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アトス自治修道士共和国
ヴァドペディ修道院
ヴァドペディ修道院(ギリシャ語:Βατοπέδι、英語:Vatopedi monastery)は、ギリシャ北東部のアトス山にあるギリシャ正教会(東方正教会)の修道院です。この修道院は、歴史上、特にビザンチン時代と 18世紀から 19世紀にかけて、幾度か拡張されました。現在、120人以上の修道士が修道院に住んでいます。「アトス山」の構成要素の一つとしてユネスコの世界遺産(複合遺産)に登録されています。20の独立修道院からなるアトス山修道院の序列ではメギスティ・ラヴラ修道院に次いで第2位に格付けられています。
ヴァトペディ修道院は、後期古代に遡る初期キリスト教の集落跡に建てられています。2000年、ビザンチン古代遺跡局は、現在のヴァトペディ聖堂の北側で、初期キリスト教のバシリカの土台を発掘しました。ヴァトペディ修道院は、10世紀後半にアドリアノープル出身のアタナシオス、ニコラオス、アントニオスという3人のギリシャ人修道士によって創建されました。彼らはアトス山のアタナシウスの弟子です。15世紀末には、ロシアの巡礼者イザヤがこの修道院がギリシャの修道院であったと記しています。
1990年、ヴァトペディは個人修道院(Idiorrhythmic monasticism、キリスト教における修道生活の一形態、共同所有ではなく、修道士が単独で、しばしば孤立して生活するスタイル)から共同修道院(Cenobitic monasticism、共同生活を重視する修道の伝統方式)へと改められました。
女性は修道院への立ち入りが禁止されています。女性立ち入り禁止の起源は、アバトン(異性の立ち入りを禁じるすべての修道院に共通する原則)です。アトス山の場合、山全体が修道院とみなされるようになったため、地域全体が女性立ち入り禁止となっています。
ヴァドペディ修道院 イメージ
ヴァドペディ修道院地図(Map of Vatopedi monastery, Mount Athos, Greece)
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