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マチュピチュ


 マチュ・ピチュ(スペイン語:Machu Picchu, Peru、ケチュア語:Machu Pikchu、現地語では「老いた峰」を意味)は、ペルー南部の東コルディリェラ山脈、標高 2,430メートル(7,970フィート)の尾根に位置する15世紀のインカ帝国の城塞跡です。保存状態の良い15世紀のインカ帝国の遺跡(西暦 1440年頃に建設され、1533年にスペイン人によりインカ帝国が滅ぼされるまでの約 80年間続いたと考えられています)です。クスコの北西約 80キロメートル(50マイル)に位置するクスコ県ウルバンバ郡マチュピチュ地区に位置し、聖なる谷の上流、亜熱帯山岳気候の深い峡谷を形成するウルバンバ谷 (Urubamba valley) 沿いにあります。
 山裾からはその存在を確認することが出来ず、しばしば「インカの失われた都市」或いは「空中の楼閣」と呼ばれることもあるマチュ・ピチュは、インカ文明を象徴するシンボルの一つであり、アメリカ大陸における主要な考古学遺跡です。1450年頃に建設され、インカ皇帝パチャクティの邸宅として使用されていたと考えられていますが、それを裏付ける当時の記録は残っていません。遺跡は約 1世紀後、おそらくスペインによる征服の際に放棄されました。現代の放射性炭素年代測定によると、居住開始は紀元前14世紀頃と推定されています。1420年から 1530年にかけて建設されました。この遺跡には 3メートルづつ上がる段々畑が40段あり、3000段の階段で繋がっています。遺跡の面積は約 13平方キロメートルで、石の建物の総数は約 200戸あります。遺跡の背後にある尖った岩峰はワイナ・ピチュ(Huayna Picchu、若い峰)と呼ばれ、標高 2,720メートルです。
 マチュピチュは、精巧に作られた乾式石積みの壁を特徴とする古典的なインカ様式で建設されました。注目すべき建造物には、太陽の神殿、三つの窓の神殿、インティワタナの儀式石などがあります。この遺跡は地元では知られており、20世紀初頭にペルーの探検家アグスティン・リサラガによって到達されましましたが、1911年にアメリカの歴史家ハイラム・ビンガム3世によって国際的な注目を集めました。この遺跡の元々のインカ名は、遺跡の一部が位置する山にちなんで、ワイナ・ピチュであったと考えられています。
 1981年にペルーの国立歴史保護区に指定され、1983年には「マチュ・ピチュの歴史保護区(Historic Sanctuary of Machu Picchu)」の名称でユネスコの世界遺産(複合遺産)に登録されたマチュピチュは、2007年には新・世界七不思議の一つにも選ばれました。2024年現在、この遺跡には年間 150万人以上の観光客が訪れ、ペルーで最も訪問者が多い国際観光地となっています。
 
マチュピチュ イメージ
マチュピチュ
 
 マチュピチュ遺跡の見所としては、インティワタナ(Intihuatana、「太陽をつなぎとめる場所」という意味、太陽観測に関する石、高さ 1.8メートルの花崗岩)、主神殿、3つの窓の神殿、太陽の神殿(大塔)、王女の宮殿(外階段式の2階建て構造物、コンドルの神殿(コンドルをかたどった大きな平石がある神殿)、月の神殿などがあります。
 
 マチュピチュ遺跡に一番近いホテルは遺跡公園入口にあるサンクチュアリー・ホテル・ベルモンド(Sanctuary Lodge, A Belmond Hotel, Machu Picchu、5つ星ホテル、日本円で10万円~)です。マチュピチュ遺跡の最寄り集落アグアスカリエンテス(アグアスカリエンテスからマチュピチュ遺跡は西南西へ直線距離で2.5キロメートル)のホテルとしては、スマック マチュ ピチュ ホテル(Sumaq Machu Picchu Hotel、5つ星ホテル)、ハトゥン インティ ブティック マチュピチュ(Inti Punku Machupicchu Hotel & Suites)、ルパ ワシ エコ ロッジ(Rupa Wasi Eco lodge)、ホテル パチャキュテク(Hotel Pachakuteq)、ホスタル ラ パヤチャ(Hostal La Payacha)、アデラス ホスタル(Adelas Hostal)、イラリー イン(Illary Inn)、アンディーノ ホテル(ANDINO HOTEL MACHUPICCHU)、インティリャクタ マチュピチュ(IntiLlaqta MachuPicchu Pueblo)、インカテッラ・マチュピチュ・プエブロ・ホテル(Inkaterra Machu Picchu Pueblo Hotel)、タイピカラ・ブティック・マチュピチュ(Taypikala Boutique Machupicchu)、ホテル・ビスタ・マチュピチュ(Hotel Vista Machu Picchu)などがあります。
 
