ロハス・シティ(英語:Roxas City)、正式名称はシティ・オブ・ロハス(英語:City of Roxas、カピス語/ヒリガイノン語:Dakbanwa sang Roxas、フィリピン語:Lungsod ng Roxas)で、フィリピン中部のヴィサヤ諸島西ビサヤ地方パナイ島北海岸にある都市で、パナイ島北部のカピス州の州都となっている都市です。2020年の国勢調査によると、人口は 179,292人(2015年時点では人口 167,003人)で、カピス州で最も人口の多い都市であり、西ビサヤ地方ではイロイロ・シティに次いで 2番目に人口の多い都市です。
かつての都市名は州名と同じ「カピス・シティ(Capiz City州名の由来)」として知られていましましたが、1951年5月12日に市制施行され、フィリピンの第4代大統領であり、アメリカ独立後の第三フィリピン共和国の初代大統領である出身者のマヌエル・アクーニャ・ロハス(Manuel Acuña Roxas、1892年1月1日生~1948年4月15日没)に敬意を表して改名されました。ロハス市は、パナイ島北部における教育、貿易、経済活動、物流の中心地です。豊かな海洋生物により、ロハス市は「フィリピンのシーフードの首都」と呼ばれています。ロハス市は、ガワド・パングロ・サ・カパリギラン(GPK)清潔さと環境コンテストにおいて、西ビサヤ地域で最も清潔で環境に優しい構成都市賞を受賞しました。保健省(DOH)からは、「100%禁煙」を表彰するレッドオーキッド賞も授与されました。また、内務地方自治省(DILG)からグッドハウスキーピング賞を授与され、フィリピン国家警察からは地域最優秀警察署賞を受賞しました。