イロイロ・シティ(英語:Iloilo City (City of Iloilo)、ヒリガイノン語:Dakbanwa/Syudad sang Iloilo、キナライア語:Syudad kang/ka Iloilo、スペイン語:Ciudad de Iloílo)は、フィリピン中部のヴィサヤ諸島西ビサヤ地方パナイ島にある都市で、パナイ島南部のイロイロ州の州都となっている都市です。イロイロ・シティの人口は 447,992人、イロイロ都市圏人口 946,146人(2015年現在)、パナイ島の最大都市、フィリピン国内では 23番目に人口の多い都市です。パナイ島南東海岸に位置する街で、イロイロ海峡を挟んで東側にはギマラス島(Guimaras Island)があります。
イロイロ・シティの観光名所としては、サンペドロ要塞(Fort San Pedro、17世紀前半にスペイン人植民者が築いた要塞)、モロ教会(Molo Church、19世紀、サンゴの石灰岩で建てられたゴシック・リバイバル様式の教会)、ハロ・メトロポリタン大聖堂(Jaro Metropolitan Cathedral)、ハロ鐘楼(Jaro Belfry)、イロイロ繁華街史跡地区(Calle Real、20世紀前半のフィリピン・コモンウェルス時代(1935年~1946年)に建築)、イロイロ博物館(Museo Iloilo)、ハロ地区(Distrito Jaro、古いコロニアル様式で建てられた豪邸や上流階級の人々が住んだスペイン=フィリピン混合様式の家屋)、ラ・ヴィラ・デ・アレヴァロ(La Villa de Arevalo、花と花火の街)、ムエージェ・ルーニー(Muelle Loney、イロイロの河港)などがあります。