台湾鉄道路線図

　台湾の鉄道は、台湾鉄路管理局（国鉄のような組織）が運営する在来線、日本の新幹線技術を導入した台湾高速鉄道、阿里山森林鉄道に代表される観光鉄道などがあります。台湾で最初の鉄道が敷かれたのは、清朝統治時代末期の1891年（光緒17年）で、基隆～台北間（28.6km）です。その後、日本統治時代（1895年～1945年）には植民地経営のために鉄道整備が進められ、1908年4月には縦貫線の基隆から高雄までの404.2kmが全通しました。軽便鉄道規格の台東線（東花蓮港～台東）、森林鉄道、製糖鉄道なども多く建設されました。中華民国となってからも鉄道整備が続けられ、1980年2月に北廻線、1991年には南廻線が開通し、台湾島を一周する鉄道網が完成しました。2007年1月5日には台湾高速鉄道（台湾新幹線）が開業しています。また、「捷運（しょううん、ジェユン）」と呼ばれる地下鉄・新交通システムが台北市（台北捷運）と高雄市（高雄捷運）にあります。

台湾鉄道路線図（Railway Network Map of Taiwan）

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台湾鉄道路線

台湾高速鉄道 HSR（Taiwan High Speed Rail）：台北 - 左営（高雄市郊外）、地図の赤色の路線
在来線（台湾鉄路管理局）
- 西部幹線：基隆～台北～高雄～枋寮
  - 縦貫線：基隆～台北～高雄
  - 屏東線：高雄～枋寮
- 東部幹線：八堵～台東
  - 宜蘭線：八堵～蘇澳
  - 北廻線：蘇澳新站～花蓮
  - 台東線：花蓮～台東
- 南廻線：枋寮～台東
- 支線（ローカル線）
  - 平渓線：瑞芳～菁桐
  - 林口線：桃園～林口
  - 内湾線：新竹～内湾
  - 集集線：二水～集集～車埕
行政院農業委員会林務局の運営（観光鉄道）
- 阿里山森林鉄道
  - 阿里山線：嘉義～阿里山
  - 祝山線：阿里山～祝山
  - 眠月線：阿里山～石猴
- 太平山森林鉄道

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