シアヌークビル国際空港(Sihanoukville International Airport, IATA: KOS)は、カンボジア南部のタイランド湾に面するシアヌークビルにある空港で、シアヌークビル市街中心部から東南東へ約18kmの場所に位置しています。この空港は、カンボジア国内ではプノンペン国際空港とシェムリアップ国際空港に次いで3番目に大きな国際空港です。ただし国際空港といっても、2011年1月現在で国際線・国内線を含めて定期便は一つもありません。空港には「カンケン空港(Kang Keng Airport)」の別名があります。IATA空港コードの「KOS」は、シアヌークビルの旧名である「コンポン・ソム(Kompong Som)」に由来しています。
このシアヌークビル国際空港は、元々は1960年代にソ連の援助で建設された空港が始まりです。クメール・ルージュ(ポルポト派)の時代とその後の内戦時代のカンボジア混乱期は空港が閉鎖され、ようやく2007年1月15日に正式に再開されました。現在の空港の滑走路は、長さが2200メートルあり、ボーイング 737などの中小型ジェット旅客機が離着陸可能です。
名前:シアヌークビル国際空港 / 英語:Sihanoukville International Airport
所在地:シアヌークビル特別市 エリア:シアヌークビル市街中心部から東南東へ約18キロメートル
シアヌークビル国際空港 地図(Map of Sihanoukville International Airport, Sihanoukville, Cambodia)