ロンドン橋(英語:London Bridge)は、イギリス・イングランドのロンドンを流れるテムズ川に架かる橋です。「ロンドン橋」という名前は、ローマ時代からロンドン中心部のシティ・オブ・ロンドンとサザーク地区の間をテムズ川に架けられたいくつかの歴史的な橋にちなんで付けられました。1973年に開通した現在の橋は、コンクリートと鋼鉄で造られた箱桁橋です。この橋は 19世紀の石造アーチ橋に代わるものであり、そのアーチ橋は 600年前の石造中世の建造物に取って代わりました。この中世の広い橋は、道路のほか、その歴史の大部分において、シティのブリッジ・ワードの一部である住宅や企業の広大な市街地を支え、サザーク地区の南端は大きな石造りのシティ・ゲートウェイで守られていました。中世の橋の前には、一連の木造橋が建てられ、その最初の橋は西暦 50年頃にローマ人がロンドン(ロンディニウム)を建設した時のものです。
現在の橋は、プール・オブ・ロンドン(Pool of London、シティ・オブ・ロンドンのテムズ川岸辺)の西端にあり、以前の橋の位置から 30メートル(98フィート)上流に位置しています。中世の橋へのアプローチは、北岸の聖マグナス殉教者教会(St Magnus-the-Martyr)と南岸のサザーク大聖堂(Southwark Cathedral)によって目印が付けられていました。1729年にパトニー橋(Putney Bridge)が開通するまで、ロンドン橋はキングストン・アポン・テムズ(Kingston upon Thames)下流のテムズ川を渡る唯一の道路でした。ロンドン橋は、童謡「ロンドン橋は落ちた」や T. S. エリオットの叙事詩「荒地」など、芸術、文学、歌の中でさまざまな形で描かれてきました。
現代の橋は、シティ・オブ・ロンドン・コーポレーションが監督する中世起源の独立慈善団体「ブリッジ・ハウス・エステート(Bridge House Estates、1282年設立、シティ・ブリッジ財団(City Bridge Foundation))」によって所有および管理されています。この橋は、グレーター・ロンドン・オーソリティーが管理するA3道路が通っています。この橋は、ロンドン橋とタワーブリッジの間のテムズ川南岸に沿った地域を区切っており、ビジネス改善地区として指定されています。