旅行のとも、ZenTech
旅行のとも、ZenTech > 海外旅行 地図 > 北アメリカ地図 > カナダ > ケベック州 > モントリオール

モン=ロワイヤル公園


 モン・ロワイヤルの丘には、モントリオール最大級の緑地の一つであるモン・ロワイヤル公園(フランス語:Parc du Mont-Royal、英語:Mount Royal Park(マウント・ロイヤル公園))が広がっています。この公園は、ニューヨーク市セントラルパークの共同設計者でもあるフレデリック・ロー・オルムステッドによって設計され、1876年に開園しましましたが、オルムステッドの当初の設計案が完全に実現されたわけではありません。
 オルムステッドは、植栽を工夫することで、この丘の山岳的な地形を際立たせようと計画していました。馬車道の麓には木陰を作ることで谷のような雰囲気を演出し、標高が高くなるにつれて植栽をまばらにすることで、実際よりも高く感じさせるという視覚効果を狙ったのです。しかし、1870年代半ばのモントリオールは不況に見舞われ、オルムステッドの計画の多くは断念されました。馬車道は建設されたものの、当初の計画を無視した急ごしらえのものとなり、植栽計画も全く実行されませんです。
 公園内には 2つの展望台(ベルヴェデーレ)があり、中でも特に有名なのが「コンディアロンク展望台(Kondiaronk Belvedere)」です。ここには半円形の広場と「モン・ロワイヤル・シャトー」があり、モントリオールのダウンタウンを一望できます。1906年に建設されたこの展望台は、1701年の「モントリオール大和睦(Great Peace of Montreal)」の締結に尽力した、ペトゥン族の首長コンディアロンクにちなんで名付けられました。
 公園には他にも、ビーバー湖(小さな人工湖)、スノーチューブやトボガン(そり)滑り用のコース、クロスカントリースキーのコース、彫刻庭園、そして解説センターである「スミス・ハウス」などがあります。丘の麓、パーク・アベニューに面した場所には、ジョルジュ=エティエンヌ・カルティエ記念碑(毎週日曜に「タムタム」と呼ばれる打楽器の集まりが開かれる場所として知られています)や、モルデカイ・リッチラーを記念して名付けられたガゼボ(正確にはバンドスタンド/野外音楽堂)が設置されています。
 この豊かな森は、1950年代にドラポー市長が断行した「道徳的理由」による樹木伐採(いわゆる「モラリティ・カッツ」)や、1998年の氷嵐(アイス・ストーム)によって大きな被害を受けましましたが、その後、大部分が回復しました。モントリオールのダウンタウンを見下ろすこの森は、まさに「緑の宝石」であり、美しい紅葉や、広範囲にわたるハイキングコース、クロスカントリースキーのコースで広く知られています。自転車の利用は、主要な砂利道に限られています。
 1885年から 1920年にかけては、モン・ロワイヤル・フニキュラー(ケーブルカー)が観光客を山頂へと運んでいました。同線の運行終了後は、1959年までモントリオールの路面電車11系統が、訪れる人々を山頂まで運んでいました。現在、この丘を横切るように道路が通っていますが、この道路には、長年市長を務めたものの物議を醸す人物でもあったカミリアン・ウードの名が冠されています。なお、ウード自身は、公園内に道路を通すという計画には反対していました。
 この公園や墓地、および隣接するいくつかの公園や施設は、この地域の豊かな文化的・自然遺産を法的に保護するため、州政府によって「モン・ロワイヤル自然・歴史地区(Arrondissement historique et naturel du Mont-Royal)」として指定されています。
 
モン=ロワイヤル公園地図(Map of Parc du Mont-Royal, Montréal, Quebec, Canada)
モン=ロワイヤル公園地図
地図サイズ:640ピクセル X 480ピクセル
 
モン=ロワイヤル公園 イメージ(シャトー・デュ・モンロイヤル(Chalet du Mont-Royal))
モン=ロワイヤル公園
このイメージデータはWikipediaから写真を引用し改変したものです。
 
モン=ロワイヤル公園地図(Google Map)
 
モン=ロワイヤル公園の交通機関と観光名所
 

 
サイト内のモントリオール地図
モントリオール旧市街、 モントリオール旧港 、 モン=ロワイヤル公園、 サンテレーヌ島、 モントリオール・オリンピック公園
ページ先頭(モントリオール:モン=ロワイヤル公園地図)へもどる。
旅行のとも、ZenTech トップページへ移動する。   Copyright © 1997-2026 ZenTech. All Rights Reserved