引き換えに、イギリスによる外交政策への助言が保証されました。この協定は 1949年にダージリンで調印されたインドとの新たな条約にも引き継がれ、両国は互いの主権を承認しました。ブータンは 1971年に国連に加盟し、現在 56カ国と関係を築いています。インド軍に依存しながらも、ブータンは独自の軍隊を維持しています。2008年の憲法により、選挙で選ばれた国民議会と国民評議会を有する議会制政府が設置されました。
 ブータンは、南アジア地域協力連合(SAARC)の創設メンバーであり、気候脆弱フォーラム、非同盟運動、BIMSTEC、IMF、世界銀行、ユネスコ、世界保健機関(WHO)のメンバーです。2016年には、経済自由度、ビジネスのしやすさ、平和、汚職の少なさにおいて、SAARCで第1位にランクされました。2020年には、人間開発指数においてスリランカとモルディブに次いで南アジアで第3位、世界平和指数では 2024年時点で南アジアで最も平和な国として第21位にランクされました。また、同指数の第1四分位に位置する南アジアの国は唯一です。ブータンは世界最大級の水力発電用の水資源を保有しています。ブータンでは、気候変動による氷河の融解が懸念されています。
 
ブータン地図(Map of Bhutan)
ブータン地図
地図サイズ:800ピクセル X 510ピクセル
 
上記以外のブータン地図
ブータン白地図ブータン県区分地図ブータン10大都市地図ブータンと周辺国の地図ブータン気候区分地図ブータン空港地図
 
ブータンの主要都市と街
ティンプー(Thimphu、ブータンの首都であり最大都市)、 プンツォリン(Phuentsholing、ブータン第2の都市)、 パロ(Paro、ブータン空の玄関口)、 ゲレフ(Gelephu)、 サムドゥプ・ジョンカル(Samdrup Jongkhar)、 ワンデュ・ポダン(Wangdue Phodrang)、 プナカ(Punakha)、 ジャカル(ジェイカー、Jakar)、 ナガングラム(Nganglam)、 サムチー(サムツェ、Samchi (Samtse))
 
ブータン地図(Map of Bhutan)
ブータン地図
地図サイズ:480ピクセル X 360ピクセル
 
ブータン白地図
ブータン白地図
ブータン10大都市地図
ブータン10大都市地図
ブータン県区分地図
ブータン県区分地図
ブータン主要都市地図(地点のみ)
ブータン都市地図(地点のみ)
ブータン主要都市地図(英語都市名入り)
ブータン主要都市地図(英語名)
ブータン主要都市地図(日本語都市名入り)
ブータン主要都市地図(日本語)
ブータン河川地図
ブータン河川地図
ブータン道路地図
ブータン道路地図
ブータンと周辺国の地図
ブータンと周辺国の地図
ブータン気候区分地図
ブータン気候区分地図
ブータン空港地図
ブータン空港地図
 
ブータンの主要都市が記されたブータン地図
日本語版のブータン地図
地図サイズ:330ピクセル X 330ピクセル
ブータン白地図(国境線のみ)
ブータン白地図
 
南アジアにおけるブータンの位置が判る地図
南アジアにおけるブータンの位置
 
ブータンの地図を掲載しているWebサイトのリンク集です。
画像またはテキストをクリックすると、新しいWindow が開き、該当するWebサイトへジャンプします。
 
ブータン詳細地図
ブータン地図 ブータン地図(Bhutan)
World Atlas の英語ページです。
ブータンについての詳細な説明もあり便利です。
「Bhutan Outline Map 」をクリックするとブータンの白地図も見られます。
アジアとブータン地図 日本とブータンの位置関係
「日本とアジア」「アジア大陸におけるブータンの位置」「ブータン拡大図」の3つの地図があります。
ティンプー ブータン ティンプーの写真(Thimphu)
英語ページです。
ブータンの首都は、ティンプーです。
このページには、ティンプーのいい感じの写真が豊富です。地図はありません。
ネット上で地図を探しましたが、良いのはありませんでした。
  ブータン大使館
日本との外交関係はありますが、日本にブータン大使館ありません。また、ブータンにも日本大使館はありません。インド・デリーにある大使館が兼務しています。
以前は在大阪ブータン王国名誉総領事館があったようですが現在閉鎖中です。
ホテル
ホテル ブータン ホテル
ジャイカ(JICA:独立行政法人 国際協力機構)のサイトです。
 
ブータンのホテル/住宅事情が紹介されています。電圧・コンセントプラグの情報もあります。
交通機関
ブータン航空 ブータン航空 (Druk Air)
ブータン国営航空「ドゥルック・エアー(DRUKAIR)」のサイトです。
首都ティンプーには空港が無く、車で1時間半ほどの地方都市パロを利用します。
国際線:ブータン・パロ<->バンコク・コルカタ、デリー・カトマンズ
ブータンには、国内線はありません。おまけに鉄道も無いので移動手段は、バス・自動車のみです。
 

 
サイト内の関連コンテンツ
ブータン基本データブータン地図ブータンの気温ブータンの空港案内
南アジア諸国
インドスリランカネパールパキスタンバングラデシュブータンモルディブ
ページ先頭(海外旅行:ブータン地図)へもどる。
旅行のとも、ZenTech トップページへ移動する。   Copyright © 1997-2025 ZenTech. All Rights Reserved