ロイヤル・オペラ・ハウス(ロイヤル劇場、英語:ROH = Royal Opera House, London)は、イギリス・イングランドのロンドン中心部、コヴェント・ガーデン(Covent Garden)にある劇場(歌劇場)です。この建物は、以前の使用法にちなんで、単に「コヴェント・ガーデン」と呼ばれることがよくあります。ロイヤル・オペラ・ハウスは、「ロイヤル・オペラ(The Royal Opera)」、「ロイヤル・バレエ(ロイヤル・バレエ団、The Royal Ballet)」、「ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団(Orchestra of the Royal Opera House)」(現在はまとめて「ロイヤル・バレエとオペラ(Royal Ballet and Opera)」として知られています)の本拠地です。
この場所に最初に建てられた劇場、シアター・ロイヤル(1732年)は、その歴史の最初の 100年間は主に劇場として機能していました。1734年に最初のバレエが上演されました。1年後、ジョージ・フリードリヒ・ヘンデルによる最初のオペラ・シーズンが始まりました。ヘンデルのオペラやオラトリオの多くは、コヴェント・ガーデンのために特別に書かれ、ここで初演されました。現在の建物は、以前の建物が 1808年と1856年に壊滅的な火災に見舞われた後、この場所に改めて建てられた 3番目の劇場です。ファサード、ホワイエ、講堂は 1858年に建てられたものですが、現在の複合施設のその他のほぼすべての要素は 1990年代の大規模な改築によって建てられました。メイン・ホールは 2,256席でロンドンで 3番目に大きく、4層のボックス席とバルコニー、円形劇場のギャラリーで構成されています。プロセニアムの幅は 14.80メートル(48フィート7インチ)、ステージの奥行きは同じで高さは 12.20メートル(40フィート0インチ)です。メイン・ホールはイギリス指定建造物 1級(グレード I)に認定されています。
ロイヤル・オペラ・ハウスのカンパニーは 2024年に「ロイヤル・バレエ・アンド・オペラ(Royal Ballet and Opera)」に改名されましましたが、建物はロイヤル・オペラ・ハウスの名称のままです。
コヴェント・ガーデン地区は劇場の多いエリアで、ロイヤル・オペラ・ハウスの他にも、ライシーアム劇場(ライセウム劇場、Lyceum Theatre)、ドゥルリーレーン・シアター・ロイヤル(Theatre Royal Drury Lane)、ノヴェロ劇場(Novello Theatre)、オルドウィッチ劇場(Aldwych Theatre)、シャフツベリー・シアター(The Shaftesbury Theatre)、ケンブリッジ劇場(Cambridge Theatre)、アーツ劇場(Arts Theatre)、ウィンダムズ劇場(Wyndham's Theatre)、ヨーク公劇場(The Duke of York's Theatre)、アデルフィ劇場(Adelphi Theatre)などがあります。