ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア(スペイン語:Las Palmas de Gran Canaria、略して「ラス・パルマス」)は、北大西洋にあるスペイン領カナリア諸島の中心都市の一つとなっている都市、カナリア諸島州の共同州都、グラン・カナリア島北東部に位置しています。ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアの人口は 378,517人(2018年現在)、カナリア諸島の最大都市、スペイン全体では 9番目に人口の多い街です。面積 100.55平方キロメートル、海抜 8~300メートル、北緯 28度09分 西経 15度25分(日本では鹿児島県の奄美大島と同程度の緯度)です。
ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアの観光名所としては、サンタ・アナ広場(Plaza de Santa Ana)、カナリア諸島大聖堂(サンタ・アナ大聖堂、Catedral Metropolitana de Santa Ana de Canarias、16世紀から19世紀に建築、カナリア諸島司教区の司教座聖堂)、カーサ・コロン(Casa de Colón)、コロンブスの家(クリストファー・コロンブスが滞在したかつて政庁として使われていた古い宮殿、現在は新世界探検(ヨーロッパ人によるアメリカ大陸発見)を紹介する博物館)、カナリア諸島博物館(グアンチェ族の遺物を展示)、カンリオ博物館(Museo Canario)、ペレス・ガルドス博物館(Perez Galdos House Museum)、トリアナ(Triana (las Palmas de Gran Canaria))、ラス・カンテラス海岸、ラス・カンテラス通り(散歩道)、セントロ・アトランティコ・デ・アルテ・モデルノ(現代美術館、CAAM - Atlantic Center of Modern Art)、サン・テルモ公園(Parque San Telmo)、ラ・ルス城(Castillo de la Luz、16世紀に海賊からラス・パルマスを防衛するために築かれた砦)、プラヤ・デ・ラ・ラハ(ビーチ、Playa de la Laja)、ポエマ・デル・マル水族館(Poema del Mar Aquarium)、プラヤ・デ・ラス・カンテラス(Playa de Las Canteras)などがあります。