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アトス自治修道士共和国


 アトス自治修道士共和国(Αυτόνομη Μοναστική Πολιτεία Αγίου Όρους 、Autonomous Monastic State of the Holy Mountain)は、ギリシャ北部のアトス半島に居住するギリシャ正教会(東方正教会)の修道士共同体です。ギリシャ正教最大の聖地であり、「アトス山」として世界遺産(複合遺産、1988年)に登録されています。ギリシャ共和国内にありますが、治外法権が認められ、修道院群(20の修道院)による大幅な自治が行われています。首都(中心となる街)は、カリエス(Karyes)です。修道士たちの修行の場ということで、女性はこのエリアに入ることが出来ず、男性の巡礼者のみギリシャ外務省宗教課発行の特別ビザで入域することが出来ます。観光客の場合は、テッサロニキやその周辺の町から出ている観光クルーズに参加することで、海上からクセノフォンドス修道院アギウ・パンテレイモン修道院などを眺めることになります。
 この修道共同体は、アトス半島の境界内で自治権を有しています。ギリシャ外務省は、アトスとギリシャ政府間の関係を管理しています。この共同体には​​20の修道院と付属居住地が含まれます。これらの修道院には、ギリシャをはじめ、セルビア、ルーマニア、モルドバ、ジョージア、ブルガリア、モンテネグロ、ウクライナ、ロシアといった東方正教会の国々を含む多くの国々から集まった約 2,000人の東方正教会の修道士が住んでおり、彼らは世界から隔絶されたアトスで禁欲的な生活を送っていると主張しています。アトス山の修道院には、保存状態の良い遺物、貴重な書籍、古文書、そして歴史的に非常に価値のある芸術作品が豊富に収蔵されており、アトス山は 1988年に世界遺産に登録されています。
 宗教的伝統により、女性はアトス山への立ち入りが禁じられています。
 
ギリシャにおけるアトス自治修道士共和国の位置が判る地図
アトス自治修道士共和国地図
地図サイズ:480ピクセル X 340ピクセル
 
  1. アトス山 / Όρος Άθως / Mount Athos:アトス半島(アクティ半島)の最南端近くにある標高2033メートルの山
  2. カリエス / Karyes:アトス自治修道士共和国の首都
  3. メギスティ・ラヴラ修道院 / Μεγίστη Λαύρα/ Megísti Lávra / Great Lavra:序列第一位の修道院
  4. ヴァドペディ修道院 / Βατοπέδι/ Vatopedi monastery:序列第二位の修道院
  5. イヴィロン修道院 / Ιβήρων / Iviron monastery::序列第三位の修道院
 
アトス自治修道士共和国地図(Map of Konstamonitou monastery, Mount Athos, Greece)
 

 
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