クエンカ(スペイン語:Cuenca, Ecuador、正式都市名:Santa Ana de los Cuatro Ríos de Cuenca(サンタ・アナ・デ・ロス・クアトロ・リオス・デ・クエンカ))は、エクアドル共和国のシエラ(アンデス地域)南部のアスアイ県にある都市で、アスアイ県の県都(県庁所在地)となっている街です。クエンカの人口は 329,928人(2010年国勢調査)、クエンカ都市圏人口 661,685人(2010年国勢調査)、エクアドル国内ではグアヤキルと首都キトに次いで 3番目に人口の多い街です。面積 70.59平方キロメートル(27.25平方マイル)、海抜 2,560メートル(8,400フィート)、南緯 2度53分51秒 西経 79度00分16秒です。旧市街はスペイン植民地時代に造られた教会などの建物や石畳の道が残され、「サンタ・アナ・デ・ロス・リオス・デ・クエンカの歴史地区(Historic Centre of Santa Ana de los Ríos de Cuenca)」の名称でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録(1999年)されています。
クエンカの観光名所としては、旧大聖堂(エル・サグラリオ教会、Old Cathedral(Iglesia de El Sagrario)、1557年築)、新大聖堂(クエンカの無原罪懐胎大聖堂、New Cathedral(Cuenca Inmaculada Concepcion Cathedral)、1880年築)、アスアイ県裁判所(Azuay Provincial Court of Justice)、ベニグヌーノ・モロ博物館(Benigno Molo Museum)、クエンカ中央銀行博物館(Museo Banco Central Cuenca)、ロト石橋(Roto Ancient Bridge)、クエンカ市庁舎(Cuenca City Hall、ボリバル通り)、アブドン・カルデロン公園(Park Abdon Calderon)、エル・カルメン・デ・アスンシオン修道院(Monastery of El Carmen de Asuncion、1682年創建)、ラ・コンセプシオン修道院&博物館(Monastery and Museum of La Concepcion、17世紀の墓と完成度の高い宗教美術品コレクションが見所)、聖三位一体カトリック大聖堂(Basílica Católica de La Santísima Trinidad)、サン・セバスティアン教会(Iglesia San Sebastian)、トドス・サントス教会(Iglesia de Todos Santos)、ラ・メルセド教会(Iglesia La Merced)、ブエン・パストル教会(Iglesia El Buen Pastor)、コラソン・デ・イエス教会(Iglesia Católica Corazón de Jesús, Cuenca、カトリック教会)、グゾのカルメン教会(Iglesia Católica de El Carmen de Guzho)、サント・ドミンゴ教会(Church of Santo Domingo)、レミヒオ・クレスポ・トーラル市立博物館(Municipal Museum Remigio Crespo Toral)、アボリジニ文化博物館(Museum of the Aboriginal Cultures)、プマプンゴ美術館(Museo Pumapungo)、金属博物館(Museum of Metals)、アマル動物園(Amaru Zoológico Bioparque)、ルス公園(Parque De La Luz)などがあります。