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クランタン州地図
コタバル地図
コタバル(英語:Kota Bharu、ジャウィ語:Koto Baghu(コト・バグー)、略号:KB)は、マレーシアのマレー半島東海岸北部にあるクランタン州の州都であり王都となっている都市です。マレー半島北東部、クランタン川の河口付近に位置しています。コタバルの人口は 568,900人(2022年現在、2010年時点では人口 491,237人)、クランタン州では最大の都市、マレーシアでは 10番目に人口の多い都市です。面積 115平方キロメートル(44平方マイル)、北緯 6度08分 東経 102度15分です。
町には多くの宗教建築物、様々な博物館、独特の建築様式を持つ旧王宮(現在もスルタンとスルタナが居住しており、一般公開はされていませんが、外から見学できます)、そしてかつての王室の建物(見学可能です)があります。クランタン川を渡ったワカフバルの町にあるワカフバル・ターミナル駅(マレー鉄道東海岸線)と、ペンカラン・チェパにあるスルタン・イスマイル・ペトラ空港が近くにあります。
コタバルはマレー語で「新しい都市」または「新しい城塞」を意味します。コタ・バハルと表記されることもあります。コタバルは 19世紀後半に創設されました。創設以前、コタバルにはクランタン王宮がありました。1844年、クランタン国王ムハンマド2世が自身の栄誉を称えて新たな州都を建設することを望み、クランタン州の州都としてコタバルが築かれました。それ以前は、コタバルは「クアラ・クランタン(Kuala Kelantan)」として知られていました。コタバルが州都となる前、クランタン州の州都はコタ・クバン・ラブとコタ・ペンカラン・ダトゥの 2つに分かれていました。19世紀のクランタン州は、中国人1,000人を含む約 3万人から 5万人の人口を抱える、繁栄した人口の多い州でした。州内では、金、錫鉱石、黒胡椒、ビンロウの実、米、籐、竹、沈香、ソンケットなどが産出されていました。コタバルは、クランタン川沿いという戦略的な立地条件から、物資の中継地として機能していました。
第二次世界大戦中、コタバルから約 10キロメートル(6.2マイル)離れたパンタイ・サバクは、1941年12月8日に日本軍の最初の上陸地点となり、マレー方面作戦における最初の戦闘である「コタバルの戦い」の始まりとなりました。日本軍はコタバルを占領し、その後もジャングル戦でイギリス軍と激戦を繰り広げ、最終的にシンガポールを占領しました。
コタバルは、1991年7月25日、故イスマイル・ペトラ国王によって、コタバルの歴史と、その独特な芸術・文化という2つの重要な側面に基づき、「文化都市」に指定されました。コタバルは、2005年10月1日にクランタン州政府の政策「イスラムとともに発展する(マレー語:Membangun Bersama Islam(メンバングン・ベルサマ・イスラム))」によって「イスラム都市(マレー語:Bandar Raya Islam(バンダル・ラヤ・イスラム))」に改称されました。
コタバル イメージ(クランタン・イスラム博物館)
コタバルの観光名所としては、ムルデカ広場、第二次世界大戦記念館、クランタン・イスラム博物館(Kelantan Islamic Museum)、イスタナ・バライ・ブザール、クランタン州立博物館、グランガン・セニ、イスタナ・ジャハール、イスタナ・バトゥ、ハンディクラフト博物館、ビーチとしては、パンタイ・チンタ・ベラヒ、パンタイ・イラマ、パンタイ・ダサール・サパ(太平洋戦争開戦時の1941年12月8日に日本軍によるマレー半島上陸作戦で上陸地点となった浜辺)などがあります。
コタバルのホテルは、チェケマ アパートメント ダペルダナ コタバル、ルネッサンス コタ バル ホテル、ビルーズ ホーム @ ペランギ モール コンドミニアム、プレステージ KBCC、ホームステイ KB ワカフ カユ、グリーン ドリーム ホームステイ コタバル、プレステージ ペランギ、ホームステイ バイティルヒサン HUSM クバン ケリアン、ホテル ペルダナ コタバル、KBCC スタディオ アパートメント、カリフ スイート ゲスト ハウス@ダペルダナ コンド スリ セマラン、プレステージ ムティアラ、ザ オウラ オブ トロイカ KB、プレステージ ムティアラ 8、コタバル アパートメント、アン ヌル ホームステイ コタバル、タパン ホームステイ、シマ ホームステイ、タキフ ホームステイ、HAA ゲストハウス ワカフ チェ イーなどがあります。
