ヴィン(英語:Vinh)は、ベトナム北中部にあるゲアン省の省都となっている都市です。人口 502,140人(2018年現在)、ベトナム国内では 8番目に人口の多い都市です。ベトナム中部における経済・文化の中心都市の一つで、南シナ海に面する港湾都市です。ヴィンの街は、5世紀~6世紀(中国南北朝時代)にまでさかのぼることが出来る歴史ある街です。かつては古城など歴史的建造物が多く建っていましたが、フランス植民地時代、それに続くアメリカとのベトナム戦争により、甚大な被害を受けました。ベトナム独立後の復興計画による区画整理事業によって、道路の拡張や近代的なアパート群の街並みが造成されました。
ヴィンの観光名所としては、ゲティン・ソビエト博物館(Xo Viet Nghe Tinh Museum)、キムリエン博物館、軍事博物館(Museum of Military Region IV)Chùa Sư Nữ (Chùa Cần Linh) 寺院、ホンソン寺院(Hong Son Temple)、クエト山、クアロー・ビーチ・リゾートなどがあります。