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モンブラン山塊
グランド・ジョラス地図
グランド・ジョラス(Grandes Jorasses)は、モンブラン山塊に位置するフランスとイタリアとの国境線上にまたがる標高 4,208メートルの山です。グランド・ジョラスは複数の峰を総称した山名で、ウォーカー峰(Pointe Walker、標高 4,208m)、ウィンパー峰(Pointe Whymper、標高 4,184m)、クロス峰(Pointe Croz、標高 4,110m)、マルゲリータ峰(Pointe Margherita、標高 4,065m)、エレナ峰(Pointe Elena、標高 4,045m)、ヤング峰(Pointe Young、標高 3,996m)で構成されています。
グランド・ジョラスの主峰となっているウォーカー峰への初登頂は、1868年6月30日のことで、イギリス人登山家ホレス・ウォーカー(Horace Walker)およびガイドのメルヒオール・アンデレッグ(Melchior Anderegg)とヨハン・ヤウン(Johann Jaun)とジュリアン・グランジュ(Julien Grange)が登頂に成功しました。グランド・ジョラスで2番目に標高の高いウィンパー峰への初登頂は、ウォーカー峰への初登頂より3年早い1865年6月24日のことで、イギリス人登山家エドワード・ウィンパー(Edward Whymper)、スイス人の登山ガイドであるクリスチャン・アルマー(Christian Almer)、フランス人登山ガイドであるミハエル・クロス(Michel Croz)、フランツ・ ビナー(Franz Biner)が登頂に成功しました。
このグランド・ジョラスの北壁(ウォーカー側稜 = ウォーカーバットレス)は、レショー氷河(Leschaux Glacier)からグランド・ジョラス山頂まで高さ1,200メートル立ち上がる壮絶な岩壁で、アイガー北壁とマッターホルン北壁と並ぶヨーロッパ三大北壁の一つに数えられています。
フランスにおけるグランド・ジョラスの位置が判る地図
地図サイズ:440ピクセル X 420ピクセル
グランド・ジョラス地図(Map of Grandes Jorasses, Mont Blanc massif, France and Italy)
グランド・ジョラスと周辺の山および街
- グランド・ジョラス / Grandes Jorasses:標高 4,208m、ヨーロッパ三大北壁の一つ
- カンシオ小屋 / Bivouac É. Canzio
- ペリアード小屋 / Bivouac des Périades
- レショー小屋 / Refuge de Leschaux
- ボッカラッテ小屋 / Rifugio Boccalatte
- ドーム・ド・ロシュフォール / Dôme de Rochefort:標高 4,015m
- ダン・デュ・ジェアン / Dent du Géant:標高 4,013m
- エギュイユ・ド・レショー峰 / Aiguille de Leschaux:標高 3,759m
- エギュイユ・ド・タレーウル峰 / Aiguille de Talèfre
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