ガダミス(グダーミス、英語:Ghadames (Ghadamis)、アラビア語:غدامس、ベルベル語:ʕadémis)は、リビア北西部トリポリタニア地域に位置し、西部内陸のナールート県にあるオアシス都市です。リビア・アルジェリア・チュニジア三国の国境近くに位置する街です。ガダミスの人口は 約1万人(2011年現在)、海抜 330メートル、北緯 30度08分 東経 9度30分です。古代ローマ時代に造られた街「キュダムス(Cydamus)」がガダミスの起源で、19世紀までサハラ交易の中継地として栄えました。旧市街はオアシス都市として栄えた時代の雰囲気が残されており「ガダミスの旧市街(Old Town of Ghadamès)」の名称でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録(1986年、2006年~危機遺産)されています。
ガダミスの観光名所としては、ガダミス博物館(Ghadames Museum)、ハイ・アルサラム・モスク(Masjid hayi alsalam)、アル・アーティク・モスク(Al Aatiq Mosque)、アムラネ・モスク(Amrane Mosque)、ブグダムス・モスク(Bgdams old mosque)、オスマン・イブン・アファン・モスク(Othman Ibn Affan Mosque)などがあります。