プエルト・プリンセサ(英語:Puerto Princesa)、正式にはシティ・オブ・プエルト プリンセサ(英語:City of Puerto Princesa、クヨヌン語:Siyudad i'ang Puerto Princesa(シユダッド イアン プエルト プリンセサ)、フィリピン語(タガログ語):Lungsod ng Puerto Princesa、スペイン語:Ciudad de Puerto Princesa)は、フィリピン西部のミマロパ地域パラワン島東海岸中部にある都市(高度都市化都市(HUC))、パラワン州の州都、パラワン島の最大都市です。2020年の国勢調査によると、人口は 307,079人(2015年時点では人口 255,116人)です。スール海がパラワン島に食い込んだ形でホンダ湾(Honda Bay)があり、プエルト・プリンセサはホンダ湾に面した港湾都市です。
フィリピンの西部パラワン州に位置する都市で、フィリピン最西端の都市です。プエルト・プリンセサは州都であり、政府の所在地でもありますが、地理的に位置づけられている州の管轄下にないフィリピン国内の 38の独立都市の一つです。そのため、フィリピン統計局の地理統計上の目的においては、パラワン州内の独立した地域とされています。プエルト・プリンセサはパラワン州およびミマロパ地域で最大の都市です。
人口密度はフィリピンで最も低く、1平方キロメートルあたり110人(280人/平方マイル)です。面積では、ダバオ市に次いで 2番目に大きく、面積は 2,381.02平方キロメートル(919.32平方マイル)です。海抜 0~1,257メートル(0~4,124フィート、平均海抜 98メートル(322フィート))、北緯 9度44分24秒 東経 118度44分38秒です。プエルト・プリンセサには、フィリピン軍西部司令部が置かれています。
現在、プエルト・プリンセサは多くのビーチリゾートやシーフードレストランを擁する観光都市です。フィリピンで最も清潔で緑豊かな都市として、幾度となく称賛されています。