鄭州市(ていしゅうし、チェンチョウ シー、簡体字:郑州市(Zhèngzhōu)、繁体字:鄭州市、英語:Zhengzhou City, China、略称は「鄭」)は、中華人民共和国の華北地方にある河南省の省都となっている都市(地級市)です。鄭州市の総人口は 1,012万人(2018年現在)、市区人口 581万人(2018年)、河南省の最大都市、中国全体では 25番目に人口の多い街です。総面積 7,507平方キロメートル、市区面積 1,024平方キロメートルです。鄭州の下位行政区画は、6市轄区・5県級市・1県で構成され、市轄区は中原区と金水区と二七区と恵済区と管城回族区と上街区おとび鄭東新区、県級市は滎陽市と新鄭市と鞏義市と登封市および新密市、県は中牟県となっています。鄭州は、西安・北京・南京・洛陽・開封・杭州・安陽とともに「中国 八大古都」の一つに数えられています。道教の五岳の一つである嵩山(すうざん)があります。ちなみに五岳は、「東岳泰山(世界遺産、山東省泰安市)」「南岳衡山(湖南省衡陽市)」「中岳嵩山(世界遺産、河南省鄭州市登封市)」「西岳華山(陝西省渭南市華陰市)」「北岳恒山(山西省大同市)」です。
鄭州市の観光名所としては、二七記念塔(鄭州のランドマーク)、炎帝黄帝像、登封観星台、鄭州国際会展中心、嵩陽書院 (中国古代四大書院の一つ)、嵩山(世界遺産公園)、世界遺産「「天地の中央」にある登封の史跡群(Historic Monuments of Dengfeng in “The Centre of Heaven and Earth”、2010年登録)」、嵩山少林寺 (千古名刹)、黄河游覧区、鄭州商城遺跡、中岳廟、杜甫故里、打虎亭台墓、大河村遺跡、黄帝故里、河南博物院(国家級歴史博物館)、鄭州文廟、城隍廟、大佛寺、佛光寺、胡公祠、彭公祠、北大清真寺、綏靖公署、湖北會館、元日本領事館遺跡、中原福塔などがあります。鄭州市のホテルは、ル・メリディアン 鄭州、ホリデーイン鄭州リバーサイド(Holiday Inn Zhengzhou Riverside)、クラウン・プラザ鄭州(Crowne Plaza Zhengzhou)、コートヤード バイ マリオット 鄭州 エアポート、鄭州希爾頓酒店、中州国際飯店、JW マリオット・ホテル鄭州(JW Marriott Hotel Zhengzhou)、ノボテル鄭州コンベンション・センター(Novotel Zhengzhou Convention Centre)などがあります。
中国における鄭州の位置が判る地図(Map of Zhengzhou City, Henan Province, People's Republic of China)