サントドミンゴ(スペイン語:Santo Domingo, República Dominicana、正式都市名:サントドミンゴ・デ・グスマン(Santo Domingo de Guzmán))は、大西洋西部・カリブ海のイスパニョーラ島東部にあるドミニカ共和国の首都となっている都市、イスパニョーラ島南東部沿岸に位置する街です。サントドミンゴの人口は 965,040人(2010年12月現在)、サントドミンゴ都市圏人口 2,908,607人(2010年12月現在)、ドミニカ共和国の最大都市です。面積 104.44平方キロメートル(40.32平方マイル)、都市圏面積 2,696.69平方キロメートル、海抜 14メートル、北緯 18度28分 西経 69度57分(日本周辺ではフィリピンのルソン島北端部~中国・海南島の三亜市~ベトナム中北部のハティンと同程度の緯度)です。アンティル諸島で最初にヨーロッパ人が入植した都市として知られ、1496年にスペイン人がイスパニョーラ島に定住し、1498年8月5日に公式にはサントドミンゴが公式に街として認められました。1502年にハリケーンで街が破壊されましたが、直後に周辺の場所で街が再建設されました。16世紀初期の街の区割りや防護壁がコロニアル・ゾーン(Colonial Zone)に現在でも残されており、「サントドミンゴの植民都市(Colonial City of Santo Domingo)」の名称でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録(1990年)されています。
サントドミンゴの観光名所としては、サントドミンゴ旧市街、サンタ・マリア・ラ・メノル大聖堂(アメリカ首座大司教座聖堂、Catedral Santa Maria la Menor (Primada de America)) 、独立公園(Parque de la Independencia)、コンデ門(Puerta del Conde、独立公園内)、コロンブス宮殿(Alcazar de Colón)、オサマ砦(Fortaleza Ozama)、国立パンテオン(Panteon Nacional)、王室博物館(Museo de las Casas Reales)、王立日時計、エル・アルカサル・デ・コロン(Alcázar de Colón)、サン・フランシスコ修道院跡(Ruinas de San Francisco, Monasterio San Francisco)、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アルタグラシア教会(La Iglesia de Nuestra Señora de la Altagracia)、サン・ニコラス・デ・バリ病院跡(Ruinas del Hospital San Nicolas de Bari)、ラ・カーサ・デ・バスティダス(La Casa de Bastidas)、ニコラス・デ・オバンド邸(Hostal Nicolás de Ovando)、サントドミンゴ植物園(National Botanical Garden Doctor Rafael Maria Moscoso)、アクアムンド(水族館、AquaMundo)、サン・アントン教会(Ermita de San Antón)、レジーナ・アンジェロラム教会&修道院(Iglesia y Convento Regina Angelorum)、現代美術館(Museo de Arte Moderno)、国立自然史博物館(National Museum of Natural History)、貨幣&切手博物館(Numismatic and Philatelic Museum)、プラヤ・デ・グイビア(ビーチ、Playa de Güibia)、ドゥアルテ公園(Parque Duarte)、モデロ市場(Mercado Modelo)などがあります。