ペルーにおけるマチュピチュの場所が判る地図
マチュピチュ地図
地図サイズ:400ピクセル X 500ピクセル
 
 マチュピチュは、ユネスコの世界遺産である文化遺産と自然遺産の両方に指定されています。ハイラム・ビンガムの探検以来、マチュピチュを訪れる観光客は毎年増加しており、2024年には 150万人を超えると予想されています。ペルーで最も多くの観光客が訪れる観光名所であり、主要な収入源でもあるマチュピチュは、経済的・商業的な圧力に常にさらされています。1990年代後半、ペルー政府はケーブルカーと高級ホテルの建設を許可しました。これには、ブティックやレストランを備えた観光複合施設と遺跡への橋が含まれます。これらの計画は広範な抗議に直面し、批評家たちは、生態系への潜在的な悪影響を警告した国立天然資源研究所の要請にもかかわらず、政府が適切な環境影響調査を実施しなかったと主張しました。2018年には、ペルー国民のマチュピチュへの訪問を促進し、国内観光を促進するために、ケーブルカーを再び建設する計画が再開されました。この地域の上空には飛行禁止空域が設定されています。ユネスコは 2017年、過密状態への懸念からマチュピチュを危機遺産リストに登録することを検討しましましたが、最終的には見送りました。
 観光の影響を管理するための取り組みとして、長年にわたり様々な対策が講じられてきました。1980年代には、マチュピチュ中央広場の岩が移動され、ヘリコプターの着陸帯が設けられましましたが、後にこの措置は中止されました。2006年には、ヘリクスコ社が遺跡上空の観光飛行の許可を求めましましたが、すぐに許可は取り消されました。2010年1月、エルニーニョ現象による深刻な洪水で 4,000人以上が閉じ込められ、マチュピチュへのアクセスが遮断されたため、一時的に閉鎖されました。遺跡は 2010年4月1日に再開されました。観光の影響をさらに軽減するため、2011年7月にはより厳しい入場規制が導入され、城塞への 1日あたりの訪問者数は 2,500人、ワイナ・ピチュへの 1日あたりの訪問者数は 400人に制限されました。2018年には、観光管理の改善と遺跡の劣化抑制を目的として、第3段階の入場制限が追加されました。2024年には、1日あたりの訪問者数の制限が公式に 4,500人に引き上げられ、ピークシーズンには最大5,600人まで入場が許可されました。
 2012年5月、ユネスコは、特に近隣の町アグアス・カリエンテスの急速な発展を鑑み、遺跡の緩衝地帯に対する追加的な保護措置を強く求めました。マチュピチュ遺跡では、高山病、洪水、事故による観光客の死亡が相次ぎ、安全上のリスクが高いにもかかわらず訪問を許可したユネスコへの批判が高まっています。2014年にヌードツーリズムが流行したことを受け、ペルー文化省はヌードツーリズムの撲滅に向けて監視を強化しました。
 遺跡の管理と保護への尽力に対し、1994年から 2019年までマチュピチュ国立考古学公園の園長を務めたフェルナンド・アステテ氏は、2020年1月にペルー文化省から「文化功労者」賞を受賞しました。この賞は、マチュピチュ遺跡の保存、管理、研究への多大な貢献を称えるものです。
 2022年から 2023年にかけてペルーで発生した抗議活動により、マチュピチュへのルートが封鎖され、数千人の観光客が足止めされ、政府は立ち往生した観光客を空輸しました。これらの混乱により、文化省は 2023年1月22日にこのサイトを無期限に閉鎖し、2023年2月15日に再開しました。
 
 マチュピチュへの交通アクセスは、ペルーの首都リマからクスコまで飛行機で移動。クスコから観光拠点となるアグアスカリエンテス(通称:マチュピチュ村、温泉のある集落)まで鉄道で3時間半、そしてアグアスカリエンテスの駅前からシャトル(30分に1本)までに乗り約30分(約9キロメートル)でマチュピチュ遺跡に到着します。
 
マチュピチュ地図(Map of Machu Picchu, Cusco Region, Peru)、Google Map
 
マチュピチュの地図を掲載しているWebサイトのリンク集です。 画像またはテキストをクリックすると、新しいWindow が開き、該当するWebサイトへジャンプします。
マチュピチュ詳細地図
マチュピチュ地図 マチュピチュ遺跡 地図(Machu Picchu)
 
マチュピチュ遺跡の解説、アクセス方法、鉄道ルートマップ、インカ・トレール工程表、遺跡地図、拠点の町:アグアスカリエンテス などの説明が豊富で役立ちます。
ペルー観光地図 ペルー観光地図
ペルー観光(在日ペルー大使館協賛)公式サイトです。
ペルーにある世界遺産(10箇所)の解説:マチュピチュ、クスコの市街、ワスカラン国立公園、チャピン遺跡、チャンチャン遺跡、マヌー国立公園、マチュピチュ歴史地区、リオ・アビセオ国立公園(準備中)、ナスカおよびフマナ平原の地上絵、アレキパ歴史地区
主要都市:マチュピチュ、プーノ、ワラス、トルヒーヨ、カハマルカ、イキトス
クスコ周辺 クスコ周辺とインカ トレール地図(Cusco & Inca Trail)
クスコ クスコ地図
 
スペイン語の地図です。綺麗で見やすいです。
マチュピチュ遺跡 マチュピチュ遺跡の地図と動画
 
英語ページです。
地図のエリアをクリックすると、その場所にある神殿などの動画と解説を見ることが出来ます。。
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