チェンマイ国際空港(Chiang Mai International Airport = CNX)は、タイ空港公社(Airports of Thailand Public Company Limited = AOT)の管理するタイ国内にある5つの国際空港の1つで、タイ北部チェンマイ県のチェンマイ市街中心から南西へ約4kmの場所に位置しています。チェンマイ国際空港は、北タイの景勝と豊かな文化への主要な玄関口であるチェンマイに位置するので、北部タイへの旅行と観光に重要な役割を果たします。2005年現在、10の航空会社がチェンマイ空港に就航しています。年間200万人以上の乗客が利用し、1万5000回の離発着、および1万6000トンの貨物がこの空港で扱われています。空港は、チェンマイ市街地に比較的近いため夜間(深夜1時~)は閉鎖されます。チェンマイからバンコク(スワンナプーム空港)まで飛行機で約1時間10分、メーホンソーンまで35分です。
このチェンマイ国際空港は、2008年に発生したタクシン派による反政府運動の一環でスワンナプーム国際空港が占拠されたときに、中華航空(China Airlines)の台北 - ヨーロッパ路線とスイスインターナショナルエアラインズ(Swiss International Airlines)のシンガポール - チュリヒ路線のストップオーバー地として利用されました。2011年1月24日からはタイ・エアアジア(Thai AirAsia)がハブ空港として利用を始める予定になっています。
空港名:チェンマイ国際空港 / 英語:Chiang Mai International Airport / タイ語:ท่าอากาศยานนานาชาติเชียงใหม