マレーシアにおけるコタバルの場所が判る地図
地図サイズ:560ピクセル X 340ピクセル
コタバルへの交通アクセスは、飛行機ではスルタン・イスマイル・プトラ空港(コタバル空港)、鉄道ではワカ・バル駅、長距離バスではコタバル・バスターミナルがあります。
コタバルからマレーシア・タイ国境にあるマレーシア側の街ランタウ・パンジャンまで車で約1時間(西へ道なりで44km)、クアラ・トレンガヌまで車で2時間40分(南東へ道なりで160km)、首都クアラルンプールまで車で6時間40分(南へ道なりで440km)です。
マレー半島におけるコタバルの場所が判る地図
地図サイズ:440ピクセル X 440ピクセル
コタバルの交通機関と観光名所およびホテル
- コタバルの交通機関
- コタバル・バスターミナル / Terminal Bas Kota Bharu:長距離バス、コタバル市街中心部からバスターミナルまで車で10分(南西へ道なりで3.5km)
- コタバル・バスステーション / Stesen Bas Kota Bharu:一部の長距離バスと近郊バス
- ミニバス・ステーション / Stesen Mini Bas
- ワカ・バル駅 / Wakaf Bharu Railway Station:コタバル中心部からワカ・バル駅まで車で14分(南西へ道なりで6.5km)、地図外左
- スルタン・イスマイル・プトラ空港(コタバル空港) / Sultan Ismail Petra Airport:クアラルンプールからコタバルまで飛行機で約1時間(マレーシア航空が1日4便程度、エアアジアが1日8便)、コタバル市街中心部から空港まで車で18分(北東へ道なりで9.5km)、地図外右上
- コタバルの観光名所
- コタバル観光案内所 / Pusat Penerangan Pelancongan Negeri Kelantan (Tourist Information Centre)
- クランタン州立博物館 / Muzium Kelantan
- クランタン・カルチュラル・センター / Gelanggang Seni:伝統芸能(影絵など)を見学できる施設
- イスタナ・コタラマ / Istana Kota Lama:王宮
- イスタナ・バトゥ(王室博物館) / Istana Batu (Muzium Di Raja)
- 手工芸博物館(ハンディクラフト博物館) / Balai Getam Guri (Handicraft Village and Craft Museum):凧、バティック、銀製品などクランタン州の手工芸品を展示
- イスラム博物館 / Muzium Islam
- 戦争博物館 / Bank Kerapu (Second World War Memorial):第2次世界大戦関連の資料を展示
- イスタナ・ジャハール / Istana Jahar:1887年に建てられた建物、1階にマレー半島東海岸で造られた布を展示、2階に木彫りの壁面装飾(アラベスク)や生活用品が展示されています。
- マスジッド・ムハンマディ / Masjid Muhammadi
- カンポン・ラウ・モスク / Masjid Kampung Laut:300年前に建てられた木造モスク、コタバル中心部からカンポン・ラウ・モスクまで車で23分(南へ道なりで12km)、地図外下
- コタバルのホテル
- グランド・リバービュー・ホテル / Grand Riverview Hotel:クランタン川辺りに建つコタバルを代表する高級ホテル
- ペルダナ・ホテル / Perdana Hotel:コタバル市街中心部にある高級ホテル
- ルネッサンス・コタバル・ホテル / Renaissance Kota Bharu Hotel:高級ホテル
コタバル地図(Map of Kota Bharu, Kelantan, Malaysia)、Google Map
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