台湾：鹿港 - 旅行のとも、ZenTech

鹿港鎮地図

　鹿港鎮（日本語読み：ろっこうちん、台湾語：Lo̍k-káng、中国語繫体字：鹿港鎮、ピンイン（拼音）：Lùgǎng zhèn（ルーカン（ルーガン）ジェン）、旧称：Rokau-an、鹿仔港、洛津、英語：Lukang Township, Taiwan）は、台湾（中華民国）中西部、彰化県北西部、鹿港江河口の北岸に位置する鎮です。地域全体は海抜 10メートル以下で、沖積平野、海岸低地、干潟（海岸を埋め立てた土地）の 3つの地域に分けられます。人口は 82,447人（2025年9月現在、2016年1月時点では人口 86,495人）で、彰化県で 4番目に人口の多い行政区です。面積 39.46平方キロメートル（15.24平方マイル）、北緯 24度07分10秒東経 120度26分30秒です。鹿港鎮の下位行政区画は、29里で構成され、草中里、順興里、頭崙里、長興里、郭厝里、新宮里、大有里、洋厝里、頂厝里、溝墘里、中興里、泰興里、頂番里、廖厝里、山崙里、洛津里、景福里、興化里、永安里、海埔里、菜園里、頭南里、玉順里、街尾里、龍山里、東石里、詔安里、埔崙里、東崎里があります。
　清の統治時代には天然の良港として、大陸側の福建省泉州と台湾・鹿港の間で航路が開かれ、台湾側での交易の拠点として栄え（全盛期は1785年から1845年）、台湾第2の街となっていました（当時の最大都市は台湾府城があった台南です）。時代を経るに従い、鹿港の港は河川から流れ込む土砂によって港の機能が低下し、日本統治時代には彰化平野の物産輸送は内陸に敷設された鉄道が主力となり、海運を主体とした鹿港は衰退しました。
　かつて鹿港鎮は、中国大陸の泉州府普江県との交易港、台湾から中国大陸に最も近い港でした。そのため、泉州三県の多くの貴族が貿易のためにこの地に定住し、漢学と文学が栄えました。鹿港はかつて台湾最大の中国大陸との貿易港であり、「一府二鹿三艋舺」の異名をとっていました。ちなみに「一府」は台湾府城（現在の台南市中西区および東区の一部）、「二鹿」はここ鹿港、「三艋舺」は現在の台北市万華区です。その後、港湾の土砂堆積や鉄道建設の影響で経済発展は停滞しました。しかし、長い歴史を持つ鹿港には、鹿港天后宮、鹿港龍山寺、鹿港文武廟といった多くの史跡が残っており、鹿港鎮の重要な観光名所となっています。特産品としては、エビザル、地元の伝統的な軽食、牡蠣オムレツ、伝統的な菓子、伝統工芸品などがあります。

鹿港イメージ（鹿港民俗文物館）

　鹿港鎮の観光名所としては、鹿港老街（鹿港古蹟保存区）、半辺井、鹿芸会、鹿港桂花巷芸術村、鹿港鶴棲別墅、鹿港龍山寺、鹿港天后宮、台湾玻璃館、媽祖文物館、鹿港民俗文物館（鹿港辜家旧居）、鹿港城隍廟、興安宮、文武廟、鹿港地藏王廟、鹿港三山国王廟、鹿港隘門、南靖宮、鹿港協豊閣、鹿港九重天南天古仏、鹿港大有里玉渠宮田都元帥、鹿港龍山里鳳山寺広沢尊王、日茂行、鹿港龍山里金門館蘇府大王爺、鹿港街尾里文徳宮温府千歲、官林宮（Guanlin Temple）、鹿港公会堂、楊橋公園、摸乳巷（Mo Ru Lane (Gentlemen Alley)）、九曲巷（Jiuqu Lane）、十宜楼、鹿港街長宿舎、鹿港車站（Lukang Station）、緞帯王観光工廠、彰浜風車、鹿港鎮体育場（アリーナ）などがあります。

　鹿港のホテルとしては、鹿港澄悦酒店ユーフォリアホテル鹿港、鹿港澄悦商旅ジョイイン鹿港、鹿港永楽酒店、頌謙文旅、亜太鹿港渡仮村、頤園行館、鹿比民宿、鹿港紅楼精品旅館、公園一鹿人文旅店、老街仮期文旅、東皋歇暝民宿タンコーヒオーミホームステイ、鹿港鉑鈳民宿バックイン、宮后文旅、鹿港蕎禾旅宿、リージョンモーテル、米市85 鹿港民宿、一日鹿港人アデイイン鹿港、鹿港在路上旅活概念餐飲、鹿港天后民宿－浜海旅宿、以楽以楽民宿、哈楼民宿ハローゲストハウス、鹿境水岸、CUO バックパッカーイン厝．背包文旅、ソンキアンブリガード、晨荷精品渡仮旅館、鹿港安順19旅居アンソン 19、喜悦來行館、鹿港鹿遊人文民宿、鹿鹿咪民宿などがあります。

台湾における鹿港鎮の場所が判る地図（Map of Lukang Urban townships, Changhua County, Taiwan）

地図サイズ：400ピクセル X 540ピクセル

　鹿港鎮の公共交通機関としては、台中から鹿港まで車やバスで 50分（西南西へ道なりで 35.5km）、彰化市から車で 35分（西へ道なりで 14.5km）です。鹿港から嘉義まで車やバスで 1時間10分（南へ道なりで 80km）です。

鹿港鎮地図（Google Map）

サイト内の関連コンテンツ
鹿港地図、鹿港の気温、

ページ先頭（台湾：鹿港地図）へもどる。