コタバト・シティ(英語:Cotabato City (City of Cotabato)、マギンダナオ語:Ingud nu Kutawatu、イラヌン語:Inged a Kotawato)は、フィリピン南部のミンダナオ島中部南海岸にある都市(3rd class independent component city = 第3級 独立構成市)で、ソクサージェン地方とバンサモロ自治地域の中心都市の一つです。コタバト・シティの人口は 325,079人(2020年統計、2015年時点では人口 299,438人)、ミンダナオ島では 7番目、フィリピン国内では 47番目に人口の多い街です。面積 176.00平方キロメートル(67.95平方マイル)、海抜 0~784メートル(0~2,572フィート)、北緯 7度13分00秒 東経 124度15分00秒です。北西部のモロ湾沿岸以外は地理的にマギンダナオ州に囲まれていますが、行政的には州から独立した都市です。北東に名前の似たコタバト州がありますが、コタバト・シティとコタバト州は行政的は無関係です。
コタバト・シティの観光名所としては、旧コタバト市庁舎・博物館(Old Cotabato City Hall Museum)、スルタン・ハジ・ハッサナール・ボルキア・モスク(Sultan Hajji Hassanal Bolkiah Mosque)、リオ・グランデ・デ・ミンダナオ(Rio Grande de Mindanao、コタバト・シティに北側を流れる川)、クタン・バト洞窟(Kutang Bato Caves)、タンタワン公園(Tantawan Park)、無原罪のお宿りタモンタカ教会(The Church of the Immaculate Concepcion Tamontaka)などがあります。
ミンダナオ島におけるコタバト・シティの場所が判る地図(Map of Cotabato City, Maguindanao del Norte Province, Bangsamoro Region, Mindanao Island, Philippines)