ハリム・ペルダナクスマ国際空港(Halim Perdanakusuma International Airport, IATA: HLP)は、インドネシアの首都ジャカルタにある軍民共用空港で、ジャカルタ市街中心部から南東へ約8kmの場所に位置しています。この空港は1985年にスカルノハッタ国際空港が開港するまでは、ジャカルタへの全ての国際線がこの空港に就航しておりジャカルタのメイン空港となっていました。空港名は、インドネシア航空界のパイオニアとして知られ、1947年にインドからの帰途でマラッカ海峡での嵐によって墜落死した飛行士ハリム・ペルダナクスマ(Halim Perdanakoesoema)に因んだ名称です。1960年代には、ハリム・ペルダナ・クスマ空軍基地(Halim Perdana Kusumah Air Force Base)と呼ばれていました。
現在このハリム・ペルダナクスマ国際空港は、小型のターボプロップ機やチャーター便などを運航する航空会社によって使用されています。またインドネシア空軍の主要な軍用飛行場として利用され、第31戦闘飛行隊と第17要人輸送隊が基地としています。首都ジャカルタに近いため、大統領や政府要人および政府関係者が利用する空港となっています。2007年にインドネシア訪問したアメリカ合衆国のブッシュ大統領もこのハリム・ペルダナクスマ国際空港を利用しています。またスハルト元大統領の葬儀の際(2008年1月28日)には、この空港から中部ジャワ州ソロ(スラカルタ)へ遺体が運ばれました。
名前:ハリム・ペルダナクスマ国際空港 / 英語:Halim Perdanakusuma International Airport / インドネシア語:Bandar Udara Halim Perdanakusuma
所在地:ジャワ島ジャカルタ首都特別州ジャカルタ エリア:ジャカルタ中心部から南東へ約8キロメートル
ハリム・ペルダナクスマ国際空港 地図(Map of Halim Perdanakusuma International Airport, Jakarta, Java Island, Indonesia)