ベナン：ポルトノボ - 旅行のとも、ZenTech

ポルトノボ地図

　ポルトノボ（ポルト＝ノボ、フランス語/英語：Porto-Novo、ポルトガル語で「新しい港」という意味、ヨルバ語：Àjàṣẹ́、フォン語：Xɔ̀gbónù、ホグボヌ（Hogbonu）やアジャシェ（Ajashe）とも呼ばれる）は、アフリカ大陸西部のベニン湾岸（大西洋の一部であるギニア湾に繋がる湾）にあるベナン共和国の憲法上の首都となっている都市で、ウェメ県の県都にもなっています。なお政府機関・国会・最高裁判所などの首都機能はコトヌーにあります。同国で 2番目に大きな都市です。このコミューンは 110平方キロメートル（42平方マイル）の面積を誇り、2013年時点では人口 264,320人（2002年時点では人口 223,552人）、ベナンではコトヌーに次いで 2番目に人口の多い街です。海抜 38メートル（125フィート）、北緯 6度29分50秒東経 2度36分18秒です。
　1863年、イギリス軍の砲撃を受け、ポルトノボはフランスの保護を受け、1900年にはフランス領ダホメの首都となりました。1960年のベナン独立後、ポルトノボは公式の首都としての地位を維持し、コトヌーは経済・行政の中心地として台頭しました。
　国土南東部、ギニア湾の入り江に位置するこの都市は、もともとポルトガル帝国が主導した大西洋横断奴隷貿易の港として発展しました。ベナンで 2番目に大きな都市であり、公式の首都であるポルトノボには国会が置かれていますが、政府の所在地はより大きな都市であるコトヌーであり、ほとんどの政府庁舎が置かれ、政府機関が機能しています。
　ポルトノボという名称はポルトガル語に由来し、文字通り「新しい港」を意味します。ベナンの公用語であるフランス語でも、このポルトガル語名称がそのまま使われています。

ポルトノボイメージ（ポルトノボ・グランド・モスク）

　ポルトノボの観光名所としては、ポルトノボ・グランド・モスク（Grande Mosquée）、ポルトノボ大聖堂（Porto Novo Cathedral）、ポルトノボ民族学博物館（Porto-Novo Museum of Ethnography）、トファ王の宮殿（King Toffa's Palace）、ガーデン・プレイス・ジャン・バヨル（Jardin Place Jean Bayol）、ダ・シルヴァ博物館（Da Silva Museum）、イセバイェ財団博物館（Isèbayé Foundation、ブードゥー教やベナン人の歴史を紹介）、国会議長官邸（Palais de Gouverneur）、ウアンド市場（Ouando Market）などがあります。

　ポルトノボのホテルは、ホワイトホースホテルポルトノボ、ツアーエッフェルホテルベナン、センターデカルチャーアカンガ、レジデンスオアダダ、ホテルドゥラック、ホテルカーサコーネリア、ホテルボーリヴァージュ、ホテルタヒチベナン、ホテルノヴェッラプラネット、ホテルフリーダムパレス、ホテルレアンバサダー、ホワイトホースホテルベナン、ホテルエイラワジェ 2、アートレジデンス、パレッテプラネテゲストハウス、ホテルルキャピトルポルトノボ、ノラホテル、ホテルヴィエヌーヴェル、クイーンズホテル、ホテルサファリなどがあります。

ベナンにおけるポルトノボの位置が判る地図

地図サイズ：340ピクセル X 520ピクセル

　ポルトノボへの交通アクセスは、ベナンの事実上の首都コトヌーからポルトノボまで車で 58分（東北東へ道なりで 41.8km）、エクペから車で 36分（北東へ道なりで 24.8km）、ドジェルグベ（Djéregbé）から車で 17分（北へ道なりで 9.0km）です。ポルトノボからサケテまで車で 44分（北へ道なりで 33.7km）、ポベまで車で 1時間25分（北へ道なりで 63km）、ケトゥまで車で 2時間（北へ道なりで 120km）です。ポルトノボからナイジェリアの最大都市ラゴスまで車で 3時間15分（東へ道なりで 120km）です。

ポルトノボ地図（Map of Porto-Novo, Republic of Benin）

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