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信義区
台北101 地図
台北101(英語:TAIPEI 101)は、台湾(中華民国)台北市信義区にある超高層ビルです。本館は高さ 508メートル、地上101階、地下5階建てです。併設のショッピングモール「TAIPEI 101 MALL」は 2004年12月31日に完成し、2010年1月4日に台湾金融センターによって世界一高い建物として認定されました。現在、台湾で最も高い建物であり、高さ 500メートル以上、100階以上の建物は台湾で唯一です。高さが 500メートル(1,640フィート)を超える世界初の建物であるだけでなく、世界で 11番目に高い建物でもあります。台北金融センター株式会社によって建設・運営されています。台北101は当初「台北ワールド・ファイナンシャル・センター」と名付けられ、1990年代に設計が開始されました。中華民国政府の「アジア太平洋オペレーションズ・センター」構想に沿って設計されたこのプロジェクトは、金融業界向けの大規模な商業・オフィス施設の建設を目指していました。台北市信義計画区のA22番街区とA23番街区が建設地に選定され、1996年10月に建設・運営・譲渡(BOT)方式の導入が決定されました。1997年7月、中国開発銀行や宏国建設などの企業が主導する台北ワールド・ファイナンシャル・センター・プロジェクトは、206億台湾ドルを超える70年間の土地使用権を取得しました。台北金融ビル株式会社がメインスポンサーとして設立され、1998年1月13日に正式に建設が開始されました。1999年4月、日本の熊谷組が率いる台北金融ビル建設チームが 391億台湾ドルでタワー建設の入札を獲得し、同年7月に正式に着工しました。2001年6月にはポディウム棟、2003年7月にはタワー棟の上棟式が行われました。2002年7月、正式に「台北101」と命名されました。タワー棟は 2003年10月に上棟、ポディウム棟ショッピングセンターは 2003年11月にオープンし、タワー棟は 2004年に完成し、2004年末にオープンしました。
建築家李祖源氏によって設計された台北101は、ポストモダン建築様式を採用し、工業素材のような現代的な構造と伝統的なアジアの美意識を融合させています。この構造には、環太平洋火山帯の地震や台湾で頻発する熱帯低気圧に耐えられるよう設計された数多くの機能が組み込まれています。タワー内には、オフィス、レストラン、ショップ、展望台、公共の屋外遊歩道があります。また、一般公開された世界初の巨大ダンパーも備えています。ポディウムショッピングセンターには、外装に世界最大の如意シンボルがあしらわれています。台北101には 61台のエレベーターがあり、そのうち 2台は展望台用エレベーターです。5階から 89階までわずか 37秒で到達でき、開業当時世界最速のエレベーターであった分速 1,010メートル(時速約 60.6キロメートル(37.7マイル))の速度を誇りました。台北101は商業オフィスやショッピングモールとして使用されているほか、垂直マラソンや大晦日の花火大会などのプロモーションイベントも開催されています。夕暮れから真夜中まで、外壁は虹色のスペクトルカラーをテーマにライトアップされ、その日の様々な色彩を演出します。商業広告やイベント記念など、特別な機会には、文字や特別な色彩が添えられることもあります。台北101はこれまでに数々の賞や認証を獲得しており、2004年末にはエンポリス・スカイスクレイパー賞で 1位、2011年には米国グリーンビルディング協会(USGBC)のLEEDグリーンビルディングプラチナ認証、2023年には国際ウェルネスビルディング協会(IWBI)のWELLヘルシービルディングプラチナ認証を取得しています。
台北101 イメージ(チューンドマスダンパー、超高層ビルであるため風による振動を緩和する目的で設置されたダンパー)
台北101 地図

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台北 台北101 地図(Map of Taipei 101)
地図サイズ:560ピクセル X 520ピクセル
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