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タイ世界遺産
ドンパヤーイェン=カオヤイ森林地帯
ドンパヤーイェン=カオヤイ森林地帯(英語:Dong Phayayen - Khao Yai Forest Complex)は、タイ東北部に広がる森林地帯、具体的なエリアは、サラブリー県東部からナコーンナーヨック県、プラーチーンブリー県、サケーオ県北部、およびナコーンラーチャシーマー県、ブリーラム県南部まで広がっており、ユネスコ世界遺産です。ドンパヤーイェン山脈とサンカムペーン山脈の 5つの保護区、すなわちカオヤイ国立公園(Khao Yai National Park)、タップラーン国立公園(Thap Lan National Park)、パーンシーダー国立公園(Pang Sida National Park)、タープラヤー国立公園(Ta Phraya National Park)、ドンヤイ野生生物保護区(Dong Yai Wildlife Sanctuary)に跨り、2005年に世界遺産(自然遺産)に登録されました。
ドンパヤーイェン=カオヤイ森林地帯は、東はカンボジア国境のタープラヤ国立公園、西はカオヤイ国立公園まで、230キロメートル(140マイル)にわたり広がっています。この森林には、哺乳類 112種(テナガザル2種を含む)、鳥類392種、爬虫類・両生類 200種を含む、800種以上の動物が生息しています。世界的に絶滅の危機に瀕している哺乳類、鳥類、爬虫類の保全にとって、この保護区は国際的に重要な位置を占めています。これらの種の中には、脆弱種が 19種、絶滅危惧種が 4種、そして危機的絶滅危惧種が 1種含まれています。この地域には、これらの種の長期的な生存に適した生息地を提供できる、広大かつ重要な熱帯林生態系が広がっています。
しかしながら、保護区内でのシャムローズウッドの違法伐採と道路拡張が継続していることから、世界遺産委員会は、この保護区が「危機遺産リスト」に格下げされる可能性があると警告しました。2017年7月の第41回会合において、委員会はタイによるシャムローズウッドの違法伐採と取引の停止に向けた努力を称賛しましましたが、保護区に悪影響を与える可能性のある複数のインフラ整備プロジェクトが依然として検討中であると指摘しました。保護区は世界遺産リストに掲載されたままですが、委員会は 2020年の第44回会合において、タイの保全努力を再検討する予定です。
2017年3月、保護区内で世界で 2番目に繁殖しているインドシナトラの個体群が確認されました。
ドンパヤーイェン=カオヤイ森林地帯 イメージ(カオヤイ国立公園)
タイにおけるドンパヤーイェン=カオヤイ森林地帯の場所が判る地図(Map of Dong Phayayen - Khao Yai Forest Complex, Thailand)
地図サイズ:360ピクセル X 480ピクセル
ドンパヤーイェン=カオヤイ森林地帯 地図(Google Map)
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