ジャーヴィス島(英語:Jarvis Island)は、南太平洋の南緯0度22分 西経160度01分の位置にある環礁で、アメリカ合衆国の領土です。アメリカ合衆国がオセアニアとカリブ海に領有する島々を総称する「合衆国領有小離島(United States Minor Outlying Islands)」の一つです。ジャーヴィス島国立野生保護区に指定されています。中央ライン諸島の西端に位置する無人島です。飛行場や投錨地(港湾施設)はありません。19世紀後半にグアノ採掘(肥料の原料、海鳥の糞などが化石したもの)が行われ、グアノが枯渇した後は放棄され、1935年にアメリカ合衆国が再度領有を宣言し測候所を設置し第2次世界大戦の1942年まで観測が続けられました。ジャーヴィス島の北西部にミラーズヴィル(Millersville)と呼ばれる場所があり、その場所が測候所の跡地です。ハワイ諸島オアフ島のホノルルからジャーヴィス島まで直線距離で南南西へ2430キロメートルです。ジャーヴィス島の最寄りの島は、キリバス共和国の北ライン諸島キリスィマスィ島で、ジャーヴィス島からキリスィマスィ島まで直線距離で北東へ380キロメートルです。