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HISの台湾旅行:3日目


 本日は、母の目的である「故宮博物院」へ行く日です。
 そうは言っても、ZenTech としては46時中両親の面倒を見るのは疲れるので朝一番は私だけの自由時間としてもらいました。何をするかと言いますと「早朝の近代建築巡り」です。6時前に起きて、6時半にホテル出発、好きな建物を見物し8時半ごろにホテルへ戻るのです。回遊エリアは台北駅南部の官庁街です。二二八和平公園で国立台湾博物館・二二八紀念碑・二二八紀念館、台湾銀行総統府、国防部(ここは普通の建物)、交通部、司法院台北賓館、外交部と総なめにして、紅樓劇場(日本統治時代の西門市場)・中山堂(旧台北公会堂)・合作金庫銀行を見て、旧台北城の東門やちょっと前まで国民党中央本部であったビルを眺め、隣の台湾大学医学院、最後はレンガ造りの台大医院 旧館。ふ〜、忙しかった。2時間で終わるはずも無く、ホテルへ帰りついたのは9時過ぎ「ごめんよ、とうちゃん・かあちゃん」、10分ほど休憩して、いざ行かん故宮博物院。
 
 われわれの宿泊しているホテル(富都大飯店)は地下鉄駅に近いので、故宮博物院へは地下鉄+バスで簡単にいけるのですが、今回の台湾旅行は両親を伴っているので極力体力を使わないように(ZenTechもラクをしたい)ので、バンバン タクシーを使いました。実は、母としては運転が乱暴なのでビビリまくりで地下鉄のほうが良かったらしい。そんなことは、おかまい無しにタクシーで「ピュー」と故宮博物院へ・・・。いや〜、お金は掛かるけど(ホテルから故宮博物院へは約200元)、早いしラクですね。台北のタクシーは、何も言わなくてもメーターで走ってくれるし、遠回りもしないので安心です。
 
故宮博物院  10時過ぎには到着し、11時半に再度集合ということでそれまでは自由行動。故宮博物院を夢にまで見たであろう母は「ピュー」と館内に飛んで行き、不安そうな父を残し、ZenTechは父へ「じゃ、後で」と一言いって消えました。「ごめんよ、とうちゃん、ワシも見たいんだよ」と心の中で言いました。2004年に訪れた時は、リニューアル工事中で一部の収蔵品のみ展示だったのですが今回はリニューアルオープン後のため全面的に改装され多くの展示がありました。展示方式が時代毎になっているが私には難点でした(昔は収蔵品のジャンル毎に展示で、陶磁器なら陶磁器コーナーにまとめて、時代的な変化を見られるように展示されていました)。
 空いているうちに早めの昼食をと考えて11時半に集合としたのですが、母が待てど暮らせど・・・、12時にやっと戻ってきました。本人曰く「11時に戻ってきたけど、居なかったから、お土産屋を見て、また館内を見てきた」とのこと、う〜ん、さすが我が母である。「11時半」は全然聞いていなかったようです。2007年2月時点では、食堂は工事中でした。館内に2箇所・軽食喫茶があるのでそこで昼食にしました。サンドウィッチとジュースです。量が比較的多め。30分ほど休憩し、今度の集合時間は3時。母には5回くらい時間を念押ししたのは言うまでもありません。美術品には全く興味の無い父ですが、我慢してか、それなりに楽しんでいるのかは不明ですが、文句も言わず午後も故宮博物院でいいようです。まぁ、嫌だといってみたところで一人では何処へも行けないので何も言わないのでしょう・・・。
 
 ZenTechにとって、今回の故宮博物院で最も良かったのは北宋時代の青磁です。リニューアル記念として「大観」と名付けられた特別展があり、故宮博物院の収蔵品だけではなく日本を含めた国々の博物館の所蔵する北宋時代の青磁器が一堂にかいして展示されていました。人気のコーナーで入口には行列が出来、10分待ちでしたが充分価値がありました。
 ちょっと残念なことがありました。それはこんな光景です。日本人団体を引き連れた、台湾人のガイドさんが「あ〜、一杯ですね、でも大丈夫、この辺はカスだから見なくてもい〜です」なんて言っているのです。それを聞いて笑う日本人の団体・・・。「カスは、お前だぁ」とZenTechは心の中で叫びました。時間の無いツアーだから、イチイチ並ぶ暇が無いのは判りますが嘘は良くありません。正直に「とても良い展示がありますが、時間の都合で見られません」って言えばいいのに。
 
 母も見飽きたのか3時前には戻ってきました。館内の地階にあるお土産屋に向かいました。ピンからキリまでの商品があります。小物を沢山買いました。買ったお土産はこんなものです。普段は、けちな父も結構買いましたね。閉館まで時間があったので、別館(図書文献館)で開催されている「世界文明の瑰宝:大英博物館250年収蔵」を見に行きました。故宮博物院のリニューアルオープンを記念した特別展で大英博物館の収蔵品を展示していました。激コミ状態でした。父に甘えて「入場券代だして〜」と言うと、500円玉を出しました・・・。ZenTechは優しく「ここ台湾だから・・・」と優しく言うも、本人は台湾のお金だと言い張ります(多分50元と勘違いしている、色的には黄銅系でサイズが500円より若干大きい)。「とーちゃん、ボケてる・・・」とはとてもとても言えず、後で母に聞いてみた「さっきのは冗談だよね」と、母は「あれは本気」とのこと、あ〜心配。そもそも、50元では一人分の切符すら買えません。お一人様250元、結構高いです。
 大英博物館展は、人の海を泳いでいるようなものでした。展示内容は古代から近代まで、地域もヨーロッパはもちろんアフリカ・アジア・南北アメリカとロンドンの大英博物館にある展示品の代表作(といっても2級品)を台北に持ってきた感じでした。「今日はロンドンも見られて良かったね」と言いつつ、タクシーでホテルに帰りついたのでした。
 
 夕食は、初日と同じホテルのレストランにしました。今日は失敗しないように少なめに注文し、昨日断念した小籠包をここで食べました。(生まれて初めて食ったのでアレですが)富都大飯店の小籠包はダメですね。堪能には程遠い夕食ですが、中級ホテルのレストランなので仕方がありません。
 
龍山寺  食事を終えて部屋に帰り「どうする?」となりました。「ZenTechは出かけるけど、ついて来る?」って意味です。父はホテルに残るというので、母を連れでお出かけ。結構、親孝行ものかもしれない。ということで「龍山寺」へ行くことにしました。台北で最も由緒ある古刹は並ではありません、夜の8時をまわっていましたがかなりの人出です。春節なので日本で言うと初詣でしょうか。
 龍山寺を見た次は、歩いて10分の場所にある「華西街観光夜市」に行きました。ヘビを見せて母をビビらせて楽しもうと思ったのですが、今ではヘビ料理をやっていないのか店頭では見かけませんでした。あ〜残念、西門町(繁華街)まで歩いて地下鉄で帰ることにします。大体の方向は判っているつもりでしたが、見事に迷いウロチョロ。道に迷ったのは母には楽しかったらしく、台北の良い思い出になったそうです。知らない街をブラブラ歩くのが楽しいのは、母からの遺伝子だったのですね。
 
本日の歩いた距離:21.97km
 